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株価・為替のリスクファクターとしての金 正恩さんの今年の運気は?

位置的には近いのになぜか遠い国、北朝鮮。
今まではオバマ大統領の戦略的忍耐作戦で北朝鮮、それを支援する中国に対して、アメリカ側の強いアクションはありませんでした。

1994年、オバマ氏と同じ民主党ながら、戦う男だったビル・クリントン大統領は北朝鮮制裁に動きます。
しかし、当時、「韓国に甚大な被害が及ぶ」と懸念する韓国大統領の強い説得でクリントン大統領はカーター氏を電撃派遣していったん事態は収集します。

その当時のことを端的に知るには長野智子キャスターのブログが参考なります。
長野智子さんのブログ

さて、中国・習近平氏の外交努力もむなしく、4月29日にも弾道ミサイルを発射した北朝鮮。
今のところ静観をするロシア。以下はプーチン大統領について書かれたnews weekの記事です。
ロシアのプーチン大統領は外野を決め込む


一方、安倍総理は?

森友問題で追及されるのを回避すべく、外務省に命じて組んだ外交日程でしたが、北欧4か国歴訪を取りやめ、30日までロシア、イギリス訪問に切り替えているものの、外遊中のため、副総理・麻生氏、菅官房長官、稲田防衛大臣が国家安全保障緊急会議を開催。

菅官房長官はアメリカ側の動向については一切、こたえられない、とするものの、近々、事態のフェーズが変わるような事柄が起こる可能性は十分あり得ます。

私の独自予測では
例えば、直近であれば5月2日。
その後であれば、5月9日韓国大統領選挙前後。特に8日、12日は金正恩氏には過酷な日になる可能性が高いでしょう。

今年の金正恩氏はともかく押さえつけられます。
中国にしろ、
アメリカにしろ、状況が変わっており、
トランプ氏が大統領になったことで
金氏がオバマ時代にできたことはできなくなっているのです。それを早く理解しなければ事態は悪化の一方です。

金正恩氏が今年を世界各国からコンセンサスを得られるような行動規範を示し、何とか乗り切れれば、と思いますが、
今年は金氏にとって非常に厳しい年になるでしょう。

特に5月全般、9月は金氏側が強く用心しなければならないと思います。
よって、5月にもアメリカからの制裁を受ける可能性は大。
9月に事態はさらに深刻になると思います。

株式市場にも影響することなので、緩急つけてリスク管理をしたいものです。

ちなみに6月に北方領土への墓参が実行されるようです。そのことから類推すると、安倍総理が5月下旬から6月にかけて、都議選と同日投票となるようなシナリオで衆議院解散を考えている可能性は高いと思います。

その前に北朝鮮の行動が日本の国民感情を逆なでするようなこと(たとえば邦人拘束、国内テロ、砲撃など)が起こる可能性は十分あります。

願わくば、日本、韓国、中国、そして北朝鮮の生活者が日々、平和に暮らせますように。






by yoshi-aki2006 | 2017-04-29 10:36 | アンテナ | Comments(0)  

株価・為替・経済の観点から見た安倍首相の今年の運気は?

ロシアを訪問中の安倍総理。
安倍総理とケミストリーが合うといわれるプーチン大統領ですが、トランプ大統領と新たな互恵関係を結ぶべく、安倍総理には山口会談のころ、ちょっと距離を置いた印象があったものです。

が、トランプ大統領のシリア攻撃でシリアを支援しているプーチン大統領、「トランプも一筋縄ではいかないな」と感じたのか、また、安倍総理との互恵関係に関心が戻ってきたように感じられます。

フォローの風、再び・・・・という感じなのに、安倍総理、最近、どうも、お顔の色がさえません。
私が安倍総理の立場なら、

ロシア外交で成果を上げ、トランプ大統領ともア・ウンの呼吸を合わせて、
都政改革者としての小池百合子氏は応援しても、
新党をバックにのし上がってくる小池新党とは対決する姿勢を明確にし、
共謀罪の構成要件を改め、テロ等準備罪を新設する法案をゴールデンウイーク明けにも採決し、

国内スパイ活動を一網打尽にして、
「自分の国は自分で守れる」国への一歩を問うべく、
6月18日の国会会期末までに解散の時期を探る、というシナリオを考えたと思います。

が、どうも今年の安倍首相は2月の稲田防衛大臣の森友学園とのかかわり発覚や防衛大臣の資質問題、
3月の奥様、昭恵夫人の活動の一環で森友学園問題が生じ、
収束したかに見え、今なお、余波侮れずの状態になっています。
そのうえ、
安倍昭恵さん関連記事
嫁姑問題で家庭に平和ナシ?
安倍内閣に携わる方たちのとほほな発言によるタルミ指摘もあり、
一難去ってまた一難という感じです。

週刊文春によると安倍首相に易学の観点からアドバイスされる方がいるとのこと。

その一人、元東燃社長の中原伸之氏は私もそのご発言の的確さに感服していて、以前、所属協会に講演に来ていただいたときも中原さんはいち早くリーマンショックへの予見を指摘されてしましたから、総理が中原さんのアドバイスに耳を傾けられるのもよく理解できます。
石油という市況商品を売買して会社を率いてこられた立場ですから、アドバイスも経済的な動静と易学がうまくマッチチングしているのだと思います。

