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都知事選挙 浮動票の行方

久しぶりに日曜日がフリーなので、大先輩の出展作品を見に美術館に行く帰り、都知事選挙各候補の街頭演説を聞きに行こうかな、と検索してびっくり。

増田寛也さんの日程がなかなかわかりません。
ネット対応していないんですかね?

鳥越俊太郎さんや小池百合子さんの情報は容易にネットで取れるのに、増田寛也さんの予定はわからない・・・・。第一、ツイッターに「都知事選 街頭演説」と検索をかけても何も出てこない。

私のような無党派層は、「あ、時間があるなー。ちょっと街頭演説、聞きに行ってみようかなー。都民税がどう使われるのか、その行方を知りたいもんなー」と思い立ち、ネットで調べて、街頭演説の時間、場所を知って、それでその日の日程を組むわけで、ネットで調べようがないのはとても不便です。

「増田寛也 街頭演説」で検索してもトップに出てくるのは人のブログで公的なものにヒットしない。
「増田寛也 ツイッター」でもなかなか本筋にたどり着けない。
今から街頭演説に行きたい、と無党派層が思ったときに予定がさっとわからないとだめよ。
検索のトップに公的なサイトがヒットしないと意味ないです。

小池百合子さんのネット上の情報量はかなり多く、いろいろ充実しているのと比較すると増田さんを本当に自公が押しているのかな、と不思議に感じるほど、ネット上の情報網は手薄です。逆にネガティブキャンペーンみたいなものが貼られ、イメージが悪くなっています。

私の情報の取り方が悪いのかもしれませんが、もっと必要な情報が容易にとれるようにしてほしいな。

ネット上に情報を拡散させている順位は
①小池百合子さん
②鳥越俊太郎さん



ぐーんと差をつけられて
③増田寛也さん

という印象です。

この順位が無党派層の関心に影響するとすれば、増田さん、やばいかも?????

それとも組織票が固いのであまりネット対応していないのでしょうか?
検索した時間帯のばらつきがある点はご容赦いただきたいですが、各陣容のツイッターを比較すると
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(各アカウントさんのツイートから転載させていただきました)

見せ方が圧倒的にうまいのは小池さんです。#増田寛也とツイートに入れ、増田さんのネガティブキャンペーンも巧妙に狙っている点で、かなりあざとく増田票を取りに来ています。
一方、増田さんは真面目な人柄を象徴するように真面目なツイートばかりです。鳥越さんは市民の会のような応援ツイートの厚みに助けられていますね。

こうした一連の情報発信力は候補者に付いている人のセンスと力量によるところ大です。

そもそも小池さんは自分の見せ方をよく知っている。こんな画像をアップする人がちゃんとついている点で小池さんが準備万端でチャンスをうかがってきたことがわかります。ちなみにこういう点が鼻につき、森元総理らから疎まれたようですが・・・。

人は外見や映像に印象を左右されるので、付いている人に見せ方のセンスがないとどんなに候補がよくてもその良さをアピールできません。

とはいえ、舛添さん的な知名度+派手さ+岩盤自公押し
で当選した人がああいう残念な結果になったので都民としては

知名度→有名だから、信用するわけではない
派手さ→もう、それには乗せられない
岩盤自公押し→自公の「おじさん」の中にざる目の人がいる


と慎重にはなっています。そして、

●選挙後、ごたごたしそうな候補はいらない
●選挙後、派手な外ずらのいいパフォーマンスだけで乗り切ろうとする候補はいらない
●選挙後、終わってしまう候補もいらない

と思います。

選挙はあくまでも登竜門といいますか、入り口です。
候補にとっては最終目標として当確があるのかもしれませんが
都民が見ているのは選挙後のその人のあり様です。

だから街頭演説を聞きに行き、どんな人なのか見たいわけなので
街頭演説の日程がネットで知り様がない候補は選外になってしまいます。


あと一週間。


是非、バンバン、街頭演説の日程、予定を簡単に知られるように
してほしいですね。

よろしくです!

誰が都知事になるかで株価も経済も動くので投票する側も真剣勝負です。

【追記】
ツイッターで都知事選で検索をかけると
すぐ、鳥越俊太郎さんの日程がわかりました。
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すごくわかりやすくてこの情報の出し方は好感度が高いです。

ツイッターで小池百合子さんを検索すると、
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必要な情報が出てきます。

しかし、増田寛也さんの場合は増田寛也さんのツイッターアカウントそのものをクリックしないと
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この情報が出てこないのです。スマホで見るとき、このフォントの色、太さは見にくいし、背景色もなんか冴えてない。美的センスがなさすぎです。認知学の見地からアナウンスが下手すぎ。
もっとデザイナーや認知科学センスのある人に仕事してもらってわかりやすい情報発信をしないといけません。

情報そのものについてもこの情報がツイッターであちこちの人に共有されるとか、
リツイートしてもらうとか、
都知事選のキーワードですぐ出るとかの仕組みがないです。

ネットに詳しい選対がついていないと感じます。
逆にツイッターで増田さんのネガティブキャンペーンが覆面なのかなんなのかわかりませんが多数見られます。小池さん、鳥越さんにもネガティブキャンペーンは貼られていますが小規模です。個人のつぶやき程度の印象です。
しかし、増田さんのネガティブキャンペーンは規模が大きいです。
選対にツイッターに詳しい人がいないのでしょうか。

こうした戦い方が自公のお偉方の弊害なのかな。若いスタッフの意見が通る選対が必要ですね。

いずれの候補も真実に近い姿がみたいので、投票者の一人として選対のはかせている下駄の高さや組織の体質も勘案して査定していきたいと思います。皆さん、頑張ってくださいね~

