カテゴリ:アンテナ( 429 )

 

内閣支持率急落~安倍政治の胸突き八丁~孫子兵法の小池百合子氏

内閣支持率が急落。各社が発表していますがNHKの調査では支持率が35%で安倍内閣としては過去最低だそうです。

ところで、前川前文科省事務次官の閉会中審査が行われ、中継を見ましたが、その中で見てよかったと思ったのは自民党・青山繁晴氏の質問とそれに対する元愛媛県知事の加戸 守行氏の証言でした。また、国家戦略特区ワーキンググループの原英史委員も早口で声で損もされていましたが、ものすごく頭の良い人だな、と感じさせられる無駄のない誠実な説明でわかりやすかったです。

ちょうど愛媛県出張から帰宅したばかり。

私が出張したのは松山、新居浜。いろいろな点で実に愛媛県人の取り組みや働きぶり、企画力、実行力に感心していましたので、国会閉会中審査の証言は非常に腑に落ちるものがありました。

 松山は鯛も有名ですが意外とお肉関係の飲食店が多いので、畜産業もそれなりに盛んなのだろうと思います。

加戸元知事が証言されたように「口蹄疫や鳥インフルなど海外から様々な疫病がもたらされる中、日本の畜産業を守り、強くするには獣医学部が必要であると考え、10年以上、運動してきた。その意に手をあげてくれたのは加計学園だけだった。しかし、戦略特区というフレームができるまで国は獣医学部創設に門前払いを続けた。それが戦略特区というフレームによってやっと地域興し、国益にかなう事業として推進することができた」(概要で、私の記憶にもとずく内容です)

私はこの愛媛の取り組みや元知事の証言に「そうだろうとも」と大いに納得しました。
というのも新居浜での講演で、この地の皆さんのフレーム構築力はものすごく的確だと感じたからなんです。構築力だけでなく、本質をずばっととらえた質問をなさることからもフレームを非常に深く理解し、問題解決能力を持ち、実行力、意欲をお持ちだと思います。
ちなみにそんな新居浜で営業が成功したら(納得していただくことができたら)、どこに行っても通用する、と言われているそうです。

私の講演させていただいたスキームもとてもよく練られた非常に素晴らしいものでした。
少子高齢化を迎え、放置しておけば自治体は衰退する。それでは住民の生活も質的に低下する。そこで企業とともに地域を活性化すべく、官民で力を合わせて地域、自治体を強くする取り組みを実行されているのです。

そのような地域性がある一環で、口蹄疫や鳥インフルを防止するための獣医学部創設で学術都市化による地域興しが図られようとし、加計学園が戦略特区で取り組んでいると説明され、私は「なるほど」と大いに納得しました。

なぜ、加計学園だけが?という点においては青山繁晴氏が「自分の推測」と前置きしたうえで、「医師が増えることを歓迎しない獣医師会がこの取り組みを認めるとするならせめて一校だけという条件付きなら、という背景からではないか」(概要を意訳)と言われました。これにも私は「そうだろうな」と思いました。

となるとなぜ、この件が「安倍おろし」の起爆剤のようにマスメディア等で伝えられているのだろうか、と思います。メディアの報道の仕方、ロジックにも考えさせられます。

口蹄疫や鳥インフルエンザに弱い国であってはならないのは言うまでもありませんが、それをヨシとしない力が働いているのでしょうか。そうであるなら「安倍おろし」はまったく様相が違ってきます。

なぜ、安倍首相がここまでこの問題によって支持を失ってしまうのか。

よくよく考えると、腑に落ちない点があります。獣医師を増やすことが何かのトラの尾っぽを踏んでしまったのか?それと安倍内閣の粗探しをして、安倍おろしを実現させ、その後に座ろうとする動きがあるのか?