もうお一人は池口恵観さんでこの方ともずいぶん昔に面識を持ちましたが、ド迫力な方で、政治経済に非常に敏感な方で、政財界マスコミの方たちが一定数、交流されており安倍総理がご縁をお持ちなのも不思議ではありません。

一国の総理ともなれば誰にも本音は相談できませんし、
側近の菅官房長官といえども都知事選挙の時に意見が相違したのは知られるところです。

すると易に頼る気持ちも生まれてくるのは理解できます。

さて、中原さんや池口さんに及ばずとも私も市況を当てなくてはならない立場であり、政治経済学の観点でもある程度予測していかなくてはならない点で立場は近いと思います。
そこで、安倍総理の今年を私流に推測してみました。

今年2月初旬。
はからずも昭恵夫人がこの問題の火付け役になって籠池問題が勃発。
しかし、2月~3月いっぱいで悩ましい問題は収束。
週刊文春で紹介されていた中原伸之さんの見立て通り、4月4日が運命の底というのは同感です。

が、今年の安倍首相は少なくも9月下旬ころまで悩ましい状態が続きます。
閣僚の失言、失態に悩まされ続け、家庭の平穏もありません。

4月は華やかな話題に恵まれますが、
5月に解散を決断したいところが、なかなか思うようにいかない可能性があります。
解散を決断する場合、6月18日国会期日前、例えば6月5日前後にずれ込む可能性があるかもしれません。
安倍さんの7月の運気は悪くないので、7月投票であれば勝算は高いだろうと思います。

しかし、8月はまたぞろ、奥様も含め、身内の面倒が予見され、
9月初旬から中旬ころに身動きがとれない困窮事態が待ち受けます。

そして、12月・・・・。大変厳しい月となりそうです。
分類すると昭恵夫人関連の事柄ではないかと思います。

2018年の2月にまた降ってわいたような困窮があるかもしれません。それはアメリカからもたらされることではないかと思います。派兵要求とか貿易問題などに悩まされる可能性があると思います。

株価予測は講演会でじっくり触れたいと思います。政治経済、出ているニュースだけではなかなか判断しきれず、自分なりに何か予測する手立てを用いたいですね。

そういえば、
日銀の黒田総裁の会見 
から見てもアベノミクスは実現に向け、さまざまな課題が。

とはいえ、安倍首相の内閣支持率は森友学園問題で少し下がったものの、今、復活しているようです。
その理由の多くが、
「ほかにましな人や党が見当たらないから」
という安倍首相にとっては不本意な理由から。

ぜひとも安倍さん、あなたしかいない、という国民を増やしてもらいたいものです。




by yoshi-aki2006 | 2017-04-28 13:48 | アンテナ | Comments(0)  

値上げラッシュに悲鳴とびっくり!~スーパーの売り場で実感する物価高

消費が伸び悩んでデフレに逆戻り?という意見もでているようですが、
いえいえ、消費の現場では、大変なことになっています。

4月に入って、何気にスーパーでカニカマを買ってびっくり!
カニかまのカニ足を包んでいる透明な筒の細さったら何?
前の三分の一くらいの太さに縮小されている!

次に「ぶどうどっさりパン」を手に取ってびっくり!
前に売っていた時よりずいぶん小さくなっているではありませんか~!

紙の袋に入ったレトロなパン。ぶどうがどっさり詰まっていてものすごくプレミアム感があり、その割にお値段がお安いのでとても気に入っていたのですが・・・。

それなのに何のこのスリム化は・・・。前の三分の二に縮んでいる!
ここまでスリム化が進むとは・・・。
「どっさり感」が売りだったぶどうの密度もスカスカに・・・・。

価格は据え置きでも、量を減らす、サイズを縮小させる実質値上げがすごすぎる!

物価が下がっているなんて嘘。
すごーく値上がりしていると感じます。
値段は上げていないけど、中身が少なくなっている!

どうしてこんなことになったんでしょう?

円安だった数か月前の諸コストの値上がりと
人材不足による人件費の値上がりとが売り場の商品へのしわ寄せになっているんですね。

消費者は買いたくても買えない、と感じているのではないでしょうか。
道を歩いているとマダム風の女性が「あなた、ホントにとんでもないことになっているわよね。取るものはどんどん取られて、もらえるものはどんどん減っていくのよ!」「ホントよね~!!」

と危機感いっぱいって感じで話しておられました。

みんな感じているんですよね。施政のテイストを。

さて、「4月は意外と強い」との見通しを昨年来から出していましたが、半月づれました。ここまでの安値をしっかり買っていただいたとしたら、ここからはそれを利確していくイメージです。

次の講演は4月25日の名古屋。
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●5月16日東京・汐留
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●5月30日
静岡に伺います! 主催は日本証券新聞リサーチです。
詳細が決まり次第、ご案内いたします。