【追記】
まだ、生街頭演説が聞けていないので「ゆ~ちゅ~ぶ」を見ているのですが
見たのは
●小池百合子さん イン 築地・・・お疲れのご様子ですね。いろいろ耳障りのよい内容は発言されており、自己PRもお上手ですが、政策に対して「ちょっと滑っているなあ」と感じます。耳障りはいいけれど、中身は薄い印象で、ちょっと心もとない・・・・。

●鳥越俊太郎さん イン 吉祥寺・・・まだ政治家経験がないから仕方がないのかと思いますが、声はよけれど、政策を語れない点がもどかしいですね。もっとつかんでいかないと。後ろにいる応援団の政党の方たちも「俺ならもっとうまくしゃべるのに」ともどかしそうな表情に見えます。

●増田寛也さん・・・動画で政策を語っているのを見ました。落ち着いていて、聞きやすいと感じました。街頭ではどうなのか、ちゃんと聞きたいと思います。


一連の動画検索で引っかかってきたのが鳥越さん応援演説の 蓮舫さん。抜群にうまいですね。つかむ、語る、ちゃんと人を見ている。 蓮舫さんが都知事に出ればよかったのに、と感じました(#^.^#)
落ちると議席もなくなりただの人になってしまうリスクがあり、難しかったのでしょうか?
惜しいな。

鳥越さんの応援に駆け付けた共産党の若手議員女性イン 渋谷もうまかったですが 選挙演説では蓮舫さんが圧倒的です。

鳥越さんのトツトツしゃべりも持ち味なのだとすればいいのかもしれませんが、もちょっとキレが欲しいですね。「住んでヨシ、働いてヨシ、環境にヨシ」というキャッチコピーだけでは弱くないでしょうか?????? そんな理想論を掲げられても響いてこない。
もっとガツンといかなくっちゃ! 反原発なのなら、もっとつかまねば。

ガツンと一発、心に響く演説。 それがないですねえ。

まだ、どこか他人事のようなしっかり地肌に届かない櫛で髪をすくような印象が残念です。あれだけ担いでもらっている神輿に乗っているのですから、支援者ならずともキレキレの街頭演説が欲しいのに。
共産党票、宇都宮さん、古賀さんファンの人を一人残さずつかまねば。つかむのが鳥越さんの使命です。
上品ぶってちゃこの戦いが終わった後も担いだ人らに悔いを残しますよね。もっとぐりぐりドリルな街頭演説をしなくては鳥越さんの存在意義はありません。ただの上品な高齢者でお茶を濁してはいけない。負けて頭をかける神輿ではない強い自覚が欲しいです。岸和田のだんじり山車に乗っているような迫力が欲しい。鳥越さんは命を賭けてもっと吠えなきゃ、出馬した意味がない。
蓮舫さんにレッスンをつけてもらえばいいのになあ、と思いました。(#^.^#)

小池さんも相当お疲れです。ところどころブドウ糖が切れるのか、言葉が止まってしまっていましたがあれが選挙序盤の動画だとすれば今はどうなっているのでしょう???? バンキシャでもお疲れなのか言葉が出てこないために説明が冗漫になりがちとお見受けしました。栄養つけて頑張ってほしいですね。

猪瀬さんが「議会の悪ドンと闘おうとする姿勢たるやヨシ」と盛んに小池さんに援護射撃のツイートをしてくれていたのに、バンキシャでは「議会とは仲良くします」と発言。
空気読むなあ、こりゃ、ちょっと今までの公約も守るかどうか、用心ならないぞ、と感じた人もいたのでは。

ついこないだまで「私が都知事になったらまず、議会解散をします」と言っていたのに。それで小池さんを応援しようとする人もいたはずなので、コロコロ変わるのはよくないなと思いました。

ま、まだ決めかねているので、選挙パフォーマンスを引き算して選挙前選挙後の落差についてもよく吟味し投票したいと思います。

ともあれ、街頭演説、絶対に三候補の生演説を見た上で投票したいものです。

by yoshi-aki2006 | 2016-07-24 06:29 | アンテナ | Comments(0)  

東京都知事選挙の行方

東京都知事選挙は

●7月14日に選挙告示
●7月31日が選挙

となるようです。

12日に鳥越俊太郎さんが立候補表明され、ほかにもたくさんの立候補者がいますが、主だったところという点では

小池百合子さん
増田寛也さん
鳥越俊太郎さん

の争いになりそうな気がします。

今までの職歴から、現実的に判断すると増田さんがもっとも都知事選上は有利なのかな、と思います。

しかし、増田さんでは「当たり前」過ぎて、ちょっと・・・・という印象のほか、小池さんと並ぶとお二人からは永田町の匂いが立ちすぎているように感じられます。小池さんの行動から永田町のごたごたがニュースで報道されることと関係しているのでしょうか?

その点、鳥越さんにはぐっと魅力を感じます。
体調面で気になるところはありますが、
鳥越さんなら生活者・都民の実感に近い感覚をもって実務にあたってくれると思いますし、都民が疑問に思うことは鳥越さんも疑問に思うだろうという点では信頼感が持てます。

だから鳥越さんらしい情報の発信力で「こういうことなんですが、皆さん、どうですか?」と問いかけ、いい方向に都政を導いてくれるのではないかと感じるのです。

青島さんが都知事だったことを考えると鳥越さんが都知事であっても全然、違和感はないです。

しかし、やっぱりオリンピックというイベントを控える今、相当の激務が予想され、それが年齢的、体力的にどうなのかな、という気持ちは覚えます。

さて、唯一の女性候補、小池さんはどうでしょうか。

小池さんからは永田町の匂いが立つほか、ロジックも永田町的で、昭和の匂いも感じられます。
私たちの先輩世代であり、頑張るやり手女性という印象ですが、

小池さんはこれまでの政界の渡り歩き方から
男性、特に永田町の男性からは完全に警戒、敬遠されてしまっていますね。
その点を「戦いザマを見てほしい」と小池さんはおっしゃるわけですが、
 女性として、いじめる男に負けずに頑張って! ともろ手を挙げて応援したい気持ちにはなかなかなれない・・・・、と感じている女性も少なくないのではないでしょうか。

市井の女性から熱烈には支持されにくくなっているように感じるのはなぜなんだろうなあ。

それは時代の枠組みが変わってしまい、小池さんのあり様をかっこいいと感じる人たちがライフステージの移行によって、いなくなっているからではないかと思います。
そこを小池さんが読み切れていないように思います。

となると、増田さんか鳥越さんかの二者択一になるのかな。

増田さんなら岩手県で見たような豪華な建造物だらけの東京が見え、
鳥越さんなら都民が合唱をしているような東京が見え。

選ぶ側がどちらの東京が好きか?

