10月22日は衆議院選挙 誰に投票しようか? 比例代表はどの党か? を考えながら討論を聞く

10月22日の衆議院選挙に向けて党首討論が始まりました。
私は自分も株式講演会で登壇する立場なので、各党のスピーカーのご様子を仕事のヒントとして参考にさせていただいています。
さて、党首討論でもっとも声がよく通っているのは公明党・山口那津男さんです。

滑舌、声、姿勢の良さが目立ってますね。

今回、初めてご経歴を拝見したのですが、東大法学部出身で弁護士さんなんですね。
そこに滑舌と声の良さが加味されて、党首討論でもっとも話が聞き取りやすいと感じます。

それにしても、各党代表は連日の激務でお疲れかと思います。
でも、緩むことはできない。
言葉の力が一気に風を変えてしまうため、疲れているからと言って気が抜けない点で、
トップとはものすごい状況を潜り抜けていかなければならないものだなあ、とつくずく思います。

精神が強靭でなければならないし、
油断しない、
失言しない、
人間力を失わない、
冷静で、
かつ、
人を引き付けていく魅力があり、求心力を保ち続ける・・・・・。

なかなか大変なものですね。

党首討論のもう一つの楽しみは
そんな緊張の中、
党首ひとりひとりの人間臭さが垣間見える瞬間を見たような気がするときです110.png

何度も何度も裏切られ、煮え湯を飲まされたから、と私は勝手に想像しているのですが
安倍晋三さんが小池百合子さんを見るときの表情は「失望」「絶望」「嫌悪」「絶句」「あまりの人間性に慄然とする」といった感じ。

その感情を勝手に翻訳してみると、
「いやあ、この人は本当に恐ろしい人だ。私の女性観からは考えられない人であった。かつて総理首班指名の時、安倍さん、仲良くやっていきましょう。私はあなたを応援します、と言っていてくれたのに、地方票では石破茂さんが支持されていると知った途端、さっきまで後ろにいた小池さんは石破さんに走った。今回も安保法制で展望が同じかと思ったら、民進党と連携している。もう、何があっても気を許してはダメだ・・・・。この人を少しでも信用すると足元をすくわれる」

その小池百合子さんが安倍さんを見るときの表情はこれも一視聴者としての勝手な憶測、印象ですが「怒り」「見下し」「闘志」「侮蔑」といったところでしょうか。
「あんたなんかに私は負けないわよ」という闘志むき出しで、
「よくも石破さんになびいたことを根に持ち、私に10年も冷や飯を食わしたわね。見てらっしゃいよ。どんな手を使っても倒してやるから」みたいな怖い顔をされています。安倍さんが話始めようとするときや話している時に、ぐーーーっと安倍さんをにらんでいます。

それにしても小池さんの自己宣伝力はすごいものがありますね。若狭さんと細野さんにやらせておいて、そういうのをバッと飛び越えて「私が希望の党の党首です」と前面に出て、そして連日、マスメディアに出続ける。

「次期首相は私よ、とアピールすること」においてタダで広告しているも同然で、この「誰が何といっても、どう思われても連日、私に注目を集め続ける、前に出る」という作戦を臆面もなくとれる点で、すざまじい人だと思います。
ここまでやれる恐ろしさ。
すごいですね。

音喜多さんも若狭さんも細野さん、そして前原さんもみんな同じように踏み台に。
そういうことの繰り返しで前面に出る力。
石破さんは演説で「小池さんは恐ろしいというレベルを超えている」と評されたとか。なるほど、と思います。

立憲民主党の枝野さんはお声はいいのですが、姿勢が悪いですね。いろんなことがあってバタバタで多分、相当、お疲れなんだと思います。でも、党首になられて、活き活きとされている瞬間も見えるので、前原さんと袂を分かってよかったと思います。筋を通した点で、評価されるのではないでしょうか。

維新の松井さんは「いまはこのおばちゃんと行くんですわ」とひょうひょうと割り切っている。
私にはあのニコニコ顔といい、よくわけがわからない人という印象が強く、愛想はいいけど、意外と冷淡な人ではないのかなあと思います。つかみどころがないように感じますが、本性を人に見せないタイプの人なのかもしれません。