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先日の八重洲ベルサールでの講演です。
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リスク増す日本ですが、来るべき大きな波に負けない運用を心掛けたいものですね。

















by yoshi-aki2006 | 2017-04-21 23:25 | アンテナ | Comments(0)  

観たい映画「わたしはダニエル・ブレイブ」ケン・ローチ監督 カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞作品

銀座、築地、大阪と移動していますが、どこに行っても外国人観光客だらけ・・・。うれしいような哀しいような、ドメステック・アイデンテティの危機。

観光立国ってそんなにうれしいことだっけ。

日本人が海外旅行にでまくりまくった円高時代のバブル期のころ、現地の人が、いやーな顔をしていた意味が、いま、リアルに日本人にも理解できるはず。

欧米のたどった道を今、日本が追体験。

するとこの映画「わたしはダニエル・ブレイブ」のような事態もいずれ日本の現実になるのだろうと思います。いや、もう、そうなっているのかも。

政治が金持ちをより金持ちにする方向で施策されていると感じている監督・ケン・ローチは「そんななかで金持ちでない人々は人間の尊厳を守ろうと苦しむ。その姿に光を当てたい」(意訳)

いずれ日本もフリー・フードを提供する施設に人が並び、普通の生活をしている人々がホームレスになる可能性を感じてしまう映画の舞台はイギリスのリアル。
イギリスは金融ビックバン、消費税など、政治経済、いろんな面で日本の先行事例国の一つ。

どんな映画なのか?

映画を紹介するNews weekの記事がわかりやすいです。
記事にリンクします。
動画もあります。


10年後の日本の姿を示唆しているといえるかもしれない。
ダニエル・ブレイブになる世代は今の50歳代の人々。

その時から今を振り返ると、
「ああ、あの時の日本は景気が良かった・・・・。慢心していた・・・」などと思うのかもしれないなあ。
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画像はニューズウイークより
(映画情報も)

映画情報
I, DANIEL BLAKE
『わたしは、ダニエル・ブレイク』

監督/ケン・ローチ
主演/デーブ・ジョーンズ
   ヘイリー・スクワイアーズ
日本公開は3月18日

映画の公式サイト

劇場情報




by yoshi-aki2006 | 2017-03-17 23:52 | アンテナ | Comments(0)  

安倍昭恵さんが理解できない!

私の感覚が古いのか?あるいは安倍昭恵さんが異次元空間の住人なのか?

昭恵さんの日々、ビックリな行動に新しいタイプの女性なんだかなあ、と衝撃とともに思います。

たまたま、夫になった人が総理大臣になってしまっただけ。
連れが総理大臣になりまして・・・・ということでしょうか。

どうも安倍昭恵さんの行動の軸にはそういう自分ファースト、なお考えが据えられているような気がします。

だから、飲食店もなさって、
布袋さんと親密すぎるショットを雑誌に掲載されても「ケセラセラ」、とされているのでしょう。

一時期は医療大麻にも触れられており、あまりのスタンスに、「大丈夫なのか!」と思いました。

森友学園の名誉理事長になられていたのも、ご自身のお考えに近い教育者だと共感されてのご就任だったようですね。

たまたま共感した相手が問題の多い人だった、ということでしょうか。

が、何か、違和感が解消できない。
私の感覚が古いのか?と自問します。

もしも、私に息子がいて、その息子が総理大臣となって日々、大変な重圧の中で政治経済をハンドリングしているさなか、昭恵さんのような嫁がいたとしたら?

きっと、こう言ってしまうと思います。

「あなた、ご自由になさるのはいいけれど、マスメディアに出るのは息子が公職を退いてからにしてください。あなたはタレントでも芸能人でもないのですよ。息子が総理大臣であることであなたを担ぎ出す効果を確信犯的に狙って、キャスティングされているのですよ。そうしたことに思い至らず、タレントのようにあちこちのイベントに出てしまうのはいかがなものかと思います。そうした自覚がないから、森友学園ともかかわりを持ち、広告等のような存在になってしまって、結果的には広告塔として園児を募集したり、寄付金を募るときの動機形成に寄与した形になってしまった。その上、あなたの存在に象徴される国家的サポートがなされている事業であるかのような錯誤を生み出させてしまい、土地価格を安くしたり、便宜を図られたのではないかと国民が疑う結果になっているのですよ。それでも活動するというなら、安倍という名前や総理夫人という肩書、公的な費用は一切使わないでタレント活動なさい」

私が姑ならそう言って強く自覚を促すと思います。

もちろん、そんなことをいう人も今までたくさんいたのだろうな。でも、ご自身の思う生き方を貫いているんですね。私にはとてもそんなことできないです。自分にはできないことをされているという点では「すごい」と思います。

今までも安倍昭恵さんは様々な「自覚不足」を指摘されてきました。例えば、伊勢志摩サミットに同行し、ほぼリアルタイムに安倍晋三氏と過ごした時間をSNSに投稿されて、セキュリティ上どうなのか、という物議をかもしたこと。