考えさせられる選挙となりそうです。

勝ちに不思議の勝ちがあるという点で鳥越さんに風が吹くかもしれません。
手堅い票読みという基盤からいえば増田さんかもしれません。

さて、どうしようか?

考え中です(*^-^*)

皆さんはどちらを選ぶんでしょうか。

選挙の結果も楽しみです(*^-^*)

by yoshi-aki2006 | 2016-07-12 22:08 | アンテナ | Comments(0)  

2016年7月の参議院選挙を前に千の風はどう吹いているのか?

最近、安倍首相の表情が冴えません。
メディアが冴えない表情ばかり抽出して放送しているのかも知れませんが、浮かない顔をされていますよね?

何か心配事でもおありなのでしょうか?

確かに心配事はたくさん・・・。

日本人がバングラディシュでテロに巻き込まれたり、
伊勢志摩サミットでも親しんだイギリス・キャメロン首相が辞意を表明したり、
そのきっかけとなったイギリス・EU離脱国民投票の結果によって途方もない金融波乱と円高が起こったり。

金融波乱は金融機関の経営に不確実性(リスク)をもたらしますし、
年金運用でのリスクにも関心が持たれ
(早稲田大学大学院の米澤先生が運営委員長に就任され(現在は任期を終えられた模様)、米澤先生はデリバティブのご研究でも有名で、ご就任された後、年金の株式にもヘッジ運用が導入されています)
郵政、簡保の米国債運用も円高で傷んでいそうで、それは日本の公的資金も同様です。

また、円高はこれまでのアベノミクスに寄与してきたインバウンド(旅行客による消費)を冷え込ませる上、
資本主義に好ましい緩やかなインフレ、デフレを阻止する程度のインフレ策を帳消しにする原因にもなりかねません。

そんな諸々から
「ああ、私の成そうとしている日本再生プランが大波に晒される浜辺の状態になりつつある・・・」と嘆息されているのかなと推測します。

しかも、脳裏をよぎるのは2007年7月の第21回参議院議員通常選挙です。
この選挙で自民党は大敗し、民主党が第一党になりました。
そして当時の首相も安倍さんでした。当時も安倍首相は憲法問題に意欲を示されていました。

選挙特番の司会者であった筑紫哲也さんは「国民は選挙でしか意思表示の方法がない。その国民がNOと言っているこの結果をどう受け止めるのか?」(およそそんな内容 意訳)と斬り込みました。

その問に安倍首相は続投を表明しますが、最終的には辞任し、谷垣氏に自民党総裁職も移ります。

道半ばで総理の職を辞することになった2007年7月の参議院選挙。

二回目のチャレンジとしてこの夏をつかめるか?

そんなことを憂慮されているのかなと推測します。

さて、参議院選挙前に起こったバングラディシュでのテロ。
しかも邦人が巻き込まれてしまいました。

反射的にテロ撲滅、という気持ちにスイッチが入りそうになるのですが、気になることもあります。

というのも国連憲法で戦争は禁止されていますがテロとの戦いは容認されています。

大河ドラマ「真田丸」において武器商人として描かれた千利休。
この利休に脚本家・三谷幸喜氏は「戦は儲かります」と言わせます。

平和社会は人々には望ましいものでも
武器商人にとっては大いに困ることなのでしょう。

テロとの戦いも戦争です。

どんな紛争であれ、争い事には流血や命にかかわることがついてまわります。テロ撲滅や紛争介入から戦闘状態に。それが激化すれば制圧のための戦が始まるのはこれまでの歴史が示す通りです。

一週間前に起こったテロ。テロは許せない、テロとの戦いにスイッチが入るような流れが仕込まれているのでしょうか? それにしても一週間前の事件といえばイギリスEU離脱国民投票の時も残留派コックス議員事件が、
沖縄基地グアム移転問題の時もグアムで邦人襲撃がありました。
示唆の強い力を持つ不思議な出来事です。


さて、終戦記念日が近くなるとみる機会が多くなる戦争の悲劇。
世界各地で繰り広げられた第二次世界大戦のありさまをドキュメンタリーで見るたびに「狂気の沙汰」としか思えない非人道的な行為に驚愕し、憤怒を覚えます。

しかし、そういう愚かしい部分も含めて人間なのでしょう。

愚かしい人間を平時において平和のためには必要とするロジックで導いたところで
変事に人間は賢明な判断ができる人と愚かさにスイッチが入る人とに分かれます。


いっそバカにつける薬として何が何でも平和憲法としておいたほうがいいのだよ、と幾万幾千と亡くなっていった戦死者たちが二回目のチャレンジとなる7月参議院選挙の過半数狙いに賭ける安倍首相に千の風となって吹き、諭しているのかもしれません。

by yoshi-aki2006 | 2016-07-03 08:52 | アンテナ | Comments(0)  

地震の前に頭痛が激しくなりませんか?

