運を造る!
2013年 05月 07日
「自分だけは人とは違う=運がいい」と思ったり、「自分はこんなにいい人間なのに=運が悪い」と思ったり。
隣の芝生は青いということで、人と比べて運がいい、悪いと思うこともあるでしょう。
運に恵まれた人もそうでない人も人の運は同じ数と量だけあり、今の時点で比べるのはナンセンスという考え方もあります。
確かに運がいいように見える人の他の部分ではそうでもないことがあったり、家族や同僚という総体で見ればまた違った見えかたをする場合もあります。
さて、「運がいいか」「悪いか」についてですが、たとえば親などの環境が上げ潮でその上げ潮の中に生を受けた人の場合、ある意味で運がいいといえるでしょう。でも、親の七光りで世の中に出てきても、あっけなく消えていく人も少なくありません。
運はある程度あるとしても、運の良さを続けるには本人の努力が何よりも大切という証ですね。湿り気を帯びた紙や木を燃やすことが難しいように最初から大変な困難に見舞われている人もいますが、一人ではなかなか火がつかなくても大きな流れの中で次第に大きな松明の一つになることもあります。
運がないと思えるようなときでも、「運を造ることは自分でできる」と言い聞かせ、辛抱強くチャンスを待つことですね。
湿った木でも、松明になれることがある。
乾燥した木はよく燃え、明るいけれど、灰になるのも早いといえます。また、一人でぼうぼうと燃えすぎれば、地面に落ちるリスクも強まるし、やがて、持ち手の手に負えなくなり、どこかの火種に分散されてしまったりもします。
自分の運が湿っているのか乾いているのかはなかなかわかりませんが、あまり気にせず、日々、努力を重ねることに専念しましょう。たぶんそれが運を造ることにつながると思います。
by yoshi-aki2006 | 2013-05-07 11:48 | 生きる力 | Comments(0)