乗せ上手!乗せられ上手~声がかかる人になる!
2014年 06月 16日
和洋中、実にたくさんの舞台、ライブ、講演を拝見したものですが、ライブものの楽しさの一つに舞台と客席の一体感があると思います。
掛け声。
拍手。
合いの手。
リズムを刻むノリ。
そうした動きから伝わる、お客さんが楽しんでくださっている感じは出演者もうれしいものですよね。
さて、先週、九段下近くの会場で講演させていただいたのですが、その会場で、さあ、登壇というその瞬間に
お客さま席から、
「よッ! 待ってたよ~」
「いつもキレーだねー」
と、すかさず声をかけてくださる方が何人かいらっしゃいました。
私を乗せてくださろうとする優しいお気持ちのお客さまだと思います。
本当に有り難いお心づかいです。
外苑前でのカンファレンスの時も、そんなお客さまがいらっしゃいました。
「待ってたよ~、あなた会いたさに炎天下、やってきたんだからさぁ」
「あなたが話すからっていうんで、来たんだよぅ」
何名かのお客さまがそう、いってくださったんですよね。
すっかり乗せられてしまい、たくさんのお客様の前で緊張しないでお話しすることができました。
お客さまのほうが一枚上手で話しやすい雰囲気を作って、演者をなごませ、いい話にさせようとしてくださっているのだと思います。
心から感謝です!
講演が終わると、
「よかったよー」
「来た甲斐があったねえ」
とこれまたねぎらいの言葉をかけてくださるですよね。
有り難いですねぇ。
ますます、研究に励みたいという気持ちになります。
というわけで、
直近の講演予定ですが、
16日倉敷のアイビースクエアで
17日は大阪で
30日は東京で
登壇させていただきます。
皆さまから、「待ってました!」と声がかかるよう、これからも務めたいと思います。
(詳細は「木村佳子のマネープラン」の「木村佳子の講演会」にご案内していますので、ぜひ、ご来場くださいね)
ところで義理の母も好きな着物姿でバス停などでバスを待っていると、
「ヨッ! ねえさん、粋だねえ」
みたいに声がかかるそうなんです。
義理の母は日舞や民謡でよく舞台に立っていますので、人の気持ちをきゅっと掴むのが上手なんだろうと思います。
そうそう。声をかけたくなるといえば、
その姿が舞台に現れるや、やんやと声をかけたくなる役者さん、18世中村勘三郎さんのことを思い出しますねえ。
そうした魅力あふれる先達を思い起こし、
一生懸命やるのは当たり前として、共感をしていただけるいい話ができる講演者、「待ってました!」と声をかけていただけるような講演者として日々、務めたいと思います。
(九段下の会場で)
by yoshi-aki2006 | 2014-06-16 02:02 | 感謝 | Comments(1)