大食い番組

ギャル曽根ちゃんをはじめてテレビで拝見した。
私が見たときは九重部屋に行き、寿司100かんとちゃんこ4杯を食されていた。

寿司100かんというとドンブリご飯にして10杯は食べている?
10杯は無理でも5杯なら、私も食べられるかな~。

でも、ギャル曽根ちゃんの場合は短時間に食べるのが味噌。
短時間という点では私は全くお手上げだ。そんなことをしたら胃がデングリ返る。

一緒にテレビを見ていた人たちはいろいろな感想をいう。
「世界中に飢えている子がいるのに・・・」
「でも、ちょっとかわいいわね」
「俺はヤダな。大食いなんてグロだよ」
「一体からだのどこに消えるの? 細いのに」
「味わって食べているの?」
とか、ここには書けないビロウな話まで。

でも、私が番組プロデューサーなら、大食いタレント番組は創ってみたくなるだろうな。
「大食いタレントにどっか話題のスポットに行かせて、たらふく食べさせる。で、それをはやしたてる司会進行をお笑いトリオかなんかでやらせる。これで30分か1時間番組いっちょあがり」という具合に。
ギャラは安くて済むし、こ難しい理屈や凝った仕掛けは要らないし、
ひたすら食べてくれるんで、カメラ回しておくだけで番組ができてしまう。
取材された店は大喜びだし、
スポンサーは食品、スーパー、胃薬メーカー、美容なんでもつく。

こんな楽な番組作りはないわ、な。

かくして大食い番組は創られ続ける。
イージーだよなあ。でも、やっていれば見てしまう。
「あんなに食べてすごいね」「私にはできない」「あんなに食べているのが私でなくて良かった」
カタルシスもちゃんとある。あれば見てしまうって。プロデューサーならずとも病み付きだ。

by yoshi-aki2006 | 2008-01-06 11:08 | シンキング | Comments(0)  

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