そして、もとをただせば、そもそも、加計学園の前に森友学園はどうして発覚したのか?
私にはリクルート事件の時の自民党に吹いた大逆風とその後のマネー敗戦、失われた20年の時の日本とデジャブして仕方ありません。

リクルート事件で
一体だれが得して、損をしたのか?
自民党にも大逆風でしたが国益も民間の富もみんなあの事件がきっかけでぶっ飛んだのですよ、ね。

もちろん、誰かが大もうけしたのは間違いありません。
あの時と実に状況が似ています。かぶるんですよねえ・・・・。
そしてそんな時に小池百合子さんがキャスターから政治家に転身され、日本新党が結党されたのでしたね。

こうした流れを俯瞰してみると
支持、不支持は別にして、単純に安倍おろしというのは国富の観点からいかがなものかと思います。
事態を冷静に分析し、判断したいものです。

安倍晋三氏にはここが胸突き八丁です。森友、加計問題をリクルート事件の時のような自民党総崩れの火種にしないためには、
今一度、足元をしっかりと見つめ直し、為すべきことをすべきでしょう。
今の状況はあまりにも扇動的で、曲解されている可能性のまま、コーナーに一方的に追いやられているように思います。

安倍内閣は民進党が政権を取った3年3カ月の政治に「頼りなさすぎる」と国民がダメ判定をした流れの中で登場し、一時、大いに支持されたわけです。
ところが、今は「よくやって当たり前」になって、粗探しが勢いづいています。
敵がいない点でも安倍内閣の弱体化を招いています。

体勢を立て直そうにも、説明が下手過ぎて、閣僚の行動も国民目線からかい離しています。
口蹄疫や鳥インフルに弱いのは国益の観点からまずい。それをもっと国民に生活の危機として伝えなければ加計学園お友達便宜のことばっかりが争点になってしまいます。

そして、この流れを「孫子の兵法」でじーっと見ているのが小池百合子さんです。小池百合子さんはリクルート事件で自民党に大逆風が吹いた時に台頭してきた政治家で、今また、あの時と同じように潮目の変化に乗ろうとしているかに見えます。

ところが、自民党は小池百合子さんの恐ろしさを侮りすぎています。

彼女は主に自民党の議員のもとで秘書をしていた人を積極的に身辺に引き寄せています。都民ファースト代表の野田数さんは猪木さんのところで秘書をしていた人で、猪木さんは野田さんにお金の問題があったとして糾弾をされています。マスメディアはそのことはあまり問題視しないのですね。糾弾者が猪木さん、だからでしょうか。

都議として当選した平けいしょう氏は下村博文さんの事務所を辞めた人です。
事務所パソコンや金銭についての問題があったと下村氏は資料を公開されていますが、下村さんのスキャンダルがどうして都議選の前にタイムリーに出てきたかを考える時、浮かび上がってくるものがあります。

豊田真由子さんの事件も秘書がらみです。自民党には一番出てきてもらいたくないタイミングでインパクトのあるスキャンダルでした。

安倍内閣が支持率を落とすきっかけとなった2月の森友学園問題も
都議選の観点から見れば、浮かび上がってくるものがある。

都議会選挙前、あるイベントで司会者が小池百合子さんと下村博文さんに握手を促しましたが、握手が終わって着席後、下村博文さんは腹に刃を受けたようななんとも言えない表情をされていました。
下村博文さんはきっと小池百合子さん側が平氏の握っている様々な事務所情報を都議選にむけてリークするに違いないと確信され、それがあの表情になったのだと推測します。ということはまだ、何か出てくる可能性がありそうです。

そういえば猪瀬都知事や舛添要一氏のスキャンダルの出方からも浮かび上がってくるものがあるように思います。この流れから守屋武昌氏(防衛省)のスキャンダルにも同じ旋律を感じ、仕掛け手の個性が感じられます。

私たちはともすれば選挙の時、直前の印象や感情で物事を判断しがちですが、選挙で使われている金は税金なのだ、ということにもっと問題意識をもったほうがいいですね。

センセーショナルな話題に幻惑されて国益を損なう選択をしてはならない、と思います。

安倍改造内閣が8月3日に発足するようですが、今、安倍内閣がしなくてはならないことは、このような認識のゆがみが生じている現状についてもっとわかるように、省略せずに説明することです。

元愛媛県知事の加戸 守行氏の言葉には人を納得させる筋道がありました。
なぜ、説得力があったのか?
それは「愛媛をよくしたい」という強い思いがあったからでしょう。

今、安倍首相に求められるのはその祈りにもとずいた政治への思いです。「日本をよくしたい。国民を幸せにしたい」という願いから発せられた言葉です。

その願いを省略しているから伝わらないのです。
「慣れ」が生んだ慢心でしょうか。

舛添氏がなぜ都知事から引きずり降ろされたのか?
都民は都税を使って「都知事」を選んだのではない。
「仕事してくれる都民の代理人」を選んだつもりだったのに、その認識が欠けているように感じられたからです。

