2016年 07月 28日 ( 1 )

 

都知事選 誰に投票するか 要点整理

都知事選 誰に投票するか 要点整理

 残すところわずか。
税金を50億円も使って(!?)、都知事選挙の勝敗がいよいよ決しようとしています。
私たちは大衆の一人として賢い選択ができるのか、それとも何か見えざる手に導かれて踊らされるのか、よく考えて悔いのない投票をしたいものだと思い、自分なりに要点整理してみました。

まず、そもそも論で言えば
都民はなんだかんだ言いながらかつては石原都知事に、
「まあ、いいでしょう」と都政を委託してきたわけです。
その後を受けて猪瀬直樹氏にも
「まあ、石原さんがこの男しかいない、というならいいでしょう」と委託しました。
猪瀬さんは東京オリンピックが決まったときの都知事でしたし、
それは石原さんが東京オリンピックの実現を願って運動してきた果実であり、石原さんの都政継承者として猪瀬さんが都知事を続けるなら、
「それもよし」と見てきたわけです。
ところが猪瀬さんに突然、5000万円疑惑が出た。お前は邪魔だ、と言わんばかりに。

 ことはそこから始まっているのですよね。なぜ、その問題が出て、猪瀬さんが退くことになったのか今一度、よく知りたいものだと思いますが、それは今の今、喫緊の課題ではないため後日にするとして、
それならば、舛添さんだということになり、
「それもまあ、いいだろう」と舛添さんに都政委託をしてきたわけです。するとまた、金の問題です。
 バカじゃない限り、そんな金の使い方をしたら、石モテ追われることはわかっていたろうに、舛添さんは金の問題でみじめな形で去ることになりました。
 もちろん、税金を私的に使うのは国民、都民にとって受け入れられないことです。みんな「もう少し上等の服を買いたいな」とか「ホントは親をグリーン車に乗せてやりたいな」というような生活の中から税金を支払っているわけで、重税感が募っているところに自由に税金を使える立場の人が私的流用を多々していたことは受け入れがたいことです。
 
 しかし、どうも妙な感じがしてきます。
こうした金権問題で都知事がコロコロ変わるのは不思議です。
一年も満たないで総理がコロコロ変わったあの時ととてもよく似ている。
都知事がコロコロ変わることで誰か得する人がいるのかな。
国民都民は税金を使われた挙句、都政の停滞をこうむって踏んだり蹴ったりだというのに。
 では、誰が得するのか? 石原さんには怖くて手が付けられなかったけれど猪瀬さんや舛添さんには仕掛けられる人。これは単独の「人」ではなく大きなコングロマリットのような存在でしょう。
ならば、そういう存在にとって都合のよい都知事は誰なのか?

これを考えてみる必要があります。

第二次安倍内閣にて国務大臣に就任し平和安全法制、集団的自衛権の時の森まさこさんのような人を据えれば、すんなり通しにくい話も通せる、と思っている立場の人間はだれかということです。

次に今、都民が選択しなければならない都政とは何か? を考えたいと思います。

実務家として会社で社長や専務、本部長などの役職についている人のほとんどは「増田寛也さんしか都知事適任者はいない」とおっしゃいます。
私も都政を前に進める、という点では増田寛也さんしかいないと思います。

いや、ストップ安倍政治なんだ、という人なら鳥越俊太郎さんという選択になるのでしょう。

では劇場型選挙を繰り広げている小池百合子さんとは何ぞや?
まず、小池百合子さんは再々、選挙で優勢と伝えられている有力候補です。
それは小池さんがビジュアルに訴えるのがうまい人である点が大きいといえます。彼女の演説の場所にはその背後にスマホ自撮り棒を駆使してベストショットを撮影している若いスタッフがいます。ipadでも撮影しているスタッフがいます。彼らは撮影したらすぐさまその画像をツイッター等に投稿し、非常に人気があるという印象を巧みにネット上に拡散させています。 
 確かに紅一点で目立つし、しかも自民党の文脈からはみ出ている点で石原親子から「厚化粧の嘘つきババア」「自民党員ではない」と言われ、支援が得られていない点でも「女ひとりで頑張っている」と日本人の「判官贔屓=はんがんびいき」の心情に訴えかけてきます。「判官贔屓=はんがんびいき」とは弱い人を応援してやろうという気持ちのことです。

が、小池百合子さんはそんなに弱い人なのでしょうか。

ツイッター上で津田大介さんが水道橋博士の原稿をツイートしていて興味深いのですがその要点を私流にまとめると

●猪瀬前都知事は小池百合子さんを応援
●生中継されたネット番組で猪瀬さんが語ったところによると小池さんが都知事になったらと小池さんの助言者として都政にかかわるつもりのようです。
●その猪瀬さんは都議会の自民党長老が中堅議員を自殺に追い詰めたとツイッターで糾弾。遺書を画像でアップし、長老の排除をもくろんでいるようです。猪瀬さんは現役時代に都議会の長老と何かあったのでしょうか。
 ここで小池さんは前都知事・猪瀬さんという強力な後ろ盾がついていると見立てることができます。
 小池さんは当初、都知事になったら都議会の解散をまず一番最初にする、と公約していました。これを聞いて、「やるなー」と思いました。
 これは猪瀬さんへの配慮なのでしょう(その後、バンキシャでは議会とは仲良くする、と発言されましたから気持は変わったのかもしれません)。

