4割のバイヤス~油断禁物の法則

人は他人のことを実際よりも2割、ネガティブに見たがり
自分のことは実際よりも2割、ポジティブに見たがるそうだ。

ということは4割バイヤスがかかっているわけですね。

人は老けてみて自分は若く思う。よくありますね。「私50歳」と年齢を明かす人に「うわー、お若い」といいながら心の中で「年の割にはすんごい老けてる」と思うみたいな。

行動では「こんなことくらい平気だ」と思ってやってしまうのだけど4割のバイヤスなので人からは「とんでもないことをしている」と見られていることになります。

なんでこんなことを思いついたかというとある男性が年下のいけ好かない奴にいちおう仁義を切ろうと名刺をさしだしたそうな。

するとその若造は鼻先でふふんと笑い、名刺もくれなかったのにもかかわらず、翌日から商売のための販促ツールはきっちり配信するようになったのだという。

そんな奴、そのうちドツボにはまるよ。見ててごらんなさい。
私は彼を励ました。

された側とした側には4割の法則が横たわり、それが倍返しで返ってくる怖さを知らない。
いいことをしたら幸せが、そうでないことをしたらそうでないことが不思議に返ってくるのがわからない若造の未熟さを笑いなさいと。

そういえるのも、そういうことは私もされたことがあるし、自分も同じようなことを人にして、双方の痛い経験から学んだからです。

人はしたことは忘れてもされたことは絶対忘れない。
これが4割のバイヤスの怖さです。

私の場合、今でも、したことは忘れてもされたことは何年前のことでも思い出しますね。

そして、なんであの時、「名刺返してくださいよ。あんたみたいな自分の名刺も切らん奴に名刺代が惜しいわ」といって名刺を回収しなかったのかと今も生きている二人のおっさんに煮えたぎります。

もっともその時、私にも落ち度がありました。
一人目の人は政治家にさえ失礼に対応するあの人で、こちらは駆け出しの20歳前半。フンてな思いで軽く思われたんでしょう。なんであんな失礼な人が四半世紀以上もテレビに出続けているのかというとマスコミの人には徹底的に謙虚だし、尽くしまくるからです。つまり、彼はだれが顧客かよくわかっている。
その点で出演者ではあっても観客に真に人気のある人かどうかは疑問です。そうしたことになにくそという思いを喚起されたので、恩人といえます。

大証券から大学教授に転がったもう一人は大学教授という経歴ロンダリングがああした尊大な態度になるのだと気ずきました。外資系の帰国子女にはモミ手ですりよる卑屈さも観察させてもらえ、けっきょくああした経歴の人ほど「尊大な人」ぶるのだと気が付いたので、これもそういうことを気付かせてくれた恩人です。

「ね、あなたに名刺も切らずに販促ツールだけ送りつけてくるその若造も何が本業かわからん、そのくせ、尊大にふるまっている奴でしょう」

と彼に聞くと、得心していました。

「こんなことくらい平気だ」は四割バイヤスの倍返し。
資産運用にもなんにでも通じる油断禁物の法則です。

by yoshi-aki2006 | 2011-06-11 12:31 | 人間考察 | Comments(0)  

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