人は仕事で磨かれる~現場で拾う面白すぎる相場ネタ
2013年 04月 27日
そして、この日はまた仕事で永田町のとある建物の一室にやってきました。
今日はここで異業種交流会が開催され、私はこの席で登壇の機会を与えていただいたのでございます♪
人数分のレジュメを印刷して、滑り込みセーフ!
遅れずに到着できて、まずはめでたーい!
ほっとした~!
少人数とはいえ、20年くらいお付き合いのある大先輩が多くて、緊張します!
講演中の写真は幹事さん役を引き受けてくださっているおひとり、大学教授のHさんがFace Bookにアップしてくださるのを待ちたいと思いまーす! (アップされたらここにもシェアさせていただきます)。
さて、日経平均株価はいくらくらいまで行くか? という部分で、14500円前後に強い節目があることをお示しし、「ここは投資家の判断が分かれるところになるのではないでしょうか。つまり、売買が拮抗することが予想されると思います」とお話ししましたら、「日本はオリンピック開催地に選ばれ、内需が進行してもっと活況になるのではないか」との意見が出ました。日本にオリンピック招致をと運動されている方もいらして、わが意を得たりと手をたたかれました。
確かにそうなれば、株式市場も沸くかもしれません。
でも、私はオリンピック開催はイスタンブールに決まるのではないかなあ、日本開催はないのでは? と思っています。
それよりもカジノ構想のほうが現実味があります。
会場には日経平均株価と為替の見通しを媒体に発表されている専門家もいらして、見通しを伺うとほぼ、私と近い数字でした。
帰路、すれ違った若者の会話がふと聞こえました。
「アベノミクスでさあ、株・・・と為替で・・・・・」みたいな内容でした。
そういえば、私もかつてこの若者のように相場にせっせと働いて稼いだお金をつぎ込んだもんだなあ・・・と思い出しました。
車も買わず、旅行にも行かず、もっと学んだり、リアルな人間生活をディープに突き詰めれば、また、展開は違ったろうに、せっせ、せっせと相場にお金をつぎ込んだものでした。
そして・・・・。
リターンもそれなりに得ましたが、もちろん、損失も体験しました。
今の相場に、若かったかつての私と同じようにお金をつぎ込もうとする人には是非に出口戦略をしっかり持ってほしいと思っています。
つぎ込ませてかっさらっていく、相場にはそんな投資家もいることを忘れずに。
容易に投資資金を無くさない強さを持ってもらいたいと思います。
「相場でやられると100投資して10しか残らない。つまり、190に資金を増やす人を作るのが急激な相場展開だ」
と思います。
その動きをしっかり頭に叩き込んで、マーケットに動きがある時にエントリーしたならば、投下した100を190にしようと欲張らないで、120でも130にでもして出口戦略を取り、100を10にするような相場になったら、また、エントリーする時期を狙えばいいじゃないかと考えます。
今の相場はリーマンで資産を10分の一にしてしまった人がようやく半分にまで損した時価総額を回復させたような状況といえます。
出口はすぐそこ、かもしれないとの緊張感を持ちたいものです。
さて、この会場とは別の席で面白い話を聞きました。
アフリカのとある場所に今世紀最大といわれる金の大鉱脈が発見されたのだとか。
今から数年前のことらしいのですが、当時は採掘が進まなかったそうです。
何故なら、採掘コストに金価格が見合わなかったからです。
そして、こたびの金価格の暴騰を見て、さすがに採掘進行!
金価格は4月12日~15日に大暴落をしたのですが、意外とこの大鉱脈から精製された金がどかんと換金されたから、かもしれません。
ちなみにもう少し前に金を大量に売った先駆者にジョージ・ソロス氏がいます。
12日直前には外資の某社が「金価格は暴騰する」とのガセを流したとの話もあります。何のことはない、そのネタ元も大量に金を売却したらしい。
相場にはそういう連中も含まれているものです。
このことと合わせて考えると面白すぎて眠れなくなるネタをいろいろ仕込みましたので、このワンツモやもう一つアメブロの木村佳子のブログにもおいおい書きたいと思っています。
そうそう、この異業種交流会にはファンドの運用をしている人もいて、連休対策として暴騰している銘柄をいったん全部、利確し二桁億円儲けたそうです。
いやはや、人は仕事で磨かれる! 仕事してれば面白い話があちこちから飛び込んできます。
ワンツモにもおいおい寄稿したいと思います。
では、よい週末をお過ごしくださいませ!
4月21日
ダイヤモンドザイ
別冊宝島 アベノミクスで上がる株
ネットマネー
4月30日
毎日新聞東京版 朝刊 金融コラム
サンデー毎日
に執筆しています。
良かったらお手に取ってみてくださいね♪
by yoshi-aki2006 | 2013-04-27 23:52 | 感謝 | Comments(1)