認知症「魂の行動」説~佐和子の朝で江原啓之さんがいい話をなさってた!
2017年 07月 29日
思わず、TVの前に走っていきたくなるような話をされていました。
それは認知症はボけているのではなく、肉体のそこかしこは不具合が起きていて自由にならなくても魂の行動は続いている、という趣旨の話でした。「なるほどな」と思いました。
徘徊する人は実はあちこちでかけたかったのになかなか出かけられなかったという生活が続いていたとか
怒る人は怒りたいのに我慢していたとか
との例を挙げられていましたが、非常に思い当たることがありました。
すでに他界している父ですが、
認知症が家族に認識されるまで、
自転車で出かけて行ってはなかなか帰ってこないことが続きました。
遠い親戚の家を新幹線を乗り継いで突然、訪問したりして
母がよく「相手様にも都合があるのに、どうして突然訪ねて行ったりするのかしら」とこぼしていました。
ああそうか! 江原啓之さんの言葉でそんな父を思いました。
父は実母を早くに無くし、仕事一図の父(私の祖父)にもかまってもらえず、とても寂しい少年時代を送っていたようです。
寂しかったんだね。
ずっと。
だから、認知症になる前後に懐かしい場所、人を求めて探していたんだと思います。
お母さんのような懐かしい場所、人を。
ああ、そうだったんだな。
そろそろお盆のお墓参りの時期ですね。
お墓参りに行ったとき、「そうだったんだね」と語りかけたいと思います。
江原啓之さんの講演会には数年前に一度、知り合いに誘われて行ったことがあります。
その時の講和もとてもよかったです。
皆さんが帰り際、「ありがとうーーーー」と言って帰られる気持ちがよくわかりました。
各自の懐かしい人のことを思いださせてくださるからだろうと思います。
TVでその時のことを思い出しました。
その時、ずっと気になっていたあることに対する思いがあったのですが、
江原さんは会場の誰に語るともなく、まさにその時の私の気持ちにぴったりくる話をされたのでした。
疑り深い私は「まさか」「偶然の一致だろう」と思って、感動しながらも過度に引き込まれないようにと自戒して帰りました。
その後、気になっている事柄と関連する場所に不思議な偶然で旅することができ、ずっと気になっていたことに対して、
その時、気になる場所に案内してくれた初対面の運転手さんから、「ありがとう、といって笑顔だったんですよ」と聞かされたのでした。
それでも疑り深い私は、「そうなのか?」と思いながらも、「偶然だ」と自戒していました。
それからしばらくして、やはり、気になっていた東京のある場所にひょんなことから別の人に案内してもらえたのです。
するとそこでも、まったく初めて会った人から「ありがとう、という意味なんですよ」と聞かされたのです。
気になっていたことについて「ありがとう」と「感謝」という言葉を続けざまに聞いて、次第に素直に受け取ろうと思うようになりました。その流れは江原さんの講和と一本の線につながって今に至っています。
魂話は目に見えない世界のことだけに、ともすれば非科学的と受け止められがちですが、
目に見えていることだけでなく、聞くことも大切なことだど思います。
言葉を発しないものからそのものが発しているメッセージを受け取る。
気になっていた事柄からは「ありがとう」というメッセージ。
父からは「久しぶりだね」との声が届いた気になりました。
江原啓之さんの講和もまた聞きに行ってみようかな。こんどは自分でチケットを買って。
そうだ、当時、私を誘ってくれた人に感謝しないと(忘れていました!)
感謝!! ありがとーーーー!!
不思議話のついでにその際、江原啓之さんの講和に誘ってくださったのは中村勘三郎さんとゆかりの深い会社さんでした。中村勘三郎さんは大エンターテイナーとして今も多くの人の心の光になっていますよね。心の光といえば江原さんの活動も人の心に光を届けていると思います。
人の心に届く光のような仕事を。生き方を。
すごくいいメッセージが私にがんばれ! と言ってくれているのかしら(おめでたい人と笑わないでね(^^))
素直に受け取りがんばろうと思います。生きる力をありがとーーー!!!
by yoshi-aki2006 | 2017-07-29 13:02 | 生きる力 | Comments(0)