SP同行もなされている中で、飲み屋に出向き、布袋さんを呼び出し、前述の顛末が報道されたこと。

などなど。

普通の感覚なら、そうしたことから「どうなんでしょう、あなた様の行動は?」との声が耳に入ったら、「あら、ちょっと逸脱しちゃったわね」と反省して、行動を慎むでしょうに、次々と・・・。

夫が今回の森友学園問題であれほど国会で質疑されているのに・・・。しかも、国民が「総理夫人としていかがなものか」と感じているのに、
「よく報道してくださいね」と言われてもなあ。

安倍昭恵さんが日本を代表するお菓子会社の経営者の娘さんとして、特別に育てられたということも基盤にはあるのでしょうか。失敗したって帰れるゆるぎない居場所、バックボーンがあるのが強みになっているのでしょうか。
そこが油断の源泉だと思うのですが。

非常に立派な公的活動をされている紀子さまのような賢い控えめさ、「公的」感覚が昭恵さんには感じられない・・・。

自由人、何物にもとらわれない生き方推進、そういう生き方を示す存在として異色の方なのですね。

総理夫人としての自覚が薄すぎる、だから森友学園問題にヒットしたという点
は国民利害と接点があるから、今後も意識されるとして、自由人としてタレント的に活動されている点については、ご本人の意向として尊重されるのでしょうか。

これだけマスメディアに取り上げられ、国会で紛糾しているさなか、あのふんわりした笑顔で「よく報道してください」と言われる。

異次元過ぎてひたすら、唖然・・・・です。
そこが魅力なのか? 雅子さまにも通じるGOING 自分道。
いやー、まぶしすぎます。
安倍昭恵さんの記事一覧
昭恵さんのリスク管理にかける姿にトランプ夫妻は

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画像は外務省に掲載されていたものです。
安倍首相は女性の時代のフオロアーを自負されていたようです。


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日本一高い山、冨士山。
高い役職についている人は目立つもの。
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アベノミクスで随分、株価も上がったので安倍政権に問題が起こってぐらつくのはリスクですよね。
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講演でしっかりリスク管理の大切さをお伝えしていきたいです!






by yoshi-aki2006 | 2017-03-09 11:53 | アンテナ | Comments(2)  

グリコ・森永事件は株価操作が目的だった? 話題の本「罪の声」

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画像出典はここから

塩田武士さんの「罪の声」を一気に読了しました。
グリコ・森永事件は昭和の重大未解決事件としてあの時代を生きた人には忘れられない歴史の一つです。

私は当時、駆け出しの学生ライターで報知新聞や東京スポーツ、日刊スポーツに原稿を届けに行っては下手な文章を叱られて腐っていました。当時、すでに株式投資をしていて体験談を書くこともぼつぼつしていたころだったと思います。
世の中にFAXやワープロが出回るかどうかの当時、マスコミ全盛期に至る過程であり、その起爆剤となるような大きな事件が立て続けに起こっていました。
グリコ・森永事件、ロス疑惑、日航機墜落、ホテルニュージャパン火災事故などなど。

グリコ・森永事件の時、森永の社員の人が「わが社の製品をぜひ、お買い求めください」と赤坂だったかで、直売りしていて
気の毒に思って、1500円ほど購入したことを覚えています。

事件が起こって、該当食品会社のお菓子は売り場から除去され、森永製菓は窮地に陥っていたのです。

さて、小説の体裁になっていますが、筆者は元新聞記者。調べ上げたデータの中には限りなく真実に近いと思われる記述もたくさんあり、非常に面白かったです。

すでに詳細を伝えるWiki=ウイキペディアなどがありますから、ご存知の方も多いと思いますが、
犯人像は小説の中に登場している人々と近いのだろうな、と思います。

上場企業を狙っていた事、しかも一部のある程度の規模の企業に絞られていること、裏取引があったかなかったかは不明ながら、金品を要求しておきながら、一度もそれを受け取りに現れなかったことなどから、株式での売買益狙いだった可能性は十分説得性があります。

が、当時は個人投資家には売買株数の無税制限があり、それを逸脱して売買すると目立ったはずです。

その詳細は小説をお読みいただくとして、作者である塩田氏が指摘するように、事件を起こした側に比較して、巻き添えになった子供や捜査当局の中には責任を感じて退職日に焼身自殺した県警本部長もいたりして、なるほど、人間には2通りある、と思い知らされます。

自分の欲のためには人の犠牲などはなんとも思わない人と
そうした悪人のしでかしたこととどんな形であれ、苦しみながら向き合う人たちと。

因数分解し、何が罪なのかを明らかにしようとする取材者の姿勢にも久しぶりに、読んでよかった言葉を見つけた思いになり、充実した読書ができました。

ふと、テレビで国会を見ると、民進党・蓮舫氏が安倍総理に森友学園の国有地払下げ問題について質問していました。
「総理、なぜ、国民がこの事件にこんなに関心があるかわかりますか? 安倍晋三学校と名前を付けようとしたり、安倍首相頑張れなどと園児たちに言わせ、安倍昭恵夫人が名誉校長を務めたりしていた森友学園に国有地が考えられない値段で格別安く払い下げられたことに関して政治家の関与があったのかどうか、つまり政治家の力で税金が不適切な使われ方をしたのかどうかを知りたいからなんですよ」(おおよその意訳)と追及していました。