今、安倍内閣の支持率が落ちているのは国民のための政治をしているようには伝わってこないからです。

安倍首相は省略せずにちゃんとEPAは国民に自分ごととしてどんなメリットがあり、加計学園獣医学部は国益として国民に何をもたらすのか、語らなければなりません。
是非、原点に返っていただきたいものです。

私たちも賢くならなければなりません。
選挙で失うのは税金だけでなく国益を失うかもしれない。

だれが国益にかなうことをしてくれる人なのか、スキャンダルベースで乗せられずに賢明に判断したいですね。政治家にダメ出しをするばかりではなくよい政治をさせるのも国民の役割です。
1円、2円の節約をして生活する知恵もありますが、せっせと払い続けた税金の大きな命金の額を忘れずに、政治にムダ金を使わせないように、選んだ政治家に死ぬほど汗して働いてもらわないとなりません。

その意味では安倍昭恵さんの首相夫人でありながらの人間宣言に等しいフェイスブックなどの活動で不用意に撮影され、掲載され、今、さかんに国会などで追及素材になっている首相のプライベートな写真=加計学園代表者とのワイン談笑写真などは考え物でしょう。

また、都民ファーストに大量得票させ、にわか議員を大量生産した責任は都民にもあることを忘れないようにしたいものです。

小池百合子さんは実に巧みにマスメディアに登場し続け、パフォーマンスも上手で言動にそつがありません。しかし、それと政治家としての手腕は別です。選挙上手が政治上手なのか、見極めなければなりません。豊洲を生かして築地を残すという選択を宣言した以上、政治家としてきっちり、道筋をつけるべくその実現に汗して働いていただきたいです。

野球の始球式、女子のファッションショーなどのイベント参加も話題性がありますが、都知事としての7つの公約もぜひトランプ大統領が着々と選挙公約を実現させようとしているように実行していただきたいと思います。トランプ氏はアメリカ・ファーストという言葉を使い始めた人ですが、根拠があいまいでエビデンスがなく関連企業に民主党の天下りが発生する可能性もある二酸化炭素関連ビジネスよりラストベルトの石炭業者の仕事の障害を取り除くべくパリ協定離脱。オバマケア改定法などでアメリカ・ファースト実現にぶれずに邁進しているのはご存知の通り。そのことも「トランプはわけのわからない人」ときちんと伝えられていない気がしますが・・・。

日本であれアメリカであれ国民がしっかり見ていないと真実は見えてこない。しっかりしなければ「総理になりたい人」の政争に税金が無駄に使われてしまいます。

さて、愛媛出張では番外編がありました。
早くから宿舎を出て、空港に着くつもりがバスを乗り間違え、なんと宇和島行のバスに乗っていることが判明。バスから降りたら「松前」という地名でした。松山市街地に戻りバスに乗り直すべく、バス停に行くも、一時間に一本。55分もバス停で待っているのも時間がもったいないと、歩くことにしました。
f0073848_23071851.png
なんと松山駅まで8.5キロ。時間にして一時間45分。
タクシーも来ず、カートと重いカバンを持ち、熱中症寸前でたどり着いたJR松山駅。ゆでだこみたいに真っ赤な顔になりました。

が、歩けるものですね。8.5キロ。出張先では早めに行動することが大切。幸いにもぎりぎり、飛行機の飛ぶ時間までに空港に着くことができました。


道を間違わないことが大切ですね。
政治も出張バスも(^^)
f0073848_00473948.jpg
松山から帰る日の早朝、せっかくなので道後温泉の銭湯に入ろうと商店街を歩くと立派な猫ちゃんが・・・・。
f0073848_00475365.jpg
「生まれ変わるなら生きているうち」との的を得たスローガン。

f0073848_00481063.jpg
それを過ぎるとわお、有名すぎる道後温泉本館が。
f0073848_00483158.jpg
美人の湯に410円で入れるとは嬉しいですね。朝6:00~入れるのですね。
せっかく美人にしていただいたのにバス乗り間違えでの8キロ歩き戻しで汗だくに。
でも、飛行機には乗れて、結果はオーライ!

