ワーキングプワー

ワーキングプアー。
働いても、いや働けば働くほど疲弊し貧しくなる人々を指す言葉として大ブレイクした。
「名ばかり店長」もそうしたカテゴリーに入る問題だ。

その対極にいるのは?
お金ががぽがぽ入ってきて、左団扇な人々・・・。
それは一体誰だろう?

その中に医師も入る、と私は思っていた。
しかし、最近は医者も厳しいという。
「3K職場の最たるもの。ワーキングプワーの何者でもない」と。
朝、7時から手術などの段取り会議、9時から数件の執刀、14時から外来診察、20時くらいには病棟回り・・・。日曜日も出勤されることがある。

一体いつ休むの?
入院していたとき、そう思ったものだ。
しかも給料はめちゃめちゃ安いケースも少なくないとか。
新人なら20万円くらいと聞いて、びっくりした!
医師になるのに国立だと1億、私立だと2億かかると聞くのに。
志がないとやっていけない世界ですね。

医者の不養生で短命な方もいるらしい。
しかも医師は先輩医師、特に教授がいる席で弟子筋は絶対に着席しない。
年功序列、掟の世界なのである。

ワーキングプワー
の対極にいるホントの対象は?
「詐欺師」と「レバレッジを確信犯的に利用する善意と慈悲に欠けた甘いマスクの悪徳資本家」・・・。
そう思う。
けなげに一心に身を粉にして働く人の大極にいるそういう輩をあぶりだして、排除すること。
それがワーキングプワーが奪われたものを取り返す最も有効な手段だと思う。

ちなみに株式評論家、証券会社営業、ライターなどもワーキングプアーな職種であると先日、知人としみじみ共感しあった。
「お客さんのためを思って一生懸命やってもお客さんに報いることができないことがあるよね」と。医師は人を助けるけど、証券営業はどうだろうね、と。ホントにお客さんのためを思ってしたことでも結果が逆になるとホントに辛いねと。

しかし、心はお客さんに伝わる。
甘いマスクの悪徳資本家、、人の善意を踏み台にしてオイシイところをすすり盗る詐欺師とは違うのだ。

by yoshi-aki2006 | 2008-04-08 09:57 | ライフスタイル | Comments(0)  

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