それに対して安倍首相は「先ほどの答弁を聞いていなかったのですか?」とお豆腐を無理やり箸で立てたような答弁をされていました。今日は北朝鮮からミサイル発射で結果的にはその対応が優先され、安倍さんは救われた恰好になりました。

塩田武士さんの本のあとがきに「大事件がたくさん起こり、対外的にはそのさなかプラザ合意が結ばれ、金余りが起こり、バブルに突っ込んでいく」(だいたいの意訳)とありました。フォークランド紛争、豊田商事事件等も1980年代に起こった事件です。

今、デジャブ感にさいなまれるのは私だけでしょうか。

テラーソン国務長官が近々、日韓を訪問するようですが、北とこれまでにない緊張展開となるのでしょうか。いずれにしても、波高し。一人一人が、何が大切な事実なのかをどうぞ見失いませんように・・・。





by yoshi-aki2006 | 2017-03-07 08:47 | アンテナ | Comments(0)  

石原元都知事の記者会見~私はこう聞いた

築地に行かれたことがある人なら、あの独特な場所の良さを感じられることでしょう。
場外市場周辺にもおいしいものを安く提供してくれる場所があり、たくさんの観光客と周辺に住む市井の人々がプロ相手にも素人相手にもてきぱき接してくれるお店があって、好きだなあ・・・、素敵だなあ、残してほしいなあと思う場所です。

築地本願寺は本当に素晴らしいお寺ですし、その本願寺にも近く、銀座にも近く、国立がんセンターにも近く、
あの一帯は江戸時代、お墓が多かったそうで、
生と死が混然と混ざり合った、日本のインドみたいな印象のある場所で、個人的にも実にいろんな深い思い出があり、無くなるのは受け入れがたいことでした。
築地本願寺のホームページ

でも、豊洲に移転するという報道が多くなり、なんとも残念な気持ちでいました。

近くの歌舞伎座も刷新され、そして築地市場も・・・。次々に昭和が消えていく・・・。そんな無情のなか、小池百合子さんが都知事になられて、豊洲から毒が出た、盛り土がない、など矢継ぎ早にいろんなニュースが報道されるようになり、「ストップ豊洲移転」ということで、待った!がかかり
そしてついに「こんな話に誰がした」ということになって百条委員会に石原都知事や浜渦副都知事など関係者が呼ばれるという。
小池さんは最近、選挙の時に見せた鬼将軍のような威勢のいい勝負師の顔を隠し、穏やかな人格者のイメージつくりにシフトされたようで、あとは百条委員会の成り行きに任せ、ご自身は舌鋒鋭く突っ込んでいくのを控えようという姿勢にチェンジされたように見受けられます。

この小池さんのポジショニング・チェンジのタイミングはいつもとても見事で、頭のいい方なんだなとつくづく感心します。腹黒いと受け止める人もいるようですが、考え抜いてご自身がもっとも価値最大化を図れる場所、ポジションが瞬時に分かり、実行する能力が秀でているのでしょう。あそこまでデジタルに変われるのはすごいことです。

さて、ストップ豊洲、あんな場所に行ってどうするんだとの想いは同じでも、豊洲に食指を伸ばすアリババはじめ複数の買い手と小池都知事が個別に面談をしていると報じられています。
本当かどうかはわかりませんが、知事独走とも受け止められかねない外資への豊洲売却はガバナンスの問題としてどうなのか、という問いはこれから反小池、豊洲推進派から出されることでしょう。

築地を残す点で小池都知事の手腕に期待したいものですが、

私は、この一連の事件で誰が得しているのか という一点を見ています。

テレビ番組の中では
「小池百合子さんはこの騒動を今年夏の都議会選挙に利用している」「悪者を追求するのは私だという立場を常に作り上げ、自身の勢力拡大に利用している」というニュアンスのコメントもあり、そうなら大衆扇動の流れに乗せられずに何がベストなのか、しっかり注意しておかなくてはならないと思います。

また、「豊洲を外資に格安で売るなんてとんでもない話」「豊洲を騒動にして移転を延期し、その結果、多額のコストがかかっている」という話は石原元都知事の3月3日の記者会見で指摘され、わかる人にはわかる話として、都民は一連のコストについて知らなさすぎる、という点も意識しなくてはいけないことだと思います。

さて、石原元都知事の記者会見ですが、
何よりご高齢です。自分の祖父母や老親と比較して、84歳という年齢でこの事態に対応するのはなかなか大変でしょう。口も足も語彙も嫌がおうにも「年」で思うようにならない。しかも脳梗塞を患われたという。