f0073848_00484806.jpg

7月14日は沖縄で講演いたします。
詳細です











by yoshi-aki2006 | 2017-07-10 23:13 | アンテナ | Comments(4)  

どこにいく日本 政局と国会解散の時期

マダムたちとおしゃべり。
「都議会選挙、どこに投票したの?」
「都民ファーストの人」
「あら、小池さんのフアンなの?」
「ううん。小池さんは嫌いだけど、自民党のおじさんたちはいなくならないとだめだと思うの」
「小池さんのフアンではないけど、前の人より仕事はしている気がする」

要約するとそんなお話でした。

これが民意の一つなんだろうなあと思います。小池さんが好きだ、という男の人はいましたが、総じて、「小池さんは好きではないけど、今までの舛添さんよりはマシ」という声が多かったですね。裏返せば小池さんを評価する、ということなのでしょう。
ところで小池さんを好きではない、という感情は

●勝つことだけに興味があり、やることにそつがない点、勝つことだけにぶれない点

ゆえかと思います。そんな人を好きになる人は世間的には少ないから、まあ、やっかみ、嫌われるのも勲章みたいなもんかと思います。

私も「弱い人を応援したい」、逆張り派。だから順張りは苦手という意味で強すぎるヒトは嫌い(^^)


以前、いびりで有名だったある男性に怒髪天突く勢いで気色ばんだ女性に「小池百合子さんはどんなにいびられてもしらーん顔している。涼しい顔してかわす。彼女を見習わなければならないよ」と意見していた男性がいました。それはずいぶん昔の話ですから、ずっとずっと以前から、強い心臓をおもちなんだろうと思います。

さて、最近、テレビに出始めた舛添要一さん。相変わらずだなあ。話のロジック、全く変わってないですね。
別荘も売ってないし、ホント、あの時のまんま。
彼がもう少し人から好かれる人だったら、少なくとも都知事を選び直すような選挙資金は使わなくて済んだわけで、その意味では、都民にムダ金を使わせた元凶なのに、その詫びを心底感じている印象はないですね。
いくら逆張り派の私でも、舛添要一さんはパスだなあ。

ご自身を被害者くらいに思っておられる感じが言葉の端々から感じられます。
「無理やり都知事から引きずりおろされた」というふうに感じておられるんでしょう。

しかし、こういう人がいたからこそ、小池百合子さんは都知事になれたのであり、その点では「働き」はあったわけです。

常にだれか悪者の権化、象徴と位置つけ、選挙民に勧善懲悪の選択という意味で「選ばせる」ので、選挙民は自らがいい選択をしたという気持ちにさせられる点で小池百合子さんは戦術にたけています。
今回も自民党の長老を「古い議会」の象徴としてイメージさせて若い人達を大量投入する作戦で都議選で勝利しました。

勝てば誰も文句はいえないわけで勝負はあった。
戦い方がうまいなあ。すごく学ばせられる。

推測するに小池さんのお父さんがかつて選挙に出て落選の経験を持ち、選挙は出るからには勝たねば意味がないことを叩き込まれた経験を持つからでしょう。負ければただの人。こんなにみじめな存在はありません。だから選挙に出る以上、絶対に勝たなければならない。

それにしても安倍晋三さんは大変だなあ。ものすごい逆風。もう、おいそれと解散はできない。
衆議院の任期まであと一年半。
それまでどうやってしのぐのか?