熊本や大分で大きな地震が発生しましたがその前の2週間くらい、激しい頭痛がして、
「どうしたんだろう?」と気になっていました。

地震の後、知り合いのマダム達にその話をしたら、
「私も頭痛がした」とおっしゃる方がいました。

ここのところ、また、あの時と同じように激しい頭痛というか、磁石のs極とs極を近ずけた時に発生する反発の間に頭を突っ込んだような違和感を感じます。

家族が気圧計付の時計を買ったり、血圧計を買ったりしたのでいろいろ計測してもらうと、
眠くて眠くて仕方がない時は
血圧が上が93、下が59だったりします。

気圧が1000くらいだと快調ですが
低気圧で大雨が降る一日前くらい前から、頭がくらくらします。

地震の歴史を調べると1950年から1980年くらいは比較的静かだった日本ですが、1700年、1800年など毎年のように大きな地震が発生していたんですね。
1900年代は阪神淡路大震災でスイッチオンになったといわれます。

天地異変の動向を頭痛一つで予知するのは至難の業ですが、身体に出る兆しと注意深く向き合い、いざの時に備えたいものです。


さて、次々と講演が決まっております。
お近くに参りましたら是非お出ましくださいね。

最新スケジュール

by yoshi-aki2006 | 2016-05-10 09:58 | アンテナ | Comments(0)  

九州・西日本の活断層マップ~避難の参考に

九州に大きな地震が発生し、被災者が続出しています。以前、阿蘇・熊本、大分・由布に旅したことを思い出し、雄大な大自然の計り知れない力を改めて思い知らされた思いです。
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被災された皆々様に心よりお見舞い申し上げ、経済分野に身を置く一人としてできることを営々黙々の精神でさせていただきたいと思います。

さて、日本列島が活動期に入っていることは様々な専門家がかねてより指摘している通りです。九州・熊本・大分だけでなく、これからどこにも地震や災害は起こり得ることと覚悟をしておいたほうがいいですね。

温泉が湧くということは地下に火山活動の源がある証であり、その意味では日本列島は地震の巣窟であるといっても過言ではないと聞いたことがあります。

常日頃から被災したときの行動をよく検討しておきたいものです。
大事な写真や様々な重要な番号、住所録などはブログの「非表示」記事にアップしておく、クラウドを使うなどしておけばとっさの時にあれこれ持たずに避難できます。

また、活断層を避けて避難するには日ごろからルートをしっかり頭に入れておきたいですね。
ご参考になればと思い、活断層マップをアップします。

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出典・産総研、政府・地震対策本部より

【追記】
九州の交通状況



4月25日の北海道・札幌講演では北海道の活断層の資料もご準備させていただきます。
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by yoshi-aki2006 | 2016-04-17 04:58 | アンテナ | Comments(0)  

切れる老人とマニュアル新人のギャップが引き起こす危ない世の中

4月の駅周辺はビジネススーツを着た社会人ビギナーと世代関係なくいるスマホ見人間、ベビーカーを押す親たち、高齢者でまるで障害物競争の様相となっています。ステッキを片手に足元がおぼつかない高齢者もいらっしゃるのではらはらします。

学生気分が抜けていないビジネススーツ・ビギナーは何人かで公道に林立し、しかも顔がにやけているので、「あ、新入社員なのだなあ」とすぐわかります。スーツはビジネスマンの戦闘服のようなものだから、それを来たからにはビシッと行動や所作も決めたほうがいいと思いますが、ま、みんな最初はまごまごしてしまうものですよね。

 彼らが「若い林」「若い群れ」とすれば、歩行スペースで突然立ち止まる人、いきなりUターンする人などは何に例えればいいでしょうね。
エレベータの登り切った場所で突然立ち止まった若い女性に後ろから続いていた人たちは思わず将棋倒しになりそうになっていた光景を思い出します。
本当に危ないですよね~。

 スマホ見で人が勝手によけてくれると思って自分ペースで歩く人などもいます。基本的に「公共」より「自分最適」を優先し、自分の世界しか見ていない。

 前は、いちいち、「危ないなー」とか注意喚起していましたが、もはやそれも追い付かず、障害物競走と心得て目的地まで気を抜かないようにしています。

 さて、最近、切れる老人問題が指摘されています。
こういう例は本当に気の毒ですね

「今まで温厚だった人が急にブチ切れ老人になった」というケースも最近、耳にしたばかり。

 老人病であるとか前頭葉萎縮などの老化が原因だとかいろいろ理由は指摘されていますが、社会構造が速いペースで変化していることへのもどかしさも一因であるような気がします。

例えばクレームの現場などでよくあるのが、
マニュアル対応をする若手に対し、年長者がブチ切れるケース。

 年長者は今までの自分の経験知から「常識で考えてもこれはおかしい!」という理屈で怒ります。しかし、対応をする側はマニュアルに従った対応なので、話が全くかみ合わないわけですね。
次第に年長者は相手にイラつき、激高し、ブチ切れます。

 若者にとっては「なんでこうなるの???」とびっくりでしょうが、マニュアル対応は年長者にとってコインを入れたのに作動しない機械のように感じられるのです。だから、機械をどんどんと叩くような行動とってしまうのです。

 マニュアル対応をする側にも認知力を鍛える必要があるでしょう。コンプライアンスやガバナンス、社則などで保身に走りすぎて、相手の言い分に耳を傾け、問題解決を図ろうという人間的対応ができていません。

 常識で考えてどうなのか? 自分なら相手の立場でどう感じるのか、を土台に判断し、対応ができるといいですね。
 年長者の言い分も至極もっともな場合もありますから、無理は聞けないけれど理解はできるという対応に変われば大きくこじれることはないはずです。
 クレーマーときちんとしたクレームを聞き分けるのはむつかしいものですが、要は自分の人間としての常識力で接すれば相手にも伝わるはずです。

 団塊退職に伴い若い世代が一気に社会の最前線に登場したことによる経験知の断絶、意思疎通の困難がベースとなって発生している危険な状態。高齢者の前頭葉萎縮だけが切れる老人の原因ではないと思うのですが。

 団塊退職で急激に開けた社会のステージ。

 互いの不足を許容できる「豊かさ」が欲しいものです。

 さて、一巡していた仕事がまた二巡目に入りつつあり、少しずつ詳細が固まってきています。
直近では4月25日札幌すみれホテル会場で講演があります。
6月7日は名古屋中電ホールにお邪魔します(私の講演は15:00~です)。

また、お会いしたいですね! 楽しみにしています!