自分があの年で記者会見できちんといえるか、と想像しただけで大変なことだと思います。

語彙の問題もあります。

小池さんがいうガバナンスの問題は経営コンテンツとして非常にわかりやすいです。

石原さんは今の時代にそうした受けのいい言葉をつかえていない。それは生きてきた時代の違いからくるものでしょう。

石原さんの言葉を今風にトランスレーションして本来は聞く必要があるのに、言葉尻だけをとらえて追及する若い記者が少なからずいるのは気の毒なことだと思います。

ガバナンスという点で、石原さんの発言を意訳すれば

●都民の委託を受けた議員で構成された議会に諮り、多数決で採決し決定したことを推進するのは都知事の仕事

ということでしょう。その意味が記者会見で伝わっていないのは語彙の違い、今の時代に認知される語彙力の認識不足からでしょう。

責任逃れと受け止めて追及している若い女性記者がいましたが、やっぱり伝わらないんだなあ、世代の違いなんだろうかなあ、と嘆息しました。

知事の独断で決められてしまったというなら、議会機能がまったく働いていなかったことになり、傍聴も許されている都議会が機能していないのなら都民のモニタリングも効いていなかったことになるじゃないですか。そんなことはないはずです。

都民として言いたいことは、
誰であれ、この豊洲問題を政争の具にしたり、商材にしてはならないということです。

移転を決めたのに行かないで大騒ぎしているだけでは日々の豊洲のコストと市場関係者への補償で莫大な税金が費やされている、というのももったいない話です。

そして、都税を使って作った豊洲を外資に半額で売り出す話が進行しているのなら、それは森友学園で紛糾している国有財産問題と似た話になり、それこそ、誰がそんな話を推進しているのか、ということにもなります。

騒いで利を得るのは誰なのか?

その一点に注視して、成り行きを見守りたいと思います。

それと石原元都知事の寿命問題です。彼が今、みまかれば、すべての泥をかぶせられる可能性があります。そして、それを願っている人もきっといることでしょう。ぜひとも健康脳で長生きし、白黒はっきりしてほしいと思います。

あなたの書いた田中角栄氏の無念を遺作にしてはならない。無念は今世で晴らすべきでしょう。本当に豊洲ありきで進んでいた話で絵図を書いた人たちがほかにいるのなら、それをあぶりだしてほしいものです。

何しろ築地はお墓の多かった場所。冥土からの見物人もきっと多かろうと思います。

by yoshi-aki2006 | 2017-03-04 00:36 | アンテナ | Comments(0)  

メディアに期待すること~資産運用リスク管理の観点から望まれるトランプ施政と大阪・国有地格安払下げ問題の正確な報道

日々のニュースを見ていて「これはちょっとおかしい話だ」と思うことがあります。
例えばアメリカ大統領・トランプ氏についてのコメントやトランプ氏の施政の取り上げられ方について。

トランプ大統領はどうせたいした経済政策は打ち出せないだろううんぬん・・・。したり顔にそういうコメントをするMCなどを見かけますが、

ちょっと待てよ。

そもそもあなたも私も一般人。

選挙を戦い抜いて大統領に上り詰めた能力を持つ人をそう簡単に総括することになんの疑問も感じないのか?

もし、そうなら恐るべき鈍感力だと思います。
バカにしたくなるようなキャラクターであったり、おかしな行動に見えても、大統領になるという偉業を成し遂げた人に対して、自分の理解力が及ばない部分があるという謙虚さを忘れないことが賢明さの証です。

理解できないから否定する、バカにする、上から目線でコメントする。これが民間インテリの悪い癖です。
メディアから拡散されるこうしたコメントにはそのロジックを検証しないと大いに間違います。

私は特に女性MCのトランプ大統領に対する明らかにロジックのおかしいコメントに疑問を感じ、夜9:00から始まる国民的ニュース番組のトランプ報道に対しては注意し、印象操作的なコメントには引きずり込まれないようにしています。あの番組の視聴率が低迷している理由は、お姫様MCに国際報道、タフな素材は消化しきれず、報道姿勢に真剣であっても浅い返しが訴求力を持たない点でしょう。

美しいし、朝の顔の時は好きなMCではあったけれど、サブとしての適性はあってもキャスターとしてはむつかしかったのかな、違う分野があっているんだろうな、と思います。

おぼっちゃまとはいえ、百戦錬磨で現場を乗り切ってきたトランプ氏にとってメディアの姿勢が歯がゆく、結果、敵視する姿勢は一理あると思います。直接、彼の言葉を聞こうという人を耕しているのでしょうね。

トランプ大統領は事前の予想を覆して110兆円の公共投資政策を表明。国民に約束したことはやり抜くといわれる同氏のこと。「何もできない」と発表の前にコメントしていた人たちはポジショントークだったのか? あるいは能力不足故なのか? 受け止める側がよく注意しなければなりません。

それにしてもトランプ大統領はチャーミングな人だと思います。車の中で演説のレッスンをしたり、人間的な魅力のある人ではないですか(*^-^*)

ちなみに、メディアの望ましい姿勢は真実の徹底取材のみです。

事実の積み重ねの報道ほど雄弁な意見はありません。

今回、安倍首相は記者たちと中華を囲んで懇親会を開いたそうです。
大阪土地問題を大々的に報道されると政権が持たない危機感からだろうとみられています。

懇親会で飲食を共にしたから報道に手心を加えるほど日本のメディアは腐っていないと思いますが、蚊帳の外の国民からすれば、飲食して、「まあまあ」と懐柔されたのだろう、と想像をたくましくします。もし、そういう気配が濃厚なら、胸突き八丁での懇親会はメディア離れが起こる源泉になりかねません。