目下、株価、為替が大きく崩れていないのがせめてもの救いです。

とはいえ相場も一寸先は闇という点で政局と同じ。

小池百合子さんが取っている戦法「悪者を見つけて勧善懲悪を選挙民に行わせる」高等戦術。
安倍政治にはその「悪者」が北朝鮮しかいないような状況。

弱り目に祟り目。

今まで一強できた慢心が亀裂を生み出している危機にどう対処していくか、みんなが見ていますね。
デモ隊に向かって「あのような人達に負けるわけにいかない」という発言も侮れない破壊力を持つことに自戒していただきたいと思います。もうこうなったら改憲スケジュールには慎重になるべきでしょう。そもそも、改憲については唐突過ぎるわけで、そこにボタンの掛け違えがあることを安倍さんはわからなければならないと思います。政治的に一強できたことと、民意とは何の関係もないことなのだから。それを突っ走ろうとするから、「帰れコール」が起きてしまう。「国民をばかにしている」と怒る声にもつながるわけです。
昭恵さんがFace bookにあげている加計学園の人とのワイングラスを掲げての談笑写真もマズイ。

ああいう写真が緩みの象徴となってしまう怖さを知らなければなりません。

安倍さんも昭恵さんも間違いなくセレブですが、そういう断片は絶対に見せてはいけない。料亭政治の延長に見られてしまう。
土光敏夫さんが何故、偉業を成し遂げられたのかを今、もう一度、噛みしめなければならないのではないでしょうか。

株式市場も都議会選挙後の政局に関心をもっています。
年内解散は厳しい。
来年は天皇陛下のご退位やアメリカ中間選挙などイベントだらけ。
そうこうするうち衆議院任期。

解散の時期など株価や銘柄にも影響が出やすいことだけに、今回、大崩れしていない相場展開ながら、だからこそ細心の注目をしながら駒を進めたいところです。

何も起こっていないかのように見える時こそ、何かが水面下で始まっていると用心していきたいですね。


f0073848_02012177.jpg





by yoshi-aki2006 | 2017-07-05 02:15 | アンテナ | Comments(0)  

気になる都議選、どうなる勢力図 株価への影響

いよいよ都議選ですね。

公用車を使った毎週の湯河原別荘通いや子供の絵本まで公的資金から支出していたのではないかと舛添要一元都知事に怒り爆発した都民の付託を受け誕生した新都知事・小池百合子さんでしたが、
この一年の動向から、今、かつてほどの支持は得られていないように感じられます。

というのも就任早々、「築地ブラックボックス」「オリンピック問題が勝手に一部勢力で決められている」と「悪人を懲らしめる」劇場型パフォーマンスがしきりと繰り広げられましたが、

病み上がりの石原慎太郎氏や
浜渦元副都知事を百条委員会に引っ張り出したりしたものの、大騒ぎの割には何も出てこず
返ってあざとさが感じられたり、

森元総理の「遺言」という本で明らかにされたオリンピックにおける築地の重要な役割が知れ渡ると、「築地ブラックボックス」というロジックで攻め立てるにも無理が目立ち、

結果、オリンピック費用問題も豊洲移転もほぼ当初の計画どおり、ということになったので、
「何のための大騒ぎだったのか?」と感じる人が増えているから、といえます。

突如、思いついたかのように築地「食のワンダーランド構想」が付け加えられたものの、
市場関係者から「そんなの無理」とはねのけられてしまっている。
組合長からは「我々誰一人として二拠点化したいとの話は出ていませんよ」とくぎを刺される始末。

すると小池都知事の豊洲移転中断と選挙間際の移転決定は
結果的には官民に無駄な費用を使わせただけ。
結局、都議選まで引っ張って選挙に利用したかったのでは、と勘繰られることに。

特に豊洲移転を引き延ばして垂れ流しになった税金の額は舛添元都知事の税金の無駄使いを大きく上回るのではないかともみられます。
すると小池都知事の思惑通り、都知事イエスマン集団といわれる都民ファーストが得票を伸ばすとは思えないとの見方が出てきています。

誰が都知事であれ、権力者=都知事をモニタリングし、暴走、独断のストッパー役になってくれる是々非々の人、政党を選びたいと思っても、反権力の立場を期待される共産党が今回は都知事側に。これは困ったなあ。

明白な都知事批判勢力は自民党、維新、民進党というのが悩ましいですねえ。
自民党・下村博文さんはお上品なのか、どこか「他人事」のような目をしておられるし、つかみが弱すぎます。

とはいえ自民党が惨敗すると株式市場には響きそうです。
日銀が毎月5000億円も株式市場に資金提供しているから大きく崩れにくいものの、せっかく2万円に乗った日経平均株価には凹み原因になりそうですね。

かつてリーマンショックが来る前に、リスク対処に動き出した人々に今こそ学びたいですね。


7月1日は大阪で杉村太蔵さんとご一緒に登壇いたします。


ぜひお越しくださいませ 
f0073848_19552062.png

by yoshi-aki2006 | 2017-06-25 12:16 | アンテナ | Comments(0)  

オリンピック税が創設される?  足りない予算は国民が払う?