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by yoshi-aki2006 | 2016-04-08 10:31 | アンテナ | Comments(2)  

3.29安倍首相記者会見から見えてくる4月以降、今後のトレンド

予算が成立した3月29日、安倍首相は記者会見を行い、これからの施政について表明しました。
今後の国の方針を見ておきたいと思います。

以下、首相官邸リンク先より引用し、要点化しました。

【安倍総理発言】
 本日、来年度予算が成立。2016年度予算は、「戦後最大のGDP600兆円」に向けて「強い経済」を確かなものにする内容。この予算によって一億総活躍社会の実現めざす「働き方改革」を推進。

①介護休業中の人支払われる給付が賃金の40%から67%へとアップ。
②2020年代初頭までに50万人分の介護の受け皿を整備し、25万人の介護人材を確保。
③介護しながら仕事を続けられるよう、2016年度予算で「介護離職ゼロ」の実現目指す。
④中小・小規模事業者が設備投資を行う場合、固定資産税は半分に軽減。
⑤自らのアイデアで地方創生にチャレンジする自治体を自由度の高い交付金で応援する新制度創設。
⑥不妊治療を初めて受ける人に治療費のほぼ100%に相当する30万円を助成。
⑦10万人分以上の保育の受け皿。病気になった子供たちの保育も拡充。
⑧希望出生率1.8
⑨幼児教育の無償化。所得の低い世帯では、第二子は半額、第三子以降は無償。
⑩ひとり親家庭への児童扶養手当の加算を倍増。第二子は36年ぶり、第三子以降は22年ぶりの引上げ。
⑪多様な働き方が可能となるよう、時間外労働の規制を見直し、長時間労働や働き過ぎを是正。
⑫「正規か非正規か」の雇用形態にかかわらない均等待遇確保。
⑬同一労働同一賃金の実現めざす。
⑭「生涯現役社会」を実現。定年引上げや雇用継続延長に向けた環境を整える。
「働きたい」高齢者への就職支援。
⑮本年から、児童養護施設や里親の下で育った子供たちが進学した場合、毎月家賃相当額に加えて5万円の生活費を支給し、そして、卒業後、5年間仕事を続ければ、その返還を免除する新しい制度を開始。返還が要らない給付型の支援。
⑯全ての子供たちが利子の無い奨学金を受けられるようにする。返済額についても、社会に出た後の所得に応じて変化させ、過度な負担とならないように配慮。
⑰保育の受け皿整備を一層加速。
 未就学児、小学生の学童保育も含めた「待機児童ゼロ」の実現を目指す。
⑱介護福祉士や保育士を応援。経験に応じた給料アップの仕組み、処遇の改善に取り組む。
⑲保育補助者の活用などにより、現場の負担軽減。
 
◆その他
・10年先の未来への政策を「ニッポン一億総活躍プラン」として5月に取りまとめる。
・5月の伊勢志摩サミットで経済情勢が最大のテーマ。
・世界経済の持続的かつ力強い成長を実現するために、今、G7の政策協調が必要。
・伊勢志摩サミットの行方に世界中が注目。議長国・日本への大きな期待がある。
・明日からのワシントン訪問で世界のリーダーと可能な限り首脳会談。G7の議長国として世界経済の舵取り。

・訪日観光客を2020年に4000万人、2030年に6000万人を目指す。

<私の解釈>
 日本は少子高齢化が世界最速レベルで進行し、2020年にはかなり厳しい財政状況が予想されています。
まとめサイト
 こうした事態を招かないためには、女性、高齢者にもどんどん働いてもらい、労働人口を確保し、税収アップを目指し、企業には雇用原資となる貿易黒字も確保させなければなりません。

国政としてそのための施策は充実させましょう、というわけですね。保育所、介護問題は充実、改善させなければいけませんね、と。もちろん、行政の力ではなく、民間パワーで高齢者介護問題に取り組んでもらう必要があり、企業にはそれへの支援をお願いしたい、ということです。

また、勤労者が蓄積している富は投資市場に投下してもらい、そこでも税収アップにつながる行為が期待されているのでしょう。
 
 訪日観光客の招致は全国自治体でも実践してもらい、全日的に訪日マネーによる経済活性化を目指す必要があるとも考えられた予算といえるでしょう。
 
 生活者として今後に備えるには、女性の専業主婦化より労働資源化を推進。専業主婦としての家族控除は今後、削減されるだろうことが予見されます。保育所が増設、拡充されたとして費用面での負担は子持ち側負担であることに変わりはないので、子育て家計は大変そうです。

 所得を増やすには働く。そのために派遣社員であっても賃金は格差なく、という方向で企業努力を誘導したいということでしょう。
 しかし、賞与、退職金面で派遣社員には不安があります。
 そこは金利では増やせないのは自明なので、投資で頑張ってくださいね、ということなのでしょう。派遣社員だってインバウンドが継続すれば折からのマイナス金利の恩恵で住宅ローンも家賃並みの負担で払えるのでは? と。
 インバウンドで経済を活性化させ続けられれば、ま、オリンピックもあることだし、と何とかなるだろう、いうことですね。
 この考えを4月10日、11日の広島外相サミット、5月26日、27日の伊勢志摩サミットで外国の理解を得る努力をするので、国民も頑張ってくださいよ、と。

