雨の日に革靴を履かないほうがいい理由

お題目は「雨の日に革靴を履かないほうがよい理由」だっていうのに久しぶりの晴れの日、つい、写真に撮っちゃいました!
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こっちもなかなか品格があっていいでしょう?

さて、今日は晴れている時こそ、雨の日を想いましょう、ということで、かねがね気になっていた雨の日になぜ革靴を履かないほうがいいかという理由をシューズフッターさんに直接、教えていただくことに。

ベリベリーっと靴底をはがすと、あら、この前部分に入っている肌色っぽい白いものは何?
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この正体はパルプ!
皮の上にパルプの中敷き以外にはインソールがない靴なんですね。
知らなかった!

靴に詳しい人に勧められて購入したイタリア製のバックスキン。
なかなかしっかりしていて気に入っているものの、これを一日履くと結構、足裏がぎしぎしっとする感じがあって、別の靴を履いた時に「いたたたたっ~」と感じるので、どうしてかなと思っていました。

中敷きをはがしてみて、初めて見るこの靴の構造。
前半分にパルプの中敷き、かかとの部分は木の薄い下敷き、その下はいきなりすごく太い釘。

「痛いはずでしょ?」と説明を受け、なるほどと思いました。

きっちり天然ゴムや低反発のインソールを入れたほうが足裏のギシギシ感からは解放されると説明を受けて、そうした足裏にやさしい素材を敷いてみようと思いました。

もうお分かりのようにこうしたパルプの中敷きの靴を雨の日に履くと、中でパルプが変形したり、くちゃっとなってしまいます。

なので、出来れば雨の日は雨の日用の靴をはくといいですね。

ちなみに3.11以降、靴メーカーでは帰宅困難者のための歩きやすい靴作りが盛んになっており、リーボックなどは非常に長時間歩くのにふさわしい靴を売り出しているそうです。
足の裏が痛い人は千趣会のBENEBISというシリーズなら中敷きがばっちり入っているそうなので試してみるといいですね。ただし、デザインは好き好きだから、よく写真を見てみてください。

こうした靴のお手入れはちょっと時間のある時にしっかりやっておくといいですね。
帰宅困難者用の靴も探して調達しておきたいと思います。

by yoshi-aki2006 | 2012-04-29 08:51 | スタディ | Comments(0)  

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