株上手の運用下手、株下手の運用上手

クイズをば。
株上手の運用下手、株下手の運用上手。
さて、どっちが資産を残せるか?

例えば、株を当てモノみたいに上手に当てている場合でもトータルにお金を上手に増やしているかどうかは怪しい。プロセスでリッチでもどこかで何千万円もやられている人が結構いるからだ。

しかし、株が下手でも運用がうまくいっている場合もある。

一億円を株で運用し、東証1部上場株の平均配当利回り1%に回せたら年手取り配当は90万円。2%なら180万円で月額10万円以上の配当リッチだ。

一方、1億円を日経平均騰落率程度に運用していた場合、お金はさして増えていない。
特に1989年12月以降、16年近くの右肩下がりで、資金を大きく減らした人も多い。


ちなみに長期国債の利回りは目下1.9%どころ。国債の利回り以下の配当しか得られておらず、かつ10年間に大きく資産を減らしている人は自分のお金運用の対象として本当に株がいいのか、よくよく考えてみるべきだろう。


ところで、ほとんどのインテリは株が下手だと思う。
そういう自覚があれば利息か配当をもらうことに徹する投資で大損しない工夫を凝らしたほうがいいってことも一考の余地がある。

by yoshi-aki2006 | 2007-07-28 22:40 | マネー | Comments(0)  

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