 インバウンドが継続するには今のブラジルが陥っているような経済下降にならないようにしなければなりませんし、ジカ熱のような不思議な病が流行しないようにしなければなりません。
 また、警備が薄い繁華街などでフランスのようなテロが起こらないよう、警備の徹底をしなければなりませんよね。

 外国人と投資だのみの日本経済。そして、寄らば大樹の陰のようななんにでも保障や保護を求めるのではなく、豊かになりたければ働けということが基軸になっています。もう、国の金庫はからっぽ。いや、借金が増加中で自転車操業になってきている。だから保障してあげたくても、ない袖は振れない。年老いても子供ができても、みんなで赤字財政という大きく深い河を命をかけて向こう岸まで泳ごうではないかということです。
泳ぐ努力をし続けないと向こう岸にはたどり着けないよということですね。

為替一つで大企業の業況判断はマイナスに傾く為替敏感経済の日本。
外国人や一部の人以外、買いまくる人たちは少ない。
その買いまくる外国人の代表的存在は中国。

その中国の国債は格下げに。

ユーロも中国もダメとなれば世界マネーはアメリカに。

ま、世知辛い懐市場を抱えるのはどの国も同じ。
要はたくましく生きがいのある状況に差し掛かっているということです。

ここは円高メリットをよく考えた投資もいいな、などと前向きに考えて、サバイバーを楽しみたいものです。

【追記】

投資をする場合は「まさか」も考慮する必要がありますね。
4月1日の近畿地震。大規模地震や災害があったらさすがのアベノミクスも掛け声倒れになりかねません。

「まさか」も考慮に入れた対応をしていきたいですね。


 

by yoshi-aki2006 | 2016-04-01 10:01 | アンテナ | Comments(0)  

大竹しのぶさん主演「ピアフ」2016日比谷シアタークリエ

これまで、思い立った時に、一生に一度は観ておきたいと思う人の舞台を観て来ました。ジャンルはまちまちです。
森光子さん、山岡久乃さん、山田 五十鈴さん、美空ひばりさん。二代目水谷八重子さん。

梅沢 富美男さん、前川清さん、藤山直美さん、中村勘三郎さん。坂東玉三郎さん。大地真央さん。「一度観てみたい」と見に行って、玉三郎さんや中村勘三郎さんのようにすっかりはまってしまった役者さんもいます。

今日は大竹しのぶさん。作品は「ピアフ」です。
2016年2月7日~3月13日まで日比谷のシアタークリエで。私が観たのは初日から2日の舞台でした。
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まず、驚いたのは大竹さんをはじめとして女優さんの多くがヒールをはいて舞台を務めていたことです。
長時間、あんなに高いヒールの靴で激しく立ち振る舞うなんて、どれだけ体力気力のいることでしょう?
ほぼ同世代の私にはとてもまねのできない芸当です。
まず、そのことに感じ入りました。


もう一つ、「大丈夫か?」と心配になったのは全舞台、台詞を言い詰め、歌いっぱなしの大竹さんののどです。一日2講演の日も一週間に二回ほどあり、二日目にしてこののどの酷使。
大きな御世話ながら乗り切れるのかなと心配しました。

さて、中身ですが、2011年この作品の初演に対して演出の栗山民也氏は芸術選奨文部科学大臣賞を受賞されているし、大竹しのぶさんも読売演劇大賞最優秀女優賞を受賞されており、作品の確かさは折り紙つきといっていいわけですが、あえて、好き勝手なことを書かせていただくと・・・・。

まず、ピアフを蓮っ葉に描こうとするあまり、役者の台詞に聞き捨てならない中途半端な隠語が多々、出てくる点にちょっと辟易しました。

観客の75%は女性でその過半数は年配の方です。その方たちに思い切り届く隠語であればまだしも、笑うに笑えず、しかも、そのフレーズがあったからってピアフがピアフたると思わせるのに効果的でもないのです。作品や役者の魅力を向上させる、もっとふさわしい台詞があったはずなのになあと何箇所かで感じました。

それと大竹しのぶさんがピアフを演じるのって、ホントに大竹さんなのか?という思いもありました。大竹さんという女優さんのありようを存分に見せるのに果たして「ピアフ」なのかなあ?と劇中、ずっと考えていました。この役を黒木瞳さんが演じたら、あるいは大地真央さん、涼風真世さんだったら?
つまり本格的に歌える人なら、また違っていただろうなと。

というのもどんなに大竹さんの「ピアフ」にかける気迫が感じられても、「歌」になると「絵」にはなっても圧倒的に異次元感が否めないからです。

女優さんがあそこまで歌えるのはすごいことだとは思いますが、マレーネ・デートリッヒ役の元宝塚トップスターの彩輝なおさんが登場すると、その眩いばかりのミュージカルで鍛え上げた人が持つ強いオーラや歌、台詞との異次元感との落差がとても大きく感じられ、やはりミュージカルならミュージカルの質を高める声楽の訓練を積んできた人でないとなあ。。。。と感じるのでした。

男性人の歌もちゃんと歌をやってきた人の歌い方であり、それを生かしてミュージカルとしてもっと作品を作りこめるのに、演技派である大竹さんをこの作品にはめ込む無理繰り感があるわけです。大竹さんの「歌、一生懸命」が始まるたびに、こちらは体が硬くなり、歌い終わると「ああ、事故らず、ほっとした」と弛緩するのはちょっとつらいものがあり、惜しいことになっている、と思いました。

それと二幕目は冗漫な場面があり、もうちょっと何とかならないかと感じました。

さて、初めて拝見する「生」大竹しのぶさん。日本を代表する女優さんの一人であることは間違いないとしても、好きか嫌いかで分ければ、あんまり好きな女優さんではなく、「それはどうしてなのか?」が知りたくて観にいった部分もあったのですが、たぶん大竹さんから感じる「騒(そう)」の気配が私は苦手なんだろうと思います。

