人手と人材不足が二度と行きたくなくなるお店、ホテル、施設を作り出す

ああ、やっぱりそうなんだ~と記事を見て思いました。
サンマルクの失速の記事~東洋経済オンラインにリンク

私の住まい近所にも何軒かサンマルクがあり、何度か行ったことがあります。
コーヒーの価格がお財布に優しいし、ブラックの場合のインセンティブもつく。
また、チョコの入ったクロワッサン、ヒマワリの種の入ったクッキーなど、小腹満たし系のメニューがあり、メニュー自体は好きな店です。

が、夏場だったかなあ?

「さっきまで、キャンパスにいた」「今までおうちで皿一枚洗ったことない」みたいな男子学生がカウンターに入っていて、その男子が私のかき氷をやる気なさそうに作って、めんどくさそうに練乳を絞り、「やだ、少なくともそれ、商品としてお金をいただくものなんだぞ」と思わず言いたくなるようなありさまでトレイにのっけてしまったのです。
かき氷のガラスの器は男子の手の温度が気持ち悪く伝導した生暖かいものでした。
しかもカウンターに入っていた別の男子に「この忙しいくそバイト、勘弁してくれよ」みたいな目くばせをして商品を出し、受ける相手の男子も「ホントくそバイトだよな」というかのような顔で返していたのです。


それで「ああ、もうこの店に二度と来たくないなー」と思ったのでした。

こんな商品に金を払うなんて、哀しすぎる~。
こっちが逆に金をはらってもらいたいわ、というくらいひどい状態のかき氷はもちろん超まずかったのです。

女子や主婦体験のある方がカウンターに入っている店舗ではそんなことはなかったですが、サンマルクのほかの店舗でも、似たり寄ったりの残念さがありました。

暑い盛りに、ジュースを飲みに立ち寄った店舗では食洗器から出したばかりの熱々のガラスのコップにオレンジジュースが注がれ、中の氷はすぐ溶けて、ジュースならぬ生ぬるい液体に化したり。そこも学生男子バイトさんだったなあ。

で、サンマルクに入るたび、何かしら、こうした残念体験をするので、次第にサンマルクを見つけても入店する気にならなくなっていったのです。

人材教育ができないまま、しないまま、現場マネージャーもいないまま、店舗拡大をしてもダメなんですね。経営者に「人材教育こそ収益の源泉だ」という視点が欠けている。サンマルクでこそお茶が飲みたいんだ、という客を増やすには人手も必要ですが、きちんとした商品を提供できる人材教育が大切だと思います。
しっかり立て直して、街のインフラとして頑張ってほしいです!

ホテルも深刻ですね。人材不足というのとはまた違う問題ですが、現場がたいへんなことになっています。

大阪の定宿が満杯だったので新しくできたところを試したのですが、
ここはそもそもは設計が間違っていると思いました。

部屋がまるであの〇パと同じ。狭すぎてとても居心地が悪いのです。足もぶつけるし、ベットが多少良くても、寝るだけなのなら別にこの値段払わなくてもいいということになります。値段は強気の価格なんです。

どこもかしこも狭くて食堂もホントに人体の挑戦のように狭い。
一日の始まりからして満員電車体験です。

その狭い食堂ではワンマンシフトで現場で気の毒なくらい一人のスタッフがフル稼働で働いていました。アベノミクスで人にちゃんと賃金を払えという流れのしわ寄せから、経営陣は採算をとろうと欲張りすぎではないかと思いますし人もいないのでしょう。経営者が利益ばかりに目を奪われているからこうなるのでは? インバウンドで見えなくなっているものがあるように思います。

経営者がサラリーマン気質で自分の担当の時代に収益が挙げられていればいいという考えに傾斜しすぎなのではないかと思います。

掃除スタッフも足りていないようです。定宿でも新しく泊まったところも外国人の若い男性が掃除しています。だから細かな掃除が行き届きません。

だから、客室が商品として成立していない。品質を提供できていない。

いずれ、客足は遠のいていくと思います。

さて、株式市場では企業業績が好調で明るい展望が開けていますが、人手と人材不足が現場で商品の提供に支障をきたしており、これが企業業績にいずれ冷酒のように効いてくるのではないか、との疑いをかすかに感じます。

バブル崩壊の時も「細部に宿った火種」がやがてはすべてに及んでいったことを思い出すと、企業業績だけ見ていては見落とすリスクもありそうです。
「現場がだんだんおかしなことになっている状態」には注目です。こうした現場の悲鳴がだんだん大きくなってきたときと株価上昇の変調がシンクロしやすいからです。
商品の質が提供できなくなる経済の先行きをよく考えておきたいですね。

が、そうしたことはまだまだ先のこと。
いまは多少の悪材料でも上へ、と視線を上げ続けていくべき時。

メディアが報じるトランプ氏や安倍氏、中東や北朝鮮リスクで突っ込んだところは恰好のチャンスかと思います。

というわけで、18日は天気が悪い中、わざわざ足をお運びいただきありがとうございました。
11月28日はアクセス梅田(富国生命ビルの上です)で講演します。
f0073848_21175780.png
そして11月30日には淀屋橋駅のすぐ近くの朝日生命ホールです。
f0073848_21205950.png



f0073848_01171793.png
一年はホントに早いですね。もう12月も目前です~。







by yoshi-aki2006 | 2017-11-20 01:18 | ビジネス | Comments(2)  

Commented by hikosaka at 2017-12-03 06:55 x
12月19日に名古屋講演の葉書が届きました。楽しみに行きたいと思っています。何処まで益出しするか?何処まで爪を伸ばして良いのか?確認したいと思います。
Commented by yoshi-aki2006 at 2017-12-04 03:05
いつもありがとうございます! お待ちしていますね~!

<< 株高が消費を活発化させている☆... ビジネストーク ものは言いよう... >>