~やめる勇気で豊かな時間を~嫌なこと、我慢していること、無理なことから卒業する
2017年 03月 03日
異業種交流会でご一緒させていただいていた元新聞社社員の方から一斉メールが来ました。
要約すると
「年齢が75歳になり、生活スタイルを刷新することにしました。夜の会合には出ない。昼間の会合だけに出ることにする。無理はしないことにしました」
というものです。
この方は退社後もメルマガで時事を発信されたり、異業種交流会でも熱心に勉強されたりと、「こんなふうに年齢を重ねていくことができるなら、60歳代、70歳代も素敵だな」という先輩のお手本の一人です。
今回はいち早く、次に備える、ということを教えてくださいました。なるほど、体の状態に合わせて生活を変えていかないといけないんだな~。
というのも、自分自身も40歳代後半からめっきり酒量が減り、酔いがさめにくくなっていることを実感する中、人の姿からもいろいろ考えさせられることがあります。
あれは少し前の夜でした。自宅近所で70歳代と思しき服装の立派な紳士が、歩道植え込みに激突しながら歩き回っていました。
「大丈夫ですか?」と声をかけると通りかかった若いグループの男女が「このかた、私たちがさっきご飯食べに行くときにもあちこちに激突して歩いておられましたよ」というのです。
かなり長い時間、彷徨しているご様子です。たぶん、会合でお酒を飲みすぎてしまったのでしょう。ここまで酔うのは相当、飲酒されたからだろうと思います。
シルクと思しきスーツは激突や転がったときに相当なダメージを受けているとみられ、コートやかばんもどこかに飛ばしてしまった様子。
ここまで酔うなんてご本人も想定外だったろうと思います。もし、これが父だったら? と思うととてもほっておけず、交番に通報。近所のレストランの方も介抱して水を飲ませたりしたそうです。交番に行き、巡査が見回りに来てくれるまでに姿は見えなくなりましたが、元新聞社社員のかたもおそらく同僚その他、同年代の方の様子やご自身の体調変化からこういう事態になる前に「夜の会合には出ない」と決められたのだろうと思います。
夜、会合し、飲食し、夜道を歩いて帰るのは年齢が高い人には大変で翌日の生活の質に響きます。
賢明な処置ですね。
私も先輩に習って我慢していること、出来なくなっていることは整理して手放すことにしました。もちろん、嫌なことも。
少しずつ、
今の自分に合った生活スタイルにカスタマイズし=手放すものを見極め実行する、
生活の質を高め=本当に必要なものに時間を費やす、自分の大切な時間を必要なものに十分注入
夜の会合に出ない、というのも大切な生活スタイル刷新法だと思います。
いっそ朝活とか。
というわけで賢い夜の過ごし方が次の日の決め手。
私は次の講演に備えてしっかりリハーサルに努めます!
●3月8日名証IRセミナー
●このブログに出てきた単語の英訳
悪酔い drunken sickness
年相応の age-appropriate
判断 judgment
判断をする make a judgment
参考にする refer to
見本 model; pattern; example
生きた手本 a living model
立派な手本 a shining example
手本になる人 a model man
これまでの習慣を改める to renew one's manners orcustoms completely
生活の質を高める improve the quality of life
by yoshi-aki2006 | 2017-03-03 13:33 | Comments(0)