女性の社会進出に待ち受けるもの
2014年 07月 02日
労働力不足が顕著になると女性の時代などとヨイショして女性の社会進出を後押しし、なんとか労働力不足を解決しようという取り組みがなされます。
少子高齢化対策のお鉢も回ってきます。
女は子供を産め! 男は育メンになれ! 企業はそれを支援しなさいな。
そう言わんばかりの施策も見受けられます。
そうは言ってくれるけど、現場は急には動けませんよね。
子供を作るのはメンタルなことが関係するし、それに仕事も子育てもして夫にも愛され続ける妻なんていうのはとっても難しいことですよね。
しかも、美しく、「えっ! ××さん、50歳でこの若さ!」などというCGでないリアルを実現させるマジックも見せなければならないわけで。
病気にならず、美貌で、いつまでも若く、仕事もして子供も産み、夫と仲良しな女性。しかも、両家の老親の面倒もみて、少ない給料でも増税に賛成し、残業代はもらわず、仕事の成果を上げ続ける・・・。
そんなことは土台無理な話です。
しかも、女性が第一線で活躍すればするほど、足を引っ張られることも覚悟しなければなりません。
誰が足を引っ張るのか?
活躍している人と話をすると、
「女の嫉妬なんてかわいいものよね」と皆、異口同音にいいます。
そう。男性の嫉妬。
これが難関です。
世の中、気持ちよく女性の活躍を応援してくれる男性ばかりではありません。
誰しも「自分はもっと出世できたのに」というやり残し感を持っています。
時代が、家族が、周囲の環境がそれを阻んだ、という気持ちも持っています。
そういう思いで悶々としている人はそもそも人が活躍し、出世していくさまが面白いわけはないのですが、相手が女性となると、「女のくせに=家にいて茶碗でも洗っていりゃいいものを」「女だてらに=自分よりいい目みて、なんだよッ」ということで、ぐぐっと腹立ち度が増す、のでしょうね。
というわけで、活躍すればするほど、女性は男性に足を引っ張られます。
そこをどう上手にかわしていくか?
そこが腕の見せ所ですね。
ある人は「妹キャラ」で可愛く。
ある人は「ハイヒール・キャラ」で女王様のように。
ある人は「女を捨てた」ふりで仕事で。
ある人は「頼りがいのある女軍曹キャラ」で勇ましく。
そして、ある人は「滅私奉公」を貫いて。
みんな、出る杭は打たれる現場で伸びていこうとそれぞれが工夫しているようです。
さて、私は?
打たれるほどの杭は出していないのですが、聞こえないふり、感じないふり、も疲れなくていいかなーと感じます。
女性のみなさん、しのぎしのぎ人生を楽しみましょう!
もしも、現場で辛いことがあったなら、嫉妬されるうちが花と思ってみれば?
そう思えばまた楽し!
子育てし、くたびれ果てている女性のみなさん、あせらなくても大丈夫。仕事はいくつになってもできるけど(社会復帰は必ずできます!)、子育ては今しかできない。そう思って、気持ちを大きくもって、今を楽しんでくださいな。
さて、セミナーのお知らせです。
大変貌を遂げる武蔵小杉で7月9日水曜日講演会があります。詳細です
奮ってご参加くださいね!
by yoshi-aki2006 | 2014-07-02 13:34 | シンキング | Comments(5)
辛い目に合われましたね。お腹に障ることを平気でさせる男。器の小さい奴ですねえ。自分もそういう母の母体から生まれてきたのに。
男性は毎月、生理にならないから、出産の大変さが余計わからないのだと思います。子供のころに酪農体験や動物との接触でもあればどんなに母親は大変かということがわかるのですが、今はきれいな空間で培養された乏しい生態経験の状態で成人化するので、生な女性の身体の機微がわからないのだろうと思います。
私も「絶対許さない」というキーワードを振られると思いだす顔がいくつかあります。
中東やマレーシアなどで仕事をしていた人から聞いた教えですが、「恥をかかされたら7代は忘れるな」という行動規範があるそうです。まったく同感です。男の嫉妬は怖いものですが、7代の祟りはもっと怖いと知らなければなりませんよね。
お大事に!