ビジネス・ランチ、ディナーで評価される人、評価を落とす人

団塊退職でごっそり現場に人がいなくなり、人手不足感が出ていたところに円安とオリンピック決定で日本の現場は忙しくなりました。
人手不足=就労人口不足を解消しないと日本の将来も危ういものになってしまいます。
そこで女子もどんどん働いてもらおう、という事になり、役職にも抜擢される機会が増えています。
頼もしい女子をたくさん見かける一方、積極姿勢と焦りが紙一重で空まわりしているケースも見かけます。

例えば、何かビジネス・チャンスが欲しいということで、積極的にいろんな人に「ランチお願いします!」と相手にぶつかっていくタイプの、特に女性の注意点として、

●誰が支払いをするのか? を考える能力が必要

「その席の代金は誰が払うのか? そこまで考えて、お願いしていますか?」ということです。これが想定できたうえで、準備ができるかどうかで全く評価が分かれます。

「ランチお願いします!」
「一度食事でも!」

年上の人、目上の人などにそんなお願いをして、実現したとして、支払いの時、誘った側でなく誘われた側の年上の人、目上の人が、「まあまあ」と言って支払ってくださることが多いと思います。

が、ここで、「あ、そうですか? すみません」とごちそうになり、その場で礼を言った場合でも、相手の金も自分の金も金は金=お金は誰にとっても大事なものでおごってくれた人がその金を自分のために使うこともできたはず、と知る人はきちんと対処をするものです。

私も、相手の金は自分の金と同じように考えて、大切にしなければならないと知るようになってからは、ビジネス・ランチやディナーに誘われた時、支払いは誰がするのかなを真剣に考えます。そして、あの人が支払ってしまいそうだなーと思う時はその人が好きそうなお土産を用意しておくようにしています。

知らない相手も交えて食事する、という場合は事前にそのセットをした人に、
「お勘定は誰がするのですか?」と聞くようにしています。

もし、知らない人が支払ってくださるという場合は、会合の趣旨をよく聞いて、筋の悪い話だなと感じた場合は、お誘いを断ることも必要です。(筋の悪い話=相手の虫のいい頼みごとが多いのではないでしょうか)。というのもタダメシほど高くつくことはない、からです。

「なんだかよくわからない趣旨の会合でお店だけは豪華」という場合は特に用心します。こういう時、うっかりノコノコ出かけてごちそうになると「タダメシほど高くつくことはない」ことになるからです。
最初から、会わないにこしたことはないし、もし、紹介者のメンツを立てて会うことになった場合でも、お茶だけにすべきです。

いい筋のお誘いの場合であるとか、お祝いとか、会う理由が適切な場合でも「支払はどうなっているのか」を考えることは社会人としての常識です。

相手が支払ってくださる場合、配慮の行き届いたお礼状(メールの場合も)を出すのはもちろんのこと、相手の方が受け取りやすい恰好でお返しをするのが望ましいと私は思います。5000円食べたのなら4500円くらいのお返し、10000円ごちそうになったのなら8500円くらいのお返しを心がけます。要は割り勘の考え方で、おごられることで相手のメンツは立てるということです。

事前に「この会合はだれだれさんが出してくださる可能性が高い」と思う場合は、自分が食べる分くらいのお土産は用意して帰り際に、「本日はありがとうございました」とお土産として渡すのがベターだと思います。

お互いのボヤキをいえる仕事仲間の不動産業の社長曰く、
「お食事でも、と誘う人に限って平気でこちらにごちそうになるね。領収書をもらっているから会社の経費で落とすんだろう、どうせアンタは金持ちだから、と思うようだよね。冗談じゃないよ。領収書をもらったとしても、利益が上がっている会社の場合ならまだしも、カツカツでやっている個人営業の会社で2万、3万、仕事に直接関係ない他人におごってやれる余裕はないよ。そんな金があったら社員として働いている古女房にうまいものでも食わしてやりたいよ」とのこと。

まさに本音だと思います。

なので、いきさつ上、相手が出してくださった場合でも、ちゃんとお返しはすべきです。

ビジネス・ランチ、ディナーの際に粋な配慮ができるかどうかで
「あー、ド厚かましい無遠慮な相手だったなあ、時間もお金も損をした」
と評価を落とすか、
「いや、なかなか見どころのある人だ」と評価を高めるか、になります。

こうしたお勘定に対する姿勢はビジネス・ランチ、ディナーでなく、男女のデートでもいえることで、
「最近、彼が誘ってくれなくなった」とぼやいている女性は
おごられ方が粋ではなかったからだという理由も考えてみるべきですね。

おごってもらって当然、という「あんた、何様?」状態でいた場合、いつしか、男性は離れていってしまうものです。
相手のメンツを立てながら、
「ここのお茶代は私が払っていい? 一万円札を崩したいから」というようにメンツを立てながら、時々は自分も支払うべき。



●食べ方

食べ方で品性、育ち方、すべてが見えます。
私も自分の食べ方を時々、省みて、ああ、いかんいかん、と反省します。
おさかな、しんじょうなどの大ぶりのものをどう食べるか、食べるスピード、口の中にいっぱいに入れてしゃべらない
相手が食べている時に話しかけない、

など。気を付けるべき点はたくさんありますね。

●姿勢

猫背で食べない、姿勢よく食べるといいですね。

●ごきげん

店への文句や批評をその場でしない

など。

●タイムマネジメント

ビジネスの場合は「会合の趣旨」「今日お会いする理由」「お願い事がある場合、相手のメリット、自分のメリットをしっかり両立させて、話せるようにし、後でメール等で連絡を取る時の要点整理のシートを渡す」などの段取りが必要です。

だらだら、相手に時間をすごさない。
遠くから出てきている人が家に帰り着いたとき、会社に戻る時、どんな状態かを想像して解散時間を推し量る

など、食事で相手から見られているところは多岐にわたります。

せっかくビジネス・ランチやディナーが実現しても、評価を落としてはもったいないですね。私もぜひ日々気を付けようと思います。

◆◆◆◆
今年は前半勝負でその山場ももうぼつぼつ。
圧倒的不透明な年後半への準備をしたいものです。
今月の講演は

●4月25日名古屋
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●5月は16日汐留、21日大阪(ラジオ日経)、30日静岡(日本証券新聞リサーチ)です。16日汐留のご案内は以下の通りです。
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by yoshi-aki2006 | 2017-04-24 11:11 | ビジネス | Comments(1)  

Commented at 2017-04-25 23:19 x
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