「虚」にして「騒」。何に対して「虚」なのかといえば自分の感心のないことに対しては「虚」であり、大竹しのぶをプロデュースしていくことに「騒」の勢いがある方なんだろうと思います。そこが彼女の天才的な演技力の源泉なのでしょうけれど。

けして美人ではないし、首がちょっと亥首というか、長くない点でスタイルがいいわけでもない。声も声量も突出しているわけでもない。台詞回しの語尾がちょっとしゃくれ上がる癖も舞台女優としては克服すべき課題です。でも、只者ではない存在感を「騒」の勢いでずっと保持されている点で大竹しのぶという女優道は鈴音のようにずっと鳴り続けている・・・・。そんな感じです。

中村勘三郎さんが開腹手術をした直後に見舞いに来た大竹さんに、元気な姿を見せようと、勘三郎さんが歩いて見せ、その後に吐いたものが肺に入って感染症を引き起こし、結果的に亡くなったという経緯から、もしも、その日、大竹さんにスケジュールが入っていて見舞いに行く日がもっと後になっていれば、と勘三郎さんのファンの一人として当時は運命のいたずらを残念に思ったものでしたが、それは大事な親友をなくした大竹さんが一番悔しいことだろうとラストの「水に流して」を歌う姿に想いました。

さて、大竹さんは今秋、「三婆」で舞台にたつ予定だそうです。こういうコミカルな舞台のほうが大竹さんの持ち味を出せるのではないかしら。

シリアスな演目なら「ミザリー」のようなものはどうなんだろう? いっそサリバン先生で押し通す手もありだと思う。

それとも「ピアフ」を歌いこむ?
実際のピアフはフランス版美空ひばりというか、ありえない声量で、よく通る声を持ち、作詞もしたし、フランス軍人を助けるために機転も利かせたことが知られており、今回の脚本のように男性から男性を渡り歩く、ただただ下品な女性ではなかったらしい。どれだけ実際のピアフがすがすがしい本質を持っていたかはあの透明感のある歌声から感じ取ることができます。

よい本でもっとビアフに磨きをかけていく道もある、かなあ。
その過程で、大竹さんは自らのエネルギーの源泉である「騒」を手放さなくてはならないと思うけれど。
それができた時、私は観客の一人として今の舞台における無理繰り感を極めようとしている姿に「よくやってる」と拍手するのではなく、心から感動し、涙を流して拍手ができるのだろうと思います。

客入りは「ピアフ」にそもそもアンテナが反応する人、大竹さんが出るのならと来た人、彩輝なおさんのつかんでいるファン、若手男性陣のファンという具合にうまく集客のつかみが行き届いており、ほぼ満席。
このキャスティングで主役を張り、商業芸術として成功させることに対する嗅覚もお見事で自分が何者で何者になろうとしているのか客観的にわかっている大竹さんの賢さ、怖さが伝わってきます。

プロデューサー感覚が優れている大竹さんだから、一番、大竹しのぶが生かされる役をこれからも貪欲に探していくに違いない。当日券も若干ながらあるようです。シアターは帝国ホテル前。

by yoshi-aki2006 | 2016-02-09 01:41 | アンテナ | Comments(0)  

TPPのすべてを知る男・甘利大臣はずしは日本の損失?

連日、「大人気ない」ニュースばっかりな中、気になるのが甘利大臣問題です。

甘利大臣がお金を受け取って、どうしたこうしたと報道されていますが・・・。

告発者がお金を渡す前に札のコピーをとっている、という点で、もうそれだけで、「図られたな・・・・」と感じるものがあるのですが、

実際、もらったのかどうかはともかく、政治家であれ、誰であれ、「ごっつあん」とばかりに金の入った封筒をもらってはいけないですよ。後が怖いから。

その点で、相手が言うとおりなのなら、「まずかった」と思います。

パーティ券と引き換えにとか、著作物代金とか、
常識で考えて誰もが「ああ、それなら」と納得できるやり取りをするべきですよね。

さて、それはそれとしてTPP調印前に甘利大臣を狙い済ましたかのような告発には「裏」に何かあるのか、とかんぐりたくなりますね。

ここは安倍総理の判断どおり、TPPのすべてを知る男・甘利大臣の続投が日本の国益にかなうことだと思います。

担当者が変わって調印するTPPは消費者の立場から非常にリスクを感じます。
それとも、乗り切り上手な茂木さんあたりが代行に浮上しているのかな。

いずれにしても、TPP調印前の甘利はずしは非常にリスキー。

それと冒頭にも書いた昨今の大人気ないニュース。
聞くたびにとほほ、と力が抜けるような事件ばかりが取り上げられますが、下記のようないいニュースもあるのですよ。
子供を殴って死なせる大人気ない人ではなく、下記のようないい話に登場する人たちが日本人のスタンダードなのだと思います。

●スシザンマイの社長が海賊撲滅に寄与したいい話(検索すると出てきます)
●九州有田市の人達が雪で立ち往生した電車にのっていた人達を助けようとツイッターでの呼びかけに応じておにぎり250個、毛布、おでんなどを持ち寄って向かったことなど。

甘利大臣のTPP交渉期間中の物悲しい表情から、相当のことがあったのだろうと思います。
大人は見えないものを観ています。
コピーされた札のほうを観る人ばかりではありません。
TPP調印前のスキャンダルの背景に隠されたものもきっときっとあるのだろうと思います。

引き続き、ニュースに注視していきたいですものですね。

追記
あーあ、辞任されてしまうのですね。TPPの中身、大事なことがいいようにされなければいいですけど。調印してから進退を決めてもらいたいものです。
ヤフーニュースにリンク

