火の粉をがつんとはらうユーモア力

先日、電車の中で「あ、そういうこと~」「そうなんだ」の2つのフレーズだけで会話している男性2人組がいました。
A君「かくかく、しかじか、かくかく、しかじか・・・・・」
B君「そーなんだ」
A君「かくかく、しかじか、かくかく、しかじか・・・」
B君「あ、そういうこと~」

B君はこの2フレーズしかいわないんです。A君はもっぱら話して、B君は2フレーズを交代交代に挟むだけ。
でも、話がスルスル展開していくのが面白かったですね。

が、時に会話によって自分に火の粉が降りかかってくることがあります。
その時に役立つのが、ユーモア力。
予期しない相手からの悪意の言葉に対して、パッと面白い言葉で返せば、もうそれ以上、火の粉は降りかかってきません。
笑いが邪気を払ってくれます。

とっさに気の利いた言葉が思いつかないときは真逆の言葉を返すといいかも。

たとえば、
マズイ→ウマイ
イケテル→イケテナイ
ブラック→ホワイト
という単純な真逆言葉で返すだけでも場の空気を変えることができます。

「おたくの会社、残業多過ぎでしょ。ブラック企業って言われちゃいますよ」
と言われたら、
「いや、従業員はなぜかホワイト企業って言ってくれています。ホワイ? 企業かも」
という具合です。

こうしたユーモアの力を上手に使って切り返していく力を磨けば、つまらない人間関係の拗れリスクからは相当免れると思います。

私の身辺でも、ユーモア力のある人は一目置かれています。ユーモアを錦織テニスのように返せる人は実は正確に事態を把握し、冷静にボールを選んで、相手のミサイル攻撃をユーモア剛速球で撃墜しているわけで、「お笑い」が心底好きなわけではありません。

ユーモア力で場を弾けさせた人を思い出すと、どんな時にユーモア力を発揮していたかの検証で、実は難しい人が場に混じっていたからなんだな、と後で気ずかされます。

私は分析おたくなので、ユーモア力を発揮して火の粉を振り払うより、「何故、この人はこう言うのか? 」「こう行動するのか?」「その背景にはどんな意図や深層心理があるのか?」を過去のデータも動員して、会話と行動の乖離を徹底的に照合し、その人の人となりや嘘、本音と建て前を見抜こうとします。 仕事柄、どうしても、嘘や体裁、ダマシを見抜き、実態との乖離を見極めなくてはならないからです。

しかし、人間関係に潤滑油は必要です。
ユーモア力があれば、今もテレビ界で衝撃が冷めやらないFキャスターとレギュラーコメンテーターK氏のようなシリアスな展開にならなかったかもしれません。

ちなみにこの問題は私たち同業者の間でも、考えさせられていて、同業者の先生に「私なら、同じアンチテーゼを出すにしても、自分をキャスティングしてくれた人の社会人人生を揺るがすような、キャステングを後悔させるような話にはしない」とおっしゃる方がいました。全く同感です。

自分をキャステングしてくれた人に恩義を感じないフリーはいないのではないでしょうか。そういう人を後悔させる仕事はしないのがフリーの礼儀であり鉄則です。

もっとも、恩義ある人の立ち位置が自分と同業者になればライバルになるわけで、そのライバルがこちらに対して火の粉を振りかけてくることもないとは限らない。人に火の粉をふりかけてくる人が「悪かった」と反省することはなく、「あんたなんか、自分が担当していた時はさあ・・・・」といつまでも上から目線で、酒の力を借りて絡んでくるのがよくあるパターン。そんなシリアスな場合でも、ユーモア力の力を借り、上手にかわすのがベスト。

願わくばユーモア力で「昔の上下関係」をお互いにスパッと忘れて、明日に向けた関係に切り替えられる言葉の力がユーモアで表現できるといいですね。

元上司、元同僚など、春はお互いの立ち位置が変化している中での会合も多くなります。そんな席で「難しくなりそうな空気」を感じたら、パンチの効いたユーモア力でいい場面に切り替えられるといいですね。

難しいのはテンションの高さとユーモア力は似て非である点です。
常にテンションが高く、甲高い声で笑っている人がユーモア力があるかというとそうではありません。テンションが高すぎる場合は、無理していい人ぶっていることがあり、本心は違う人である場合が多いです。

相手が思わずプッと吹き出すようなユーモア力で切り返していく力を是非、養っていきたいものですね。

さて、以下のお写真はネットマネー9周年パーティで撮ったもの。
ご一緒させていただいたのは、

早見雄二郎先生
天海源一郎先生
木村和久先生
藤本誠之先生
とワタシ 木村佳子
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将棋の桐谷広人先生の〆のお話はユーモア炸裂。みんな腹を抱えていました。
桐谷先生は「ネットマネー5月号に優待バカの話があったけど、支出ゼロで暮らしていけるのも株主優待と配当のおかげ。投資のうまい人は別として株主優待はいいですよ」とユーモアたっぷりにお話くださいました。

「木村さんは私の前からカレンダー投資法という株主優待を生かした投資を世間に発表されていたのでよく知っています」と快く2ショットを許可してくださいました。

桐谷広人先生、ありがとうございました!
相場爆上げになくてはならない諸先生方、ご一緒させていただき心から感謝です!

今、書店で手に入る二誌に寄稿させていただいています。よかったらお手に取ってくださいね!
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by yoshi-aki2006 | 2015-04-03 14:55 | 生きる力 | Comments(0)  

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