経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ   ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/fp-money/

by yoshi-aki2006

ブラジル経済が危ない~BRICSの凋落

一時さかんに持ち上げられたBRICS。
ブラジル、ロシア、インド、チャイナの総称をさす造語です。

これらの国には人口動態の末広がり構造、資源保有力などから、アメリカ、日本、ユーロ圏など先進諸国を押しのけて大成長し、次の時代の有力国として台頭してくると分析したゴールドマンの女性アナリストの2003年版レポートが瞬く間に「金融商品」のスターに仕上げられてマネー市場に登場したのでした。


が、目下4国ともに大苦境。
この商材で大儲けした人たちは今度は逆目でも儲けようとしているのでは?

世界のどこかには頭のいい人がいて、どのボタンを押せばBRISCピラミッドが倒壊するか、よくわかっているようです。
その結果、米国債にお金が流れ込んでいくことも計算できているのでしょう。

さて、その米国ですが、過去、世界の警察として世界中の紛争に介入し続けた結果、戦死者、傷病者が戦地から残念な形で帰国することになり、ただでさえ財政が厳しいのにそのアフターケアにもお金がかかるほか、国民感情として、「何故、米国がこのような犠牲を払わなくてはならないのか」という疑問が無視できないパワーとなっているようです。それが今の大統領選挙にも影響しており、「強いアメリカでありたい」が「負担にはNO」の国民感情を救い上げられる人が誰なのかが決まらないわけです。

しかし、誰が大統領になったところで、今度、何か有事があっても米国は空爆はしてももはや地上戦には参加しないでしょう。それは同盟国に求めてくるだろうと思います。

戦争経済で不況を突破しようとしたり、毎度、後進国で発生する不思議な伝染病によるワクチンビジネスで潤うのではなく、世界平和と健全性を維持できるよう、願わしいものです。政治はその努力こそに注力されるべきです。

さて、ビルは建ったけれどエレベータも取り付けられずに放置など廃墟と化した開発地がごろごろあるといわれる中国。インフレ率を引くと実質はマイナス成長であり、大不況に陥っているとみなしていいでしょう。
すると、予想される事態としてアジアインフラ投資銀行を利用した輸出攻勢が考えられます。

これに伴って通貨波乱が予想されるほか、
心配なのは表題に掲げたブラジル経済です。

オリンピックは8月開催ですが、どうも今年後半のどこかで相当、厳しい経済状況が露呈するのではないかと思います。かつてもブラジル債デイフォルト騒ぎがありましたよね。

中国とロシアだけ見ていてはこのブラジル導火線を見落としてしまいます。

さてさて、ここからが大切なポイントですが、株価大暴落はだいたい3つ材料が揃うと起こります。

①中国アジアインフラ投資銀行の派生する通貨問題
②原油安がもたらすBRICSへの影響
③ブラジル経済の破綻

そんな最中、今年の日本は地震、災害の当たり年。もし、日本で何か起こるとたちまち相場は崩れます。

まだ時間的猶予はありますが、マネークラッシュを仕掛ける側は虎視眈々とタイミングを計っていると思いますよ。

ボラテイリティが大きくなるので、個人投資家は緩急、上げ下げを上手にとらえたいですね。
講演でしっかりと作戦、投資方針のヒントを御話したいと思います。

●2月26日大阪
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●27日はブースツアーのご案内役をさせていただきます。
講演のお申し込みはこちらをクリック!すでに満席のご予約をいただいていますがレジュメお渡し、もしくはお立ち見での聴講等、ご要望をお寄せいただければできるだけお応えしたいと存じます


●2月28日 福岡
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サイトの左側に詳細がわかるリンクがございます




東京等、講演開催地の詳細はホームページ、もしくはこちらで更新しています

いずれも無料ですので是非、お出ましくださいね!
by yoshi-aki2006 | 2016-02-03 11:34 | マネー | Comments(0)