大人気ない大人の増殖

あなたほんとに、大人気(おとなげ)ない人ですねえ!

ちょっと前に一周り以上も年上の男性に思わず、バチンと言葉のパンチを繰り出した。
ものすごく頭の回転が早い人で、仕事振りもすばらしく、かねがね尊敬していた人だった。
が、時代は彼の才能を使いこなせず、もっと出世してもよかった人だったのに、学歴の割りにサラリーマンとしては日陰道だった。

そんな鬱屈が年下の、とりわけ面と向かってはむかってくることのない女性(私も一応この範疇に入っていたと思う)に向かってきて、結構、言葉の暴力(いやみ、みたいなもの)や嫌がらせ(というほどのものでもないが、わざと忙しい時期に煩雑なことを無理無理押し付けてくるようなこと)があり、そんなことを彼からされた人の中には対立が抜き差しならなくなった相手もいるけれども、多くの人は私も含め、「男のヒステリー」と大目に見てそういう時はまともに相手にしなかった。

甘えているんだ、くらいにほうっておいた。

が、続けて四回くらい、ちょっと捨て置けない、という言動があり、そこで「怒ると疲れる。エネルギーがもったいない」と最近、めっきり怒らなくなった(これでも)私も冒頭の言葉をバチンと投げたわけだ。

相手が際限もなく崩れかかっている土石流みたいな状態なので、こちらは土嚢のような一撃を放つ必要があった。
こういう強い言葉は満座で投げるに限る。みんなの前で言えば、話は早い。どうせ後でいろいろ言われる。
だったらできるだけ多くの人の前で言ったほうがいい。

あなた、大人気ないよ。

男じゃないよ。

男がすたる。

このブログに以前、「美人がそんなことしたらあかんわ」とか「美人がくよくよしていたらだめだよ」とかいい言葉をもらって落ち込んだとき、立ち直れたと書いてくれた人がいたが、水も滴るいい男はそんなことしないよ、という意味で私もその男性に、

いい男がすることじゃないよ。
大人気ないよ。

といいたかったわけだ。賢い人だから腹の中はどうかしらないけれど以降、面と向かっての失礼な言動はなくなった。

ところで、最近たてつづけに子を虐待する親の話を見聞した。腹の虫の居所が悪いときには台所に足を踏み入れただけでまな板で女の子の顔を鼻の骨が折れるほど殴る母親。

信じられないようなひどいことを腹を痛めて生んだ子供にする人々。

識者が「むかしは継子を虐待するケースが多かったが近年は実の子にするケースが多い」と指摘する。
なんで腹を痛めた子を虐待するのだろう?

これこそ大人気ない。
大人になりきれずに、大人になんかなりたくなかったのに大人になってしまった大人のいらいら?

私のように相手に「大人気ないよ!」と相手を一喝することもできない幼い子供たちの惨状に何かできないかと真剣に思う。
埼玉県の取り組みでは生活保護を受けている家庭の子供にボランティアが教育機会を提供しているとのこと。
生活保護家庭でなくても、虐待されている子供にひどい親から自立できる手立てを授けることができないか、ライフワークとして考えてみようと思う。

私だって一人の人間としてひどい仕打ちにしっかりNOといえるまでに半世紀はかかったと思うし今だって、これで足りているかどうか、はなはだ自信はない。

ましてや小さい子供ならなおさらだろう。

by yoshi-aki2006 | 2010-10-19 09:54 | 人間考察 | Comments(2)  

Commented at 2010-10-22 00:23 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yoshi-aki2006 at 2010-10-23 14:27
はい、私も近々行動しようと思っています。虐待が虐待の連鎖を生むこと。虐待が貧しさとけして無関係ではないこと、子供や母親の両方をなにか支援することはできないか、よく考えてみます。ぜひ、いろいろご意見をお願いいたします。

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