緊急食はこれ!

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キリストは一週間のうち7日目を休みとし神様に祈りをささげなさいとのたもうたそうな。
そうだ、賢人のいうとおり、たまには休まねば体はいうことを聞いてくれない。

なのに!
次から次へと用事が続き、ご飯を食べるひまもなく、空腹だし、頭は稼動しないし、こりゃ困ったなと。
駅のドラッグストアで栄養剤を飲む。

プラネットアースを見てもお分かりのとおり、新月の闇夜にくたくたになって水辺にたどり着いた象の一群を飢えたライオンはジーッと見ている。その象のなかから群れからはなれ、よたよた元気がなく、おとなしそうな小象に狙いを定めるや、ライオンは一斉に襲いかかるのだ。

人間も一緒だ。売れている最中、勢いのある時はいい。
問題は疲れ果て、思考能力が衰え、体力気力が衰えたときだ。
そんな隙を見せてみろ。一気にうっとおしいことが持ち上がる。
だから絶対に疲れてなどいられない。

休養が取れないときは食べるに限る。
もちろん、人前でぬれせんべいをかじったりはしない。
ぬれせんべいは匂いがない。そして、ふにゃけいているので丸く小さく折りたためる。
それを誰も見ていない階段の死角や夜道、無人のエレベーターの一瞬にさささささっと食べるのである。
ぬれせんべいはブドウ糖にすばやく変わり、枯渇した脳のエネルギー源になる。

低コスト、高出力を目指す私の懐刀ならぬ懐食料である!

by yoshi-aki2006 | 2006-10-10 21:31 | 医食同源 | Comments(4)  

Commented by hikosaka at 2006-10-10 23:19 x
以前、ヤマサ醤油のセールスさんから銚子電鉄が作った濡れ煎餅をいただき私も大好きになりました。ヤマサと銚子電鉄と競作と聞きました。
今はスーパーに岩塚製菓のが並んでいますね。子供達も大好きです。
Commented by yasuko0112 at 2006-10-11 21:53 x
昨日東京駅八重洲口の大丸ニュージアムで開催されている「幻の棟方志功」展を見にいきました。倉敷の大原家との特別な交誼により描かれた、雄渾な筆致の屏風絵や襖絵(もちろん、肉筆)が多数展示され、版画のムナカタではない別の一面を知ることのできた、すばらしい展覧会でした。
 会期が17日までと短いのですが、東京駅内と、便利至極の場所にありますので、もし、お時間があれば、ぜひご覧になってください。
 屏風の中に入り込んでくらしたい、とそんな願望がアタマをかすめたすばらしい画がたくさんありました。
 精力的なご活動をされている木村先生、時節柄どうぞご自愛くださいませ。
Commented by yoshi-aki2006 at 2006-10-12 02:29
hikosakaさま

ぬれせんべいは本当においしいですよね。パンよりも「腹もち」がよく、バリバリかむときの音がしない点でも好きです!
この写真でご紹介したものはちょっと私には甘すぎたのですが、ほかのメーカーのは死ぬほどしょっぱくて、なかなか「これ!」というものと出会えていないのですが、これからも「隠れ食」としていただきたいと思います。
Commented by yoshi-aki2006 at 2006-10-12 02:34
yasuko0112 さま

大丸ですか! 行ってみたいと思います。結構、東京駅は行きますんで!
今日、野菜ジュースとキューイジュース、豚肉のしゃぶしゃぶを食べて少々気力体力が回復しました。
棟方志功さんは好きな版画家で、ラジオ局地下のざくろというレストランに飾ってある作品を見るたびに温かさと生き生きした感性にはっとさせられます。
いつもよい情報をお寄せいただきありがとうございます。ブログの読者様も喜ばれていると思います。ありがとうございます。
木村佳子

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