経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ   ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/fp-money/

by yoshi-aki2006

暗算ができない人々

ちょっと前までわが国には学歴はないけれども知恵のある人、頭がよく働く人、物知りがたくさんいた。

浪速の商売人は紐で梱包する際に、何センチの「あまり」をつけるのがもっとも合理的かを考えて、紐を無駄に使わないようにと工夫した。

食べ物が乏しい地域の人たちは農作物の保存に知恵をしぼり、さまざまな保存食を生みだした。

そして、多くの人が暗算で数字を把握していた。

ところが最近の人間は、暗算がそう得意ではないのではないか?
自戒もこめて、そう思う。

割引券、商品券などを混ぜて支払うとき、しっかりモニターに打ち出される数字を見ていないと結構間違われている。

お勘定をするときもレシートを落ち着いて見直したほうがよい。

暗算ができない人が多いので、適当なつり銭を返されることがある。

つり銭を間違われた経験がある人は身の回りに結構いる。

知り合いのそういう間違いに強いA子さんに教わったこと。
彼女いわく「お金を払う側も暗算したほうがいい」そうだ。
「一万円を出して、代金がこうだから、つり銭はこれだけなはず」
という具合に。
「万円札を出す場合は『はい、一万円ね』と声を出すことよ」
これも習慣にしたほうがよい。
「おつりを受け取るときはしゃべっていないでしっかりお金を手のひらの上で確認する」
さっと受け取りポケットにジャラッと入れるのは×なんだ。

頭も筋肉同様、鍛えなければ錆びつく。
スイカやカードで払い、レシートもほとんど検証しないで、渡されるままにおつりを受け取っていると間違われていても見抜けなくなる。

しっかりもののA子さん。私も見習いたいと思うがそのA子さんでも外国では
「値切りすぎて先方は『こやつ』と思ったようで、箱の中に商品を入れられていなかったことがある」といっていた。つり銭同様、商品もちやんと入っているか確認したほうがよい。

ネットで5万円くらいの時計を購入。送られてこなかった人もいる。
高価な買い物は信用のおける相手から。
そういうあたりまえといえばあたりまえなことがスコーンと抜けている私たち。
便利社会に慣れて頭を使っていないせいかも。
筋肉同様、暗算力や計算力、推定力など脳みそをもっと鍛えたいものです!
by yoshi-aki2006 | 2006-12-15 18:08 | マネー | Comments(0)