ここはしっかり許されること、許されないこと、問題があるのかないのか、徹底取材の積み重ねで、
「なるほど!」という納得を商材の核に据えてほしいと思います。

今まで安倍内閣の一強作戦で推進されてきた経済政策が保たれるのか、どうなのかはリスク管理の観点から国民的関心事です。

何しろ2025年には国民の4割が高齢化し、自助努力で老齢費用を賄おうとして、資産運用に励んでいるさなかなのですから。

降ってわいたような安倍スキャンダルの背景に、大阪城陥落のきっかけとなった城火災(家康側の忍びの仕業?)がイメージされ、誰の仕業なのか? と想像をたくましくします。
日米関係強化が気に食わない、尖閣諸島を空母で回遊しているあの国の????

いやいや、安倍さんの気のゆるみ、おごりたかぶりの結果?
確かに今回のことはかかわるべきことではなかった、軽率なことだったと感じます。
誰が考えても望ましくないこうした事案。総理総裁として、していいこと、悪いことが側近筋も含めて、危機管理の欠如ゆえんと言われても仕方がないでしょう。



というわけで、個人投資家はリスク管理をしっかりしたいですね。

●3月8日名古屋中電ホール
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by yoshi-aki2006 | 2017-03-01 11:40 | アンテナ | Comments(1)  

安倍総理はいつ国会を解散するのか?

120日から通常国会が始まりました。質疑応答をみていると与党議員ほど「解散が近い」と意識している様子に見えて仕方ありません。テレビの視聴者に「ほほう、この議員はなかなか骨がある」とか「見どころがある」と印象ずけるには国会で内閣役職者に毅然とした態度で国民の関心のあるテーマにおいて厳しめの質問をするに限ります。

 国会の解散があるとしたら、第三次補正予算案が衆議院を通過し、参議院で可決した後、というタイミングも一つのウオッチ・ポイントかと思います。

 現在のところ、佐藤委員長が職権で、衆議院本会議で補正予算案の採決を行い、27日の衆議院本会議で自民・公明両党や日本維新の会などの賛成多数で可決後、参議院に送られる見通しです。

 参議院で可決した場合、本決議をして実質実施となるわけですから来月には第三次補正可決となりますね。

参考サイト

安倍・トランプ会談は2月10日軸に調整されており、日米2国間通商協議もなされる予定ですが、本筋はトランプ大統領の前に来日するマティス国防長官の訪日目的によるのではないかと思います。

 マティス国防長官は2月2日に韓国を訪問し、ハン・ミング国防相と会談予定で、3日に来日し稲田防衛大臣との会談と4日にかけて安倍総理大臣を表敬訪問する予定だそうです。その後にトランプ会談となるので、本筋はマティス国防長官の訪日目的のほうの話し合いでしょう。

安倍首相は国会で

日米同盟や防衛費についての発言をしています。

トランプ大統領との会談でどのような確認を求められるのでしょうか?
その内容、対応いかんによっては解散を検討せざるを得なくなる可能性は十分あると思います。

何しろトランプ陣営にとって安倍さんは民主党・オバマ大統領と伴走してきた人物です。トランプ氏はすっ飛ぶように会いに来た安倍さんに好印象を持ったといわれますが、「この人物と日米同盟は推進できるのか? ポーズでなくリアルを見せろ」と迫る局面かと思います。

中国は安倍さんのことを二面外交(風見鶏、八方美人の意があるといわれます)とみているようですが、トランプさんには「ほんとに私とやっていける人物なのか?」と見極めたいところでしょう。世の中には口だけ、ポーズだけで、問題解決能力の全くない人はゴマンといます。

へなへなして使えないパートナーと厳しい世界情勢を伴走はできません。腹の座ったところを見せないと「あなたとは走れない」と突き放されてしまいます。すると政権交代です。


そんなこんなから
2月~3月、金融市場のイメージのデッサンをしていきたいと思います。

そして、来月の講演ではこのあたりのことを踏まえたストラテジーを詳しくお話したいと思っています。


講演の日程は

220日(月) 主催は新聞社系の会社で開催は午後からです。どなたでもご参加可能です。

名古屋・ホテルレオパレス名古屋

222日(水)埼玉県加須 主催は新聞社系の会社で、開催は午後からです。どなたでもご参加可能です。パストラル加須

●2月25日(土)東証フェスタ

木村佳子は25日(土)に2つのイベントで講演させていただきます。

25日基調講演14:30

同日の女子株会は目下満杯ですが、当日、キャンセル待ちが可能です

講演のほうはまだお席に余裕がございます。お申込みサイトでご確認くださいね!

スクロールして22514:30~の木村佳子の講演を探してみてください。

クリックし、2月25日の木村佳子の講演を選択し、お申し込みくださいね

38日名古屋
名古屋証券取引所主催イベントです。どなたでも参加可能です。

314日(火)福岡 
主催は新聞社系で開催は午後からです。どなたでもご参加可能です。

ホテルレオパレス博多

323日(木)
主催は新聞社系で開催は午後からです。どなたでもご参加可能です。

兵庫県川西・アステ川西


(近況報告)

仕事をいただいて出張した沖縄から帰ってきました!

