カートひっかかる視覚障害者誘導用ブロック、もっと双方にとっていいものはないか?

いま、視覚障害者誘導用ブロックの敷設がかなり進んでいます。
駅はもちろん、駅から四方八方に伸びる通路、道路など。
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数か月に一度くらいの頻度でこのブロックの誘導で白い杖を使って歩いていらっしゃる視覚障害者のお姿を拝見するので、大切なものなのだと思います。

しかし、一方でインバウンド、高齢者の杖、車いす、ビジネスマン、乳母車など、杖や車輪付きのカートを引いて歩く人が増えている今、このブロックにカートの車輪等が引っかかって、持ち手のダメージにも見過ごせないものがあると感じます。

私も週3回はカートを引いて出張という生活を送っているので、カートの車輪が何度もブロックに引っかかり、その都度、頭がい骨に振動が伝わり、「ダメージ受けているなあ」と感じます。車輪も傷むし。ブロックにひっかかった車輪を無理にひっぱってカートが跳ね返っているような場面も見かけます。危ないなあ・・・・と思います。

視覚障害者にもカートを引く人にもブロックが最善なのだろうかという意識で今一度、ブロックの存在を見直してみてはどうなかと思います。

ブロックが最善なのだろうか?
もっといい方法があるのではないのか?そもそも、この工事は誰が旗振り役をしたのか?
道路関係者なのか?
建設会社なのか?
あるいは視覚障害者の切実なニーズからなのか?

ごつごつしたブロックはカートだけでなく、女性のヒールにも厳しいです。足裏にごつごつが当たって痛いんですよ。けつまずくし。

本当にブロックが最善なのか?
考えさせられます。駅のホームなどでは黄色い線まで下がってください、などとアナウンスされて危険を除去する一助となっていると感じますが、その他の道ではもっと視覚障害者、カート、車いす、乳母車にいい方法があると思います。たとえば、


技術が発展し、敷設ではなく無線タグのような誘導方法が普及して、杖と連動して誘導するなど、視覚障害者もカートを引く人も不自由なく道を歩けるようになるといいな、と考えます。

それと奈良の不思議。

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ブロックが敷設されている道の両脇は小石。
風情がいいとか、水はけがいいというような理由でこの小石のような歩道材が選択されたのでしょうか。

カートを引いて奈良に入る観光客が多いのにこの道はガラガラ音がしてうるさいし、前後を歩いている人にも騒音が申し訳ない。それに、中にパソコンなどを詰めているキャリーカートは小石と車輪の振動が
恐ろしくてとてもひいては歩けないです。

どうしてこういう歩道材を導入するかな? 奈良はインバウンドの観光客が多いところなのに・・・・・と不思議な気持ちでカートを抱えてフーフー言いながら駅まで歩きました。

駅前はスーッとした床でストレスがないんですけどね~
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こういう歩道材はお高いのでしょうけれど・・・・。



さて、12月19日西新宿で19時からセミナーを開催します。
お時間がありましたら是非、ご来場くださいね。

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by yoshi-aki2006 | 2018-11-29 09:25 | シンキング | Comments(0)  

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