フラメンコ納め

踊れると最高にカッコいいのがフラメンコだ!
が、踊り通すにはたくさんのものを捨てなければならない。
フラメンコに限らず、そうしなければ彼岸にはいけないが。

私はフラメンコのために彼岸にはいけない。
まだ、行く勇気がない。
こっち側にまだ未練がある。

でも、行くような行かないような、だましだまし、ずるずると続けていた。2年前に貧血の抜本治療をしてから、一気に体調がよくなったけれど、のめりこまずに用心して月に一度程度通っていた。
いっそ、すっぱりやめればいいのに?
止めるには忍びなかった。魅力が多すぎた。
先生が超素敵だったし(鈴木敬子さん)、代理教師の先生も素晴らしい方ばかりで強く惹かれた。

が、どうにもかたずけなければならないことがあり、今日で一端、退所。
来年にもう一度、チャレンジすることにした。

1回、ちやんと踊りとおしたい。

それには持続的に通える環境が必要だ。

今はその時間がない。

踊りとおせるとあんなにカッコいいものはない。

それに魅せられて負けず嫌いの打たれ強い、あきらめない気力と体力に恵まれた女性たちがチャレンジしていく。
チャレンジし続けるにはお金も時間も家族(や彼氏)の理解も必要だ。
前述の条件以外にこの三つがそろっている人が残れる。

踊り通すには「私はやるんだ!」という捨て身の覚悟が必要だ。
それに拍手を送ってくれる家族や彼を持つ人は本当に幸せだ。

しかし、転調がある。
若くてキレイなときに踊るフラメンコ。応援してくれていた人がいなくなったときに踊るフラメンコ。
いいときも悪いときも、踊りとおせるか?
私は踊り通すんだと思えるか?

私がこの数年、フラメンコから学んだことはそのことだった。
あんた、捨て身の覚悟で板の上で踊り通して、すべてをさらして人の審判を受ける勇気あんの?
さあ、どっからでも見てよ。私は私よ。これが赤裸々なアラウンド××歳の私よーーーー。

私はまだその腹が固まっていない。

未練がありすぎる。

この未練を捨てることが出来たとき、きっと成長できるんだろうと思う。
来年、また教室に通う時、そのことに向き合い、一歩でも成長を信じて、一端、フラメンコ納めの今夜。

by yoshi-aki2006 | 2009-11-04 23:49 | 感謝 | Comments(5)  

Commented by izumi at 2009-11-05 10:09 x
フラメンコ納め!ちっとも知りませんでした~
審判を受ける勇気か・・・私はとくに意識してないなぁ。
自分が楽しいから踊る。ただそれだけ。
それでいいとも思うんですが・・・
お忙しいからレッスン通うのも大変かと思いますけど、
また気が向いたら来てくださいね!ともかくお疲れ様でした!
Commented by yoshi-aki2006 at 2009-11-05 12:42
izumiさま
昨日も踊っている最中、外反母趾はうずいて痛かったのですが、「オラッ」という気力がわいてきて「納めたくないなあ・・・・」と思っていました。が、来年23日締め切り品があるため、どうでも時間が確保できないので、3月フェスタ後にまた復活します。ブレリアも行くかも(^^)


izumiちゃんは練習するし、体も出来ているし、楽しめるということは素晴らしいよね。
その楽しさが舞台で表現できているから見ている人が吸い込まれていくんだと思います。

12月、出るんだよね。観にいけたらいくからね~!
よろしくでーす。
Commented by izumi at 2009-11-06 09:01 x
あ、12月のは私は出ないんですよ~
照明係に徹するのです(笑)
3月はたぶん出ます。ご都合合えば、きてくださいね~
Commented by ココナッツ at 2009-11-10 17:18 x
フラメンコお休みされるのですね。
気分を変えるとまた違った考えが芽生えてくるのではないでしょうか。
Commented by yoshi-aki2006 at 2009-11-12 10:03
ココナッツさま
ご無沙汰しています! フラメンコは私の場合、「見ているほうがいいなあ」と感じている自分がいて、「つくずく、横着な人間だ」と感じた次第です。あんなに大変なことを成し遂げるのは私にとってエベレスト登山にも匹敵するくらいはるかなことです。でも、踊りとおせたとき違う風景が見えてくるのでしょう。先に退所したある方と「趣味程度に踊るのとプロになるくらい練習するその間で、錯覚していることがあるよね」としみじみ話をしました。「私たちはその錯覚に気がついたのだから、趣味の世界にいなければ」と。
プロとしての板の上は私は株式評論家なのだと強く自覚して、選択と集中を改めて実践した次第です。

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