オリンピック予算についての報道がありました。
1兆円もの不足費用、誰が払うのか、まだはっきりしていないようです。

最近、こうした背景がよくわかる本として読んでよかったなと思うのは森喜朗 元総理の「遺書」。
遺書というタイトルで出版された森喜朗 元総理の本

f0073848_05542468.jpg

この本でJOCや小池都知事周辺のいろいろな背景がよくわかりました。森元総理には総理の時の報道のされ方や株式市場が安かった印象が強いと思いますが、以前、新幹線でお見掛けした時のご様子は親しみが持てましたし、この本を読んで、理解できたことも多くあります。

小池百合子都知事はやり手、といえばその一語に尽きますが、
オリンピック開催が近いのに誰がどこまで負担するか、費用負担でとんでもないことが起きつつあり、
下手をすれば「オリンピック税」を負担してくださいという事にもなりかねない今の状況で、
小池百合子都知事に対してきちんと物申されているのはこの「遺書」という本とそれ以外では
神奈川県知事の黒岩祐治知事だけです。

後の皆さんは先出じゃんけんはしないおりこうさんばかり。
玉虫色のいい方ばかりしているから、国民は何が起こっているのか、まったくわからない。

若手ゆえ、年上で百戦錬磨のやり手・小池百合子都知事にタジタジとされているのだろうけれど、丸川珠代さんは「大丈夫か?」と思わず声をかけたくなるような有様。
やはり育ちが良すぎるのだろうかなあ 
と思います。

老獪な野良猫と道で遭遇して動けなくなっている若い猫というような光景と似て、重量と経験が違いすぎ、というような印象で、ここは賢いコメントしている場合ではなく、前の国会での「小池都知事を女性として尊敬しております」みたいな聞いているほうがムズムズするようなことを言っている場合でもなく、国民の代表としてもっというべきことを言ってくれないとなあ。上手に怒りを出さなきゃ。ひとごとのようなコメントでは国民から信頼されないですよ。

ここで上手にピシッというべきことを言っておけば共感されるのに、といつもながら歯がゆいです。

黒岩知事が「県の予算編成が間に合わないし、どれだけ迷惑しているか! 小池百合子知事を信頼して待っていたのに失望した!」とまったく正当なまっとうな意見を表明されたので初めて、周辺知事がどんだけ大変な事態に追い込まれているか、やっとわかる始末です。

こういう事態もワイドショーなどでは「やはり人気のある小池知事なので批判するとまずいよなあ」というような報道姿勢に感じられます。
都民の声を拾ってみるとか、批判精神で物事を是々非々で報道して欲しいです。

ところで、誰も支払い手が決まらなかったらどうするの?
オリンピック税を復興税のようにして創設するかもしれないですね。
国民として「嫌」とは言いにくい名目ですから大いにあり得るでしょう。

オリンピック税を創生して、そこから北朝鮮などへの配備として必要、という名目で様々な防衛費用が予算化されていくのだろうと思います。

すると北朝鮮に空母まで出したトランプ米国大統領にも「日本なりの誠意」を示すことができるし、大統領当選前にヒラリー氏だけに握手を求めた日本の外交姿勢のまずさの失点も埋められるし、八方ヨシ、というわけでしょう。
痛みは毎度、国民の懐だけ。オリンピックが終わったら、美空ひばりのお祭りマンボの歌詞みたいなオチになるでしょう(モーサテでアナリストがうまく使っていましたよね)

ところで、トランプ大統領といえばこの度、FBIコミー長官を更迭しました。
しかし、トランプ報道を見ているとマスメディアに異分子、理解できない人はとりあえず叩いておきましょう、という姿勢を感じます。
ヒラリー・クリントン女史は一時間程度の講演料金が3000万円といわれ、オバマ元大統領も今、4500万円とも言われていることに対しては寛容なマスメディア。
この点だけでも「なぜ、そんなにもらえるの?」「支払う側に何の見返りがあるの?」「誰がそんなに支払っているの?」という論調や疑問があってしかるべしなのに、それにはあまり触れられず、トランプ氏に対しては批判的な報道が多いように思います。

何故なんでしょう。

コミーFBI長官更迭に関しても「ロシアとの関係が怪しい」といった報道ばかり。
この長官は「ヒラリーのメール」についてどういう行動をとったのか?
何をした人物なのか?