こころの中野さんは「大丈夫かな」と発言のボールの転がり方にハラハラするのですが、結構、ツボにはまったことをズバッとおっしゃることもあるので、侮れませんね。

共産党の志位さんも声のいいかたですが、やはり、お疲れ気味と感じます。今と比較しての話ですが、全盛期の志位さんはもう少し、切込み力があったのになあ、と。誰しも年を取りますから、志位さんだけの課題ではないですが、共産党の若手育成はできているのでしょうか。二人三脚が必要な段階に差し掛かっているのではないかと思います。

社民党の吉田さんは社民党という党の性格を反映してか、印象がフラット。水平線化しています。実際に会ったら、お人柄はいい人なんだろうと思いますが、逆説をいえばあまりにも灰汁がなさ過ぎて、党首討論では埋没気味です。社民党がどうして議席が多くないかというと市井でのフラット志向が政界スタンスとシンクロしてしまっている点です。

社会運動、公民活動を推進する母体の厚み作りが必要ではないでしょうか。党首討論の席でも「木綿のハンカチーフ」状態になってしまって影が薄いです。もっとも社民党がギラギラしているのはおかしいんですけどね。109.png

いやはや、いやはや、今回の党首討論で勉強になったことは
小池百合子さんのすざまじい前面に出続ける姿でした。

人に何を言われようと、都知事として公約が果たせていないまま国政に手をかけることを人に何と言われようと、
カエルの面に・・・・、
まったく平気のへー。
すごいわ。

あそこまですざまじくなければならないものなのか、仕事をしていくうえで大いに考えさせられました。
とはいえ、そういう印象は人に伝心するようで
小池百合子さんの人気に陰りと報じる日刊スポーツ(リンク切れの場合はご容赦のほど)

かつての聴衆の数とは比べ物にならない人気の凋落ぶりのようです。それを朝日系の日刊スポーツが報じるところが風向きが変わってきたと感じます。
なんで小池百合子さんの人気がなくなってきたのかなあ。それは選挙民が安倍さんが小池さんを見るときのような気持ちに傾斜してきているからではないでしょうか。
ここまで、前面に出続ける小池さん。「ひょっとしたら総理になりたい病の人なのかなあ」「都知事は踏み台の役職と割り切っているのかなあ」「今、民進から希望に来た人を選別やサラサラという言葉で失言し、大事な仲間と言い換えているけど、音喜多さん、若狭さん、細野さんだって大事な仲間だったはず。その人たちに小池さんがとった態度から、言葉だけの人ではないのかなあ」と疑い始めているからでしょう。

捨て身で都知事の仕事をしている姿が見えてこないままで、国政党首に。
築地の女将さんの会からも失望したとの声が出てきていることからして、言動不一致が疑わしいなあ。
築地 おかみさんの会 小池百合子氏に失望の記事(リンク切れの場合はご容赦ください)
空疎に横文字、中身のない主張、裏付けの伴わない理想論に期待値減少

そんな印象が伝わっているからだと思います。
捨て身で仕事しないと人には伝わらない・・・。

都知事として都政を改革するというロジックで都民ファーストの党首となった時点までは風も吹いた。
しかし、その都政でも職責を果たさないまま、国政に手を突っ込んだことで正体がばれたような印象になってしまった点で
やりすぎた、と思います。

投資でもおんなじことでみんな失敗するんですけどね。
いける! という確信が導く勝負で3度目が怖い。

都知事、都ファでとりあえずのピークだったのかもしれないですね。
株でも3度目の勝負で負けると結構、立て直しに時間がかかるものです。

もっとも小池さん人気がホントに陰っているかどうかはわかりません。
選挙はミズモノ。

その怖さ。
これも株と同じです。




いずれにしろ、人のふり見て我がふり正せ。

滑舌、声、姿勢、中身、実績、人柄。

磨きたいですね。

次の講演は
10月19日名古屋 レオパレス

11月3日大阪 光世証券
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11月6日東京 東証会館
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11月6日東京・東証会館でのお申し込み先です


お待ちしていま-す!


by yoshi-aki2006 | 2017-10-09 05:10 | アンテナ | Comments(0)  

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