沖縄の皆様にお話しできてとてもうれしかったです。沖縄で3ケタのお客様に聞いていただけたのは地元、おきなわ証券さんのご尽力のおかけです。ありがとうございました。お客様からは「一冊、一気に本を読んだようによくわかる話だった」とほめていただき、うれしかったです!

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さて、沖縄には当日入りだったため、講演後、沖縄に一泊し翌日、帰京しました。

空港近くの浜辺を短時間、散策しましたが、サンゴ礁からサンゴが一面に打ち上げられていました。

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植物の色もおきなわ色。環境がこんなにものもの物の色を育てるのですね。

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空港のおきなわソバ屋さんで初めてのよもぎそばをいただきました。

とても素敵なお味でした。パクチーがいっぱい入っていて、おすすめです。
また、伺いたいな~。


by yoshi-aki2006 | 2017-01-27 12:06 | アンテナ | Comments(1)  

何故、「あってはならないこと」のように大騒ぎするのか?~トランプ氏はアメリカ国民の投票の結果

メディアでは連日のように

●トランプが選ばれてしまった
●これは大変だ
●日本はえらいことになる
●アメリカは分断騒ぎ
●世界経済は大変なことになる

などのテーマで大騒ぎです。まるでトランプ氏が選ばれたのが悪かったようなトーンなんですよね。私はこのトーンにとても違和感を覚えます。

なにもトランプ氏が不正をした結果、勝利したわけではなし、アメリカ国民の選択の結果がトランプ氏なのです。

2016年11月13日朝刊・朝日新聞の社説にアメリカ国民の声として「トランプ氏を選んだことに対する結果こうなったことに驚かれていることに驚いている、という声がある」という趣旨の記述がありました。私もなぜ、そう、マスメディアが驚くのか不思議です。

ならばウオール街や大企業から多額の献金を集め、メール問題をずっと蒸し返される危険のあったヒラリー氏をアメリカ国民が選んだほうが良かったのか?
夫がアメリカ大統領で自身も国務長官を務めた経験があるからエスタブリッシュメントにとって安心だったのか?

女性の代表だから、ガラスの天井を破る存在として、ヒラリーが大統領になる現実をみんなが望んだのか?

それはエスタブリッシュメントが想定している机上の計画図として都合がよかっただけだったのではないでしょうか。

普通に働いて、アメリカの中産階級から滑り落ちた生活者の実感からは遠かったから

・不法移民を国に戻そう、安く働く彼らが自分たちの職を結果的には奪ったのだから
・自由貿易でグローバル競争を進めるのはNO=職場が無くなったのはグローバル競争の結果だからそれに反対

を表明し

わかりやすいスローガンを掲げて自分の力で不動産王になった男=トランプ氏に票を投じたわけですね。

それに対して、各メディアの驚きようは何でしょう? メディアは「大変だ~」が商材なので、わからないではありませんが、民主主義の結果がトランプ氏を選んだことに対して、もう少し、敬意を表するべきだと感じます。

もちろん、民主主義も時に間違うのは歴史が証明しているとおりです。

美濃部都政で大借金ができ、改革派の都知事として青島幸男氏、石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏、舛添要一氏らを選んできたのは都民ですし、その流れで小池百合子氏も選ばれた流れを見ると、

・このひとこそは

で選んだ人にいい点とそうではない点があり、いい点がそうではない点を下回ったり、基本的なスタンスとして「これだけはNG」という点を守っていなければ、

・次こそいい人を

と次の人に託す。

黒人初の大統領として選ばれたオバマ氏のもとで黒人が何度も白人警官にむやみに命を取られたり、格差が広がるばかりで、財政赤字も膨らんだ。

だったら、手あかのついた人ではなく、今までとは違うタイプの人がいい、

というわけでしょう。

心配するとしたら、トランプ氏の「不法移民の強制送還」に反対する勢力からの報復でしょう。人気のあったレーガン大統領にもそうした不穏な変事がありました。

来年、トランプ氏は警護を万全にすべきでしょう。
というわけで、「トランプ大統領誕生は民意」ということから過剰に逸脱した扇動的な報道に毒されすぎないことが大切です。

アメリカの現状がけして「アメリカン・ドリーム」を醸成するものではない、ということが疲弊した中間所得層の実感であり、その打開をトランプ氏に託した、その動きにこそ、視線を向けるべきでしょう。

中間所得層の下流化はもうすでに始まって久しいとはいえ、数年後の日本はもっと格差が開いているかもしれません。日本の政治がロールモデルとしているアメリカはすでにその道をたどってきたわけです。

自分の未来に自分がしっかり計画性とセキュリティ対策を立てないといけませんよね。

●12月5日女性のための資産運用講座
ご参加は以下のリンク先からどうぞ!


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by yoshi-aki2006 | 2016-11-14 10:49 | アンテナ | Comments(0)