経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ   ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/fp-money/

by yoshi-aki2006

日本経済注意報

東日本関東大震災に遭遇して、人の体感温度が違うことを痛感させられます。
大きく揺れている最中、建物の壁に背をつけてガラスが降って来ない位置に身を寄せていると、坂道を歩いている人が私を見て、「だいじょーぶだよー。あはは、オーバーな」というような表情で配送かなにかの仕事を続けておられました。

昨日のスーパーは入場制限で相変わらずパン、米などが売り切れていましたが、スーパー内に出店している物販のパート・レジ担当の女性は「大騒ぎしなくてもいいと思うんですけどねえ」と笑っていました。

いずれの方も戦後すぐのお生まれのようで、高度成長、昭和平成太平楽とともに歩んできた人たちです。

まったく体感温度が違うと思いました。
世界最大級のマグニチュードで東日本が壊滅状態なのですよ。
国土の少なくとも何分の一かは消失しているのですよ。
死者が万単位なのですよ。

日本は景気回復のないままに財政赤字。
よくやっているといえ、内閣はあのありさま。
頼りにできますか?
できないでしょう?
もし、あの内閣が取締役会の会社に投資できますか?
できないでしょう。

あの内閣で日本に明日はありますか?
私は厳しいと思っています。

たとえば株の銘柄として捕らえるならとても安心して投資できる対象ではないと言うことです。

体感温度がこの危機に際して、急激にリスク意識に目覚めてアドレナリンがばくばくという状態になるのは
2014年から2015年であると思います。

もうすぐです。

大至急、自分の経済状態を見直したいものです。
景気回復なき日本失速が目の前です!

追記
ではアメリカは大丈夫かということですが、アメリカは原油価格が下落すると今回の日本の地震の影響を受けて急速に失速するでしょう。
アメリカの国債を購入しているのは中国と日本。
その日本が地震で財政赤字のそのまた赤字。
世界の債権国の日本は外国の債券を売って用立てるとした場合、アメリカは中国だけに米国債を買ってもらうのでしょうか?
そんなことはできないでしょう。

するとサウジなどのアメリカ寄りのオイルマネーが頼りになります。
オイルマネーは石油価格が上昇していれば潤います。

一時的に円高になるため日本は高い円で高い原油を買うことになりコストは大きく変動しない印象ですが、
円安になったとき原油価格が高いままだとオイルショックのときのように株は下がり、経済はマイナス成長になります。

アメリカ経済も綱渡り状態になると思います。
中国、ロシアとどう関係していくのか、かつて来た道を思い出しながら慢心せずに行きたいものです。
by yoshi-aki2006 | 2011-03-15 02:55 | マネー | Comments(0)