陽気なお酒

株式関係の方と飲む。
すっごく陽気なお酒で楽しかった!
ご一緒したかたは「大変じゃなかった?」と気を使ってくださるが、自分をさらけ出してくださる陽気な酔い姿というのはいいものだ。

家でまたまたワインを開ける。
ライトボティの飲みやすいワインだ。
「これは25歳の美人な女性って感じのワインね」と私が講釈をたれるのを、
みんなはフムフムと神妙な顔をして聞いてくれる(嵐を巻き起こしたくないとの一念であろう。皆の衆、気苦労をかけてすまぬ!)

うちの家族もみな陽気なお酒だ。
酒癖が一番悪いのはひょっとして私かもしれない。

私は酒はそれほど強くない。
20歳台前半までに一生分、飲んだような気がするのだが、あのときに消化酵素を使い果たしてしまったのだろう。

今は生ビール一杯と焼酎か日本酒を少々飲めばもう出来上がり。
後は眠くて仕方がなくなる。
帰りがめんどうなので家で飲むのが一番だ。

酒癖が悪い例として、ワインと日本酒を飲むと
誰かの手を握り締め、ほろほろと涙を流したくなる。
以前、ディレクターをしてくれていた女性とワイン三本を開けたことがあり、帰りの山手線でみんな私から引いているなあ・・・、と酔い頭ながら不思議に思っていた。
家に帰り着き、バスルームで風呂に入ろうとして、そのまま、床に眠り込んだらしい。

朝、シャワーを浴びようとドアを開いた家族がムンクの叫び状態になってつったっていた。
「あー、何が転がっているのかと思った・・・・」
と。
起き上がって鏡を見て今度は私がびっくり!
既に山手線車内で涙を流していたらしくパンダさながら目が2つの黒丸に埋まっていた!

これを酒癖が悪いと言わずして、何であろう?

みんなでふぐを食べに行き、ひれ酒を七杯か八杯飲んだ。
飲み口がいいとつい飲んでしまうが、後で効いてくるのが酒の恐ろしさだ。

総武線のホームについた頃には地面に転がってしまい、ついにベンチで寝るハメに!
さすがに座って寝たのだが、隣に入れ替わりたちかわり、男が座る気配がする。
「何か御用?」とバックに突っ伏していた顔を上げると、みんな、「失礼しましたッ」とそそくさとどこかへ立ち去った。
一時間ほども寝て、ふと、駅の鏡でわが身を見ると、これまた、パンダ目+口紅がズレてクチ二つ状態になっていた。
プラットホームの怪女・・・・。
彼らはそう思ったに違いない。夜、悪夢にうなされなかったろうか? それが心配である。

やっぱり、これはどう考えても酒癖が悪い。

家で25歳のライトボティな淑女をお友達の結婚式でいただいた取っておきのバカラに注いで特別なチョコレートでこっそり飲むっていうのがいいかもしれない。連休はコレクションしたワインをちびちびやるつもりです。さて、日のあるうちに酒の肴の調達をば!

by yoshi-aki2006 | 2007-04-30 14:41 | シンキング | Comments(0)  

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