荒地の砂女

生き筋、死に筋という分類以外に

「荒地の砂女」みたいな生き物がいるような気がする。
彼女の根本は欲深い。
いつも「何かいい話ないっかなー」と荒地の砂のようによりどころなく場違いに茫洋と荒地に吹く風を見ている。

向こうから絹織物や塩、胡椒、香木をつんだ隊列がやってくるや、フーッと風に乗ってその隊列と一緒に一時代を生きようとする。隊列のデリバリーにあやかろうというわけだ。
おいしいデリバリーが一巡すると、砂はポトリとその地に落ち、また、
「何かおいしい話ないかなー」と風を見ている。

女性にこういう人がいる。いつも何かもっともらしいところにもっともらしく登場しているのだが、何も極めたものがないから薄っぺらい。
何の専門家かまったく不明。
雰囲気専門家風という印象。

おいしい風、いい話、お得な話にフーッと乗っていくだけ。いつも自分が得したいので結婚相手もなかなか決まらない。極めるということは「意を決して」「損得抜きで掘り下げる」ことだが、即得感情からするとそれは彼女にとって損なことのようだ。だからいつも風に乗っておいしい思いをしたい。
こういう人は他人は富ませない。荒地のゆえんである。

同じ荒地の砂女でもごくごく稀に砂から転じて美しい妖怪に変化できる人がいる。
怪談・牡丹灯篭の美しい幽霊女のようにフーッと男のまわりをふわふわ飛んで、相手を魅せて悦に入る。

何をしたい人がよく分らないのだが、ま、それもその人の能力であることだ。
できれば砂女とか美しい人の魂を食う幽霊などといわれるよりはパチンコホールの名前みたいだがオアシスみたいな人といわれたいものである。

by yoshi-aki2006 | 2006-10-18 18:30 | 人間考察 | Comments(2)  

Commented at 2006-10-18 21:14 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yoshi-aki2006 at 2006-10-19 13:51
小泉さんはある種、立派な人といえるかもしれませんね。
ただ、彼を「国賊」という人もいます。宮沢さんの時にアメリカと約束した郵貯民営化を実行したり、三角合併(当方、ホームページのリンク先・為替見通しや増田足に詳細書きました)の推進をしたりしたことを指してでしょう。
毀誉褒貶、好き嫌いの分れるところですね。

荒地の砂女とか砂男は結構、マネー業界に多いですよ。どの業界にも本質的なことは掘り下げずに、雰囲気専門家がいます。
そういう人は金儲けがうまい。
そして、白金とか麻布などに住んで、ブランド志向の生活をして、
そのライフスタイルを売り物にしていたりします。
私の大嫌いな人種というわけです。
そういう人が専門家つらしてうわっつらな話をしていることに対して強い嫌悪感を覚えます。
ま、向こうさんにも言い分はあるでしょうが。


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