ちなみに小池百合子さんの応援演説に自殺した議員の妻も参加されたようです。

しかし、ここで都政に話を戻すと、都議会・自民党長老の問題は自民党の自助努力で解決しなければならないことで、都民には長老に対する遺恨は実感としてわかりません。
 だから、あまりピンとこない争点です。そんなに自民党の都議会議員を問題視するなら都知事選挙でなくても方法はあるはずです。しかも自民党に席を置いての特定都議非難ではますますピンときません。

 小池さんは都議会の長老と本気で対決するのでしょうか?
私には本筋はここにはなく、猪瀬さんのフォローに対するお礼や礼儀、もっといえばポーズとしての長老批判ではないかと感じられるのですが。ここにズボスボ入っていくのはまったく本筋から離れていきます。よって小池さんは時期が来たら猪瀬さんをバッサリ切り捨てる、のではないかと思います。細川さん、小沢さんにもそうしたように。

 自民党都議会長老が手を突っ込んでいるといわれる五輪利権と、もっと大きなグループとの五輪利権での利害のぶつかり合いがあり、両方の対立上で相撲を取ろうとしているのが小池さん、なのかもしれません。
 では、女性ならではの施策で小池さんが優位かどうかの検証をしてみましょう。子供も産まず主婦経験もない小池さんが保育の問題を解決するというのは現実問題としては難しいのではないでしょうか。ならばこの点では増田寛也さんと互角であり、女だから目配りが効くということにはならないと思います。
 また、組織票がない、という点ですが、小池さんを防衛大臣に任命したときの陣営がバックについている、だから誰よりも真っ先に小池さんの選挙ポスターがどの板張りにももれなく貼られたのだという話がツイートされています(本当かどうかはわかりません)

 その人たちは小池さんが防衛大臣だったときに何か都合のいいことがあった応援団なのでしょうか。小池百合子さんが都知事になると都合がよい人たちが猪瀬直樹前都知事以外にもいるようですね。
 
 いろいろな側面から小池さんは様々な思惑の上で上手に世渡りをされている方なのではないかと感じます。舛添さんの時には応援演説をした安倍総理が今回、増田寛也さんの生応援にはいかないらしい、という話があります。最後の日にはいくらしいとの話も出ていますが、安倍総理も大っぴらに増田寛也さんを応援には行けない遠慮すべき筋から小池百合子さんは応援されている、と見ることができるのかもしれません。

 ということは小池百合子さんがもっとも生臭い候補者だと感じてしまうのですが。

 各人の立候補までのいきさつを振り返ると、「都知事になりたい人より、都知事にさせたい人に」ということで、増田寛也さんは様々ないきさつからやむにやまれず立候補された印象で、それはそれでその行動原理はよく理解できます。

 鳥越俊太郎さんの立候補の理由は「自由にモノが言えない雰囲気になってきた。これまで70年、平和憲法できた日本。ここで待ったをかけないと大変なことになる」というやむにやまれぬ思いから、立候補したという趣旨をおっしゃっていました。

各立候補者にその志に私利ありやなしやと問うと
増田寛也さんにも鳥越俊太郎さんにも私利よりやむにやまれず、という印象があるのに比べて、小池百合子さんには、何か違う匂いがしてきます。

なので私の場合は都知事選、二択に絞られてきました。どっちに入れようかな??? 考え中です((#^.^#)

ちなみに鳥越さんに13年前の女子大生との諸々記事が二大週刊誌に出たそうですが
事実無根とする鳥越さんに失礼を承知で言えば、もし、何かあったとしても
76歳-13年前となると63歳の時の話ですよね。
63歳でそんなことがもしもあったとしたなら、隋分、お元気なんですね、と思いました。
私の身の回りの63歳周辺の男の人でそんな元気な人はあんまりいませんので、びっくりです。
ま、人間だもの、いろいろあろーかと。

ともかく、原点に返って何かおかしい都知事交代に関心をはらいつつ、選挙に行こうと思います。

【追記】
●週刊文春と週刊新潮を読んでみました。
週刊新潮に掲載された件の女子大生の記事が一番、様子がよくわかるものに感じられましたが、内容が事実かどうかはわかりませんが、その女子大生も女子大生だと感じましたし、告発している匿名の夫も夫だと感じました。事実かどうかはわかりませんが、事実だと仮定した場合、そうした女子大生を室内に招いたり、山荘に行ったりということは公人としては軽率でしたね。
 一人の男としての行動として見た場合、「そりゃ、食事の後、のこのこ男の部屋について来たとなったらスケベ心に火がつくよな~」と思いました。女性側も、その日、好きだと言われたのなら、次に山荘について行ったらどんな展開になるか、わからないほうがどうかしているとも。ま、真相はわかりませんが(^^)
当時、新潮が記事にしなかった理由もよくわかります。ファクトが弱すぎたからでしょう。

が、今は記事にすると売れるので、記事になったというわけです。


●選挙の優劣情勢分析について


小池百合子さん 
増田寛也さんと鳥越俊太郎さん
という情勢なのかなと思います。

あと2日ですね。各陣営、頑張ってほしいと思います。





by yoshi-aki2006 | 2016-07-28 21:27 | シンキング | Comments(0)