国会中継に見る打たれ強い人、打たれ弱い人

国会中継は、すごくためになりますね。
施策の方向性も見えますし、今の政治的課題もつかめます。
また、ディベート事例の宝庫でもあります。

今臨時国会は改造内閣後、初めての開催なので野党質問で新大臣が集中攻撃にあいます。
そして、新大臣総当たり戦でどなたがほころびやすいかがわかるとそこから穴が開いていくので、任命者側もひやひやものだろうと思います。

野党が「ここを突っつけばほころびそう」という部分を徹底的にいじくるのですが、新大臣の答弁は突っ込みどころ満載で面白いです。
そうしたやり取りから身の処し方を考えさせられもしますね。

驚き、桃の木、山椒の木だったのが新・法務大臣と野党の皆さんとの攻防でした。ちなみに新・法務大臣はアベノミクス肝入りの女性閣僚です。

政治家というのはここまで余裕綽々でないと務まらないのだなあ・・・・と見ているこちらのほうがドキドキ。

政治家はうちわのようなものでも選挙区で配ってはいけないらしいのですよね。
まさか法務大臣に任命されるとは思ってもみなかったからだと思うのですが、うちわの問題で突っ込まれた大臣。

「うちわにみえるかもしれませんが」
「うちわようのもの」

と表現されて、柳に風のように飄々とかわされていました。東スポがポイントをまとめて読みやすいです

マイクはあまり拾ってはいませんでしたが、現場での野次は相当なモノでしょう。
でも、顔色を変えるわけでもなく、まったく動じない。

人はここまで平然としていられるのだ、と思いました。
もしも、私だったら???

顔が上気して、どもるほど興奮してしまうだろうと思います。

その点、感情がややお顔に出てしまったのが国家公安委員長でした。さすがに頬の紅潮はなく、落ち着いておられましたが、感情が眼に現れていました。人間ですもの、そりゃ当然ですよね。

質問者は攻撃する側ですから、突け突け突け~という姿勢。
質問される側は「も~ッ! ヤな感じッ」「キッ」という具合です。

一連のやり取りを拝見して、ここでも私なら激昂してしまうだろうなあ。。。。と思いましたが、
新・公安委員長は眼でメラメラと怒りながらも答弁は冷静で、速記録的にはほころばなかった点で、すごいなと思いました。

怒りがお腹にあらわれる大臣もいらっしゃいます。息がハアハアしてお腹が上下し、答弁そのものは冷静でありながらも、内心ではかなり激昂しておられる様子だったのが新防衛大臣(男性)でした。

多分、ものすごくエリートでいらっしゃると思います。デスクワーク系のミスは絶対にしないタイプの理系の頭脳の発達した方で正義感も強い方とお見受けしました。
こういう方はコンプリートの不一致を指摘されると、「そんなミスは私はしない」という信念が強いだけに激昂しやすいのではないかと思います。

まさにそこを野党は突いてくるので、抗戦上、その「打たれ弱いところ」を何とかしなければなりませんね。野党の戦術としては気持ちが高ぶって出陣してくるところをワーッと叩きたいわけなので、老獪にその手には乗らないようにしなければ危うし!だなーと思いました。

挙手の際に呼吸がものすごく大きくなっておられるのがわかったので、些末なことを挙げられてわが意にあらず、と腹が立っておられるのがよくわかりました。

こうした突き上げには慣れておられないかもしれません。
大臣になったばかりの時を狙い澄ましてわざとなぶりに来るわけなので、感情あらわに応戦しないことが大切なんですね。

人の対応を拝見して、どういう風にすれば自分が見苦しくならないかを考えて生かすことが大切ですね(生きた教材になってくださっている諸先生方、ありがとうございます010.gif)

お友達としては打たれ弱い人のほうが魅力的で、
打たれ強い人のほうがいわゆる「ヤな人」である確率が高いでしょう。

打たれ強い人は、ド厚かましい、とか厚顔無恥とか、鈍感と同種と受け止められ、 人としてちょっとどうかな?と思われる部分があるでしょうけれど、仕事社会の中では「打たれ弱い人」より「打たれ強い人」のほうが圧倒的に出世します。

嫌われながら出世するので最期は葬式に人が来ないなど、孤独な終わり方になるケースも少なくないように思いますが、途中では強いですよね。

ところで、本当に打たれ強い人は打たれ弱い人に見せている人なんだろうなと思います。
女性の古典的な手法として「私って打たれ弱いの」という雰囲気を漂わせ、実はそうやって過剰に人の「この人を守ってあげたい」パワーを引き出し、出世していくわけですね。


そして、打たれ強く見えてしまっていて、実は打たれ弱い人も少なからずいますね。

本当の女性の時代は「どんなことを社会に還元して行けたのか」を実績で示せる人がまともなポジションに就けること、正当に評価されることが実現することだと思います。

その意味で、些末なことで打ち打たれることで消耗するより、成果実現型の国政行政であり、仕事でありたいものですね。


ともあれ、さまざまな人間図鑑として国会中継を見ると一見退屈なやり取りも面白さ満載です。

会期末は11月30日まで。
新聞にはかなり重要な事柄も掲載されれているので、そうした件についての真の審議を望みたいものですね。

実のある討議であるならば些末な打ち打たれでの攻防はかすみ、人物の評価はぐっと上がるはずです。

by yoshi-aki2006 | 2014-10-09 11:10 | 日々雑感 | Comments(0)  

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