なんちゃって先生
2008年 03月 30日
私は様々習い事をしているが、本場で修行し、実績を積み上げているスペイン舞踊家の鈴木敬子先生やその先生のスタジオ、「カデーナフラメンカ」でソリストに教わるバレエ・レッスンは体に的確に効く。
しかし、別のスタジオで「バレエ」や「ヨガ」などのレッスンを受けるとき、講師のローテーションがつかないのか、時々「なんちゃって先生」が現れる。
体を見ると、その人がどれほどバレエをやってきた人かどうかすぐわかるのだが、案の定、レッスンは・・・。
エクササイズも「どういう意味があってそういうレッスンをするのか、体にとって「全く意味ないじゃなーい」というもの。
もちろん、たまには当たりがあって本格的にバレエをやってきた先生も講義をしてくれる。
ヨガもしかり。
不思議なことだが本格的にやってきた先生だからといって受講者数がイコールにならない。
ミーハーには「本格的」より、なんちゃって先生のほうがお友達的でいいんだろうか。
しかし、私は本格的な先生だなとわかるとほっと安心する。
若い先生でも信じてレッスンを受講できる。
昨年、治療をして完治した病気のおかげで医師にもなんちゃって先生とそうでないホントの医師がいることを知った。ホントの医師は診断ができ、治療ができる。当たり前のことのようで、実はこういう医師が思い切り少ないものなのだということを知る。
い
なんちゃって先生は医師免許があっても診断できないし、もちろん、治療もできない。従って、意味不明のことをいって患者を苦しめる。
ホントの先生は治せるし、言葉に信憑性があるので患者は信頼して体を任せることができる。
私の仕事も同様だ。わかっていないと状況判断ができないし、的確な話もできない。
人のなんちゃってぶりを見て、常々自戒する。
なんちやって先生は様々な理由から動員数で本格的な先生より状況が上回ることがあるが、要は波が引いたときが勝負だ。
本格先生は必ず、足跡を残すことができる。
なんちゃって先生が引き潮とともに波に飲まれていくのとは違って。
ビギナーズラックが終わって波が引いていったときが勝負なのだ。
これは芸能人などの例を見ればよくわかる。
それを励みにがんばる!
by yoshi-aki2006 | 2008-03-30 00:52 | ビジネス | Comments(4)
残りの人生は、なるべく本物の人と物に囲まれて暮らしていきたいな、と思っています。隠れたところにも、すごい人がいて、いい物があり、それを発見した時の感動は快感。
せいぜいアンテナ全開で、足と頭を使っていいものを探し続けます。
先生の講演にもできる限り、参加させていただきます。
年とともにホントにわかるようになりますね。これが年の功というやつで、年をとるのも悪くないなと思います。ということは年配の人に支持されるっていうのが感慨深いということでしょうか。誰か見ていてくれると思うとうれしいですね。
いえ、izumiちゃんは大丈夫です。実はizumiちやんのクラスをチラッと拝見したときにizumiちゃんがパリージョをたたいて模範演技をしているシーンに遭遇したの。
その時、izumiちゃんのパリージョの音がきりりとしていて、正直鳥肌がたったんですよ。「あ、この人、本格的なドアを開いてあっちゃ側にいっちゃってる~」と思いました。私の「なんちゃってフラフラメンコ」と違ってizumiちゃんは本格的です。体も顔も本格的に変わってきたよね。多分、みんなは私が入門したときハルナ先生に憧れの感情を抱いたようにizumi先生を見ていると思うよ。がんばってね!