それにしても露骨な書割ですね。

2011年3.11東日本大震災で東電弱体化→2016年電力自由化
5年の歳月をかけてアライアンスがまとまったTPP調印前に甘利大臣狙い撃ち。
2012年アベノミクス相場序章から先発外資が購入した日本株総額18兆円。
日銀ETFの購入額2015年末までで累計7兆円。2016年3兆円、2017年3兆円、2018年3兆円として合計7+9で16兆円。
日銀黒田氏2018年任期満了。

見えないものを観る大人なら、見える図式。

もちろん2016年電力自由化のダークサイドだってもね。

by yoshi-aki2006 | 2016-01-28 12:56 | アンテナ | Comments(0)  

「終われない女」小保方晴子さん、講談社から手記出版

小保方晴子さん。

あのまま、フェードアウトされていったなら「まあ、ちょっと気の毒な人だったのかもな」と思わないでもなかったけれど、なんと手記を引っさげてマスコミ、世間の目の渦中に再登板されるようだ。

講談社から「あの日」なる手記をお出しになるという。

よほど注目されるのがお好きなのだろうな。これから世間の耳目はしばらく、小保方さんに注がれるやに違いない。

もういいじゃないか、人が一人亡くなっているのに。
地盤沈下の続く日本から何とか明日につながる研究をと財政厳しき中、国民の税金を投入して、蓋を開けたら「あの日」だったことで一番がっかりなのは、本人ではなく血税を払っている国民なのだよ。

当然、出した本の印税はたとえ一部なりとも国庫に返してくれるのであろうな?
それが納税者としての正直な感想である。

しかし、出版不況を憂ていた出版業界、週刊誌も含めて、このところなかなかの豊作。このような世相は1982年当時とよく似ていて、その後、「もう、どうでもいいじゃないか、小さなことは」的にバブル相場の助走となっていったから、相場という点では注目すべき状況かもしれない。

さて、いろいろ言われるのを承知で小保方さんは何ゆえ、渦中に再登板するのか?


釈明会見でも観たとおり、かわいらしい容貌からは想像もつかないタフな会見運びであったことを思い出せば、「自分の資源を武器に立証性に乏しい研究を世界的な権威二名によって偽装させた野心家」との印象が強い。

その後、次々とスタップ細胞は偽装されていた関連の報道が出て、小保方さんは「研究者」としてダメ判定を押され続けた。
肝心のことは「死人に口なし」で幕引きに。
アメリカでは小保方さんのやり方でスタップ細胞に成功した、との書き込みもあったらしいが、だから陥れられたといった話は誰も聞く耳もたず。もう、一刻も早く「脱・小保方さん」というアクセルが踏み込まれた。
理研の正統派エース高橋政代リーダーが網膜再生医療研究開発プロジェクトなどで一定の成果を上げ、エプロン研究員によって地に落ちた理研のイメージも回復した。
そう。小保方さんのことさえ「なかったこと」で終わってくれれば、というふうなはけ方で物事は進んでいった。

世間も「小保方さん関連はもういいわ」と思っていた矢先なのである。

しかし、彼女にしてみれば「とてもこのままでは終われない」と思ったのだろう。

自己イメージの回復。自己イメージの実現。

世には、これに拘泥する高学歴女性はすくなくない。

もう十分、トロフィーを持ってるじゃない? と思うような人でも勝たなければ気がすまない。
男性ホルモンが強すぎるんじゃないかしら。
勝つためにものすごい執念を燃やすんですね。

「ああ、あの人もそうだよなー」とたちまち、顔の浮かぶ人がいる。
でも、その一人ひとりは他からは窺い知れないコンプレックスを持っているのだと思う。
負けている状態では会せる顔がないというか、「言い訳したい怖い相手」に申し開きが立たないというか。

そして、「勝った」「申し開きが立った!」と思えた時にたぶん男性ホルモンなり、脳内物質がドバーッとでて、その快感が癖になるのだろうと思う。この快感を求め続けるとやりすぎて必ずドツボにはまるんだけどね。
生育環境、もともとの資質なのか、勝ち続けなければ生きている心地を味わえない人達。
気の毒といえば気の毒なM体質。
ちなみに小保方さんはこういう人達と属性は同じなれど、また、ちょっと違った流れを持つ気がする。ものすごく「いい子ちゃん」ぶりを誉められた幼少期を送った人ではないのかな。今回の手記は究極的にはその人に申し開きをする要素が一番強いのではないかとも。

さて、小保方さんは手記を書いた後、どういう自己イメージを想定しているのだろうか?
手記を出せば取材陣に追い回される可能性が高まるのは体験からわかるはずだけど、また、会見でも開くのだろうか。

あるいはテレビにコメンテーターとして出演なんてことも想定しているのだろうか。
あちこちのメディアでコラムでも書くつもりなのか?

今、国民は「デフレ脱却」の名の下に日々、押し上げられている生活必需品の実質的な値上がりと伸びない賃金、8%でも十分に重税感ある消費税に四苦八苦。

おまけに株価も下がってる。

外交用に誂えたものらしいとは察せても、安倍総理のりゅうとした高価そうな背広や、300万円は下らないカルテイエのダイヤ巻きベニュワール(たぶん)をはめた稲田朋美さんの姿を国会中継で観て、生活格差を実感し、あまりご機嫌がよろしくない人が多い折も折。

理研で余計な税金を使い倒され、手記で印税を稼ぎながら、自己イメージ回復を狙う小保方さんに共感する人は圧倒的に少ないと思われる。

拍手するのはたぶん、目下、バッシングを一手に引き受けているベッキーさんくらいでは?
LINEで「救世主Mostly Sunny」とか、書いているかも。

小保方晴子さんの手記を報道するヤフーニュース

小保方さんが許せないと手記に書かれているらしい関係者のプログ

中部大学教授 武田邦彦先生が指摘する「追及されるべき存在」について

by yoshi-aki2006 | 2016-01-27 10:34 | アンテナ | Comments(0)