どういう点でFBI長官として問題があったのかの検証はされないのですよね。
警察が偏っていてはいけない、という当たり前の検証がなされないままです。

私の見方はマネーパートナーズのコラムに書きましたのでお時間がありましたら、読んでくださいね。
コラムを補足するとすれば私はトランプ大統領の嗅覚のすごさを感じます。コミーFBI長官はそもそもトランプ大統領とケミストリーは全く合わない人物なんだろうと思います。今、代行を務めている人とも全く合わないでしょう。今の代行氏はコミー氏に対し「えっ、そこまでかばえる?」と首をかしげたくなるほどの擁護をしています。それも不思議です。トランプ大統領は嗅覚でいろいろなことがわかったんでしょう。

さて、16日火曜日は汐留カレッタで講演します。
f0073848_05441600.png
お申し込み先と詳細です


その後は21日大阪ラジオ日経でのイベント。
f0073848_05464393.png
お申し込み先です。


5月30日は静岡です。
f0073848_05531377.png
お申し込み先です


いやはや、大学院で大事な試験が迫っている時は1か月半に14現場みたいなスケジュールだったのに、卒業して一服している今はローテーションが実にゆったりこん。
そんなもんだよ、人生は、というわけで日々、営々黙々がんばります!









by yoshi-aki2006 | 2017-05-13 05:55 | アンテナ | Comments(0)  

株価・為替のリスクファクターとしての金 正恩さんの今年の運気は?

位置的には近いのになぜか遠い国、北朝鮮。
今まではオバマ大統領の戦略的忍耐作戦で北朝鮮、それを支援する中国に対して、アメリカ側の強いアクションはありませんでした。

1994年、オバマ氏と同じ民主党ながら、戦う男だったビル・クリントン大統領は北朝鮮制裁に動きます。
しかし、当時、「韓国に甚大な被害が及ぶ」と懸念する韓国大統領の強い説得でクリントン大統領はカーター氏を電撃派遣していったん事態は収集します。

その当時のことを端的に知るには長野智子キャスターのブログが参考なります。
長野智子さんのブログ

さて、中国・習近平氏の外交努力もむなしく、4月29日にも弾道ミサイルを発射した北朝鮮。
今のところ静観をするロシア。以下はプーチン大統領について書かれたnews weekの記事です。
ロシアのプーチン大統領は外野を決め込む


一方、安倍総理は?

森友問題で追及されるのを回避すべく、外務省に命じて組んだ外交日程でしたが、北欧4か国歴訪を取りやめ、30日までロシア、イギリス訪問に切り替えているものの、外遊中のため、副総理・麻生氏、菅官房長官、稲田防衛大臣が国家安全保障緊急会議を開催。

菅官房長官はアメリカ側の動向については一切、こたえられない、とするものの、近々、事態のフェーズが変わるような事柄が起こる可能性は十分あり得ます。

私の独自予測では
例えば、直近であれば5月2日。
その後であれば、5月9日韓国大統領選挙前後。特に8日、12日は金正恩氏には過酷な日になる可能性が高いでしょう。

今年の金正恩氏はともかく押さえつけられます。
中国にしろ、
アメリカにしろ、状況が変わっており、
トランプ氏が大統領になったことで
金氏がオバマ時代にできたことはできなくなっているのです。それを早く理解しなければ事態は悪化の一方です。

金正恩氏が今年を世界各国からコンセンサスを得られるような行動規範を示し、何とか乗り切れれば、と思いますが、
今年は金氏にとって非常に厳しい年になるでしょう。

特に5月全般、9月は金氏側が強く用心しなければならないと思います。
よって、5月にもアメリカからの制裁を受ける可能性は大。
9月に事態はさらに深刻になると思います。

