家族力

地下鉄に乗っていたら、小学生の男の子が乗り込んできた。
ドアが閉まってもホームのおばあちゃんと思しき年配の女性に一生懸命、手を振っている。
やがて電車はホームを過ぎ、坑道を走り出した。
男の子は「バイバーイ」と手を振り続けて、ガラスに映る自分の顔に気がつき、そばに立っている私の顔をはにかんだ表情でチラっと見た。
私は思い切りにっこりして男の子にうなずいた。

可愛がってくれるおばあちゃんを持ってあなたはとっても幸せな孫。
おばあちゃんもあなたみたいな孫がいて本当によかったね。

祖母から孫へ。
その人たちのつむいできた幸せな刻の流れを垣間見せてもらった気がしてこちらまで幸せな気持になった。

男の子はちょっと照れたが、ほくほくとした表情だった。こんな生き生きした顔の子を久しぶりに見た。

最近、次世代の若者の不幸な事件、事故の報道が多いが、教育基本法改正というよりも、
何かもっと根本的なそして基本的な問題があると思う。

ちやんとした子供を育てる家族の役割は大きい。
子供を愛し、育てる家族力。
それが希薄化しているのではないか?
社会の再生は次世代の子が担う。子供が生きずらい社会に未来はない。

そういえば、ある人がこんなことをいっていた。

子供が立て続けに生まれた時はいっぱいいっぱいでよくヒステリーを起こしたけれど、今になって子供ってこんなにいいもんかと思うことがある、と。

時間をちょっと広角に見て、今のいっぱいいっぱいを乗り越えられる親、大人が増えれば子供達はもう少し生きやすくなるのかもしれない。

by yoshi-aki2006 | 2006-11-14 00:32 | 人間考察 | Comments(0)  

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