マイナンバーカードで確定申告のやりにくさで数日が撃沈される!

ああ・・・。ここ数日、スマホで確定申告、マイナンバーカードで確定申告、それに付随して起こる面倒くさいことで疲労の極致。撃沈感。徒労感・・・・。
なぜ、ここまで疲れているか。

まずもって、コロナでもってリモート推奨があったじゃないですか。
ちょうど空き家管理があったため、作業場をそこにも分散。
当然ながら書類などの管理にスキが出て、郵便物、レシートなどがあちこちに。
都心の拠点にも結局は通うことになり、するとますます時間貧乏、体力消耗、マスク着用圧の中、ブドウ糖が行き届かないぼんやり頭が酸欠で書類管理が行き届かなくなり、ついに法人決算、個人確定申告の時間が切迫し、
今から税理士先生に泣きつくのも、大人げないと思い、
DX時代だからと張り切って
会計ソフトやらe-taxやらを駆使しようと奮闘したものの、いざ、電子申請の段階でマイナンバーの電子署名をせよのところで「えっと、なんだったっけ?」と止まってしまった。
覚えている限りのパスワードを入れたのだけど5回間違えるとロックされてしまう。すると確定申告のe-tax送信ができない。ここまで作った申告書をプリントアウトして郵送しようにもプリントには「送信前の控えです」なる文字がでかでか入った申請用紙しかプリントできない。

電子署名の長いほうのパスワードを3回間違えた時点でフリーダイヤルに問い合わせると「大文字入力」だという。
あら、半角小文字で打っていたわと大文字でやってみるとまたエラー。ついにロックがかかる。
しょうがないので、また問い合わせると、まず、パスワードを再申請するためには専用のアプリをダウンロードし、再申請を予約し、コンビニ端末に行って申請しなおさなければならないという。
さらに仮に再申請できたとしても24時間後にしか認識しないというから、確定申告には間に合わない。

それでもしょうがないから、再申請しようとアプリをダウンロード。
スマホでマイナンバーカードのテキストを読み込もうとするが、できたりできなかったりの繰り返し。
カーっと明るい影のできない場所でしかスマホはマイナンバーのテキストを読み込まない。
ライトをつけても自分の影が撮影に響く。なん度も繰り返してやっと撮影できたとしてもキャッシュが間違っていたり。

やっと「次に」に行くと今度はICリーダーをスマホが読み込まない。何十回やっても、別のスマホでやってもICチップを読み込まないため、お手上げだ。
しょうがないから、自治体に行って解除してもらうほかなさそう。

こんな面倒なことばっかりだとスマホで青色申告なんてとてもとても。まったくもって絵に描いた餅。コロナで所得が激減したダメージの挙句、DX設備投資でお金を使い、リモートワーク推進で拠点が分散されてヘロヘロになり、交通費もかえって多額支出し、値上がりラッシュの中、せめて少額な青色申告くらい自分でしようと思い立った挙句が電子署名の壁、電子署名のパスワード再設定の壁、再設定のための申請の壁。何をしてるんだか。
やがては悪政の中でもがく蟻の気分になって来る。なさけなや・・・・。
せっかくその気になってDXの波に乗り、自分で税金を納めようとしているのに、ハードとソフトの壁だ。

今回のことで国のDX推進なんて行政は無理だなーとつくずく感じた。
民間では何とか実行できるだろうけど、行政のDXは予算を得て業務を受ける入札方式をとっている限り、エンドユーザーが使いやすいDXにはならないと思う。

利用者ベースで使いやすいDXを本気で推進しているわけではないんじゃないか。

入札で仕事を得た企業体が利用者のニーズより、会社の利益や現場のテクニカルに丸投げ状態で仕事を進めていっている気配が感じられ、
行政や企業風土によってテキストの定義が不一致。
イラストもわかりにくい(ICチップとスマホのイラストの通りにしてもまったく機能しなかった)
テクニカル担当者は使いこなせても一般人の言葉の定義と全く違う言葉を使っている挙句、行政のロジックで使えればよし、ということになっている気配が感じられ、
エンドユーザーである利用者には何が何だかわからん、ということになる。

それでもスマホで白色申告をする場合は何とかなる。
問題は青色申告をマイナンバーでe-taxで申告する場合だ。

拠点ごとに使っているPCが違うため、インストールするソフトが違っていたり、
利用種番号、整理番号がわかりにくかったり。

ま、直前まで申告と格闘しなければならない状況となったのは自己責任だから、15日、自治体と税務署には朝一で行き、相談するほかない。
こんなことなら税理士先生に早い段階で丸投げしていればよかった。税理士業界にとっても行政システムのわかりにくさは、DX推進の壁として士業の保守には機能しているのだろう。お金と時間をかけて税理士になって「さあ、かせごう」という段階で「国民がみんな自分で確定申告」なんてしてしまったら士業上がったりだもんなあ。

特に税務業界と医療業界は「士族」や「師族」の牙城だから、ビックバンはおろかDXでも切込みはむつかしいだろう。
グローバル化を推進し、最終的には個人個人の医療情報と資産状況をマイナンバーカードを通じて一元管理するのが潮流、伏線であったとしてもあと20年はかかるのではないかしら。

そのうちにこちらの寿命が来てしまいそう。
それもいいかも。
マスク、ワクチン、マイナンバー、e-tax、恐ろしい勢いの値上げラッシュにまたぞろ、米国発の金融波乱。
民としての幸せはない、こんな地獄のようなこの世との縁はなくなってもいいかもね。

それにしても今の国の方向性。
もっと国民に寄り添っていろいろ推進してほしいものです。
円の価値を半分にし、みんなの預金口座の現金も知らない間に半分の価値しかなくなった施策の主が桜咲く、この春にご退任。
そんな国に生きている。
しっかりしなければ!!

by yoshi-aki2006 | 2023-03-15 02:19 | 日々雑感 | Comments(0)  

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