株式市場にも影響することなので、緩急つけてリスク管理をしたいものです。

ちなみに6月に北方領土への墓参が実行されるようです。そのことから類推すると、安倍総理が5月下旬から6月にかけて、都議選と同日投票となるようなシナリオで衆議院解散を考えている可能性は高いと思います。

その前に北朝鮮の行動が日本の国民感情を逆なでするようなこと(たとえば邦人拘束、国内テロ、砲撃など)が起こる可能性は十分あります。

願わくば、日本、韓国、中国、そして北朝鮮の生活者が日々、平和に暮らせますように。






by yoshi-aki2006 | 2017-04-29 10:36 | アンテナ | Comments(0)  

株価・為替・経済の観点から見た安倍首相の今年の運気は?

ロシアを訪問中の安倍総理。
安倍総理とケミストリーが合うといわれるプーチン大統領ですが、トランプ大統領と新たな互恵関係を結ぶべく、安倍総理には山口会談のころ、ちょっと距離を置いた印象があったものです。

が、トランプ大統領のシリア攻撃でシリアを支援しているプーチン大統領、「トランプも一筋縄ではいかないな」と感じたのか、また、安倍総理との互恵関係に関心が戻ってきたように感じられます。

フォローの風、再び・・・・という感じなのに、安倍総理、最近、どうも、お顔の色がさえません。
私が安倍総理の立場なら、

ロシア外交で成果を上げ、トランプ大統領ともア・ウンの呼吸を合わせて、
都政改革者としての小池百合子氏は応援しても、
新党をバックにのし上がってくる小池新党とは対決する姿勢を明確にし、
共謀罪の構成要件を改め、テロ等準備罪を新設する法案をゴールデンウイーク明けにも採決し、

国内スパイ活動を一網打尽にして、
「自分の国は自分で守れる」国への一歩を問うべく、
6月18日の国会会期末までに解散の時期を探る、というシナリオを考えたと思います。

が、どうも今年の安倍首相は2月の稲田防衛大臣の森友学園とのかかわり発覚や防衛大臣の資質問題、
3月の奥様、昭恵夫人の活動の一環で森友学園問題が生じ、
収束したかに見え、今なお、余波侮れずの状態になっています。
そのうえ、
安倍昭恵さん関連記事
嫁姑問題で家庭に平和ナシ?
安倍内閣に携わる方たちのとほほな発言によるタルミ指摘もあり、
一難去ってまた一難という感じです。

週刊文春によると安倍首相に易学の観点からアドバイスされる方がいるとのこと。

その一人、元東燃社長の中原伸之氏は私もそのご発言の的確さに感服していて、以前、所属協会に講演に来ていただいたときも中原さんはいち早くリーマンショックへの予見を指摘されてしましたから、総理が中原さんのアドバイスに耳を傾けられるのもよく理解できます。
石油という市況商品を売買して会社を率いてこられた立場ですから、アドバイスも経済的な動静と易学がうまくマッチチングしているのだと思います。

もうお一人は池口恵観さんでこの方ともずいぶん昔に面識を持ちましたが、ド迫力な方で、政治経済に非常に敏感な方で、政財界マスコミの方たちが一定数、交流されており安倍総理がご縁をお持ちなのも不思議ではありません。

一国の総理ともなれば誰にも本音は相談できませんし、
側近の菅官房長官といえども都知事選挙の時に意見が相違したのは知られるところです。

すると易に頼る気持ちも生まれてくるのは理解できます。

さて、中原さんや池口さんに及ばずとも私も市況を当てなくてはならない立場であり、政治経済学の観点でもある程度予測していかなくてはならない点で立場は近いと思います。
そこで、安倍総理の今年を私流に推測してみました。

今年2月初旬。
はからずも昭恵夫人がこの問題の火付け役になって籠池問題が勃発。
しかし、2月~3月いっぱいで悩ましい問題は収束。
週刊文春で紹介されていた中原伸之さんの見立て通り、4月4日が運命の底というのは同感です。

が、今年の安倍首相は少なくも9月下旬ころまで悩ましい状態が続きます。
閣僚の失言、失態に悩まされ続け、家庭の平穏もありません。

4月は華やかな話題に恵まれますが、
5月に解散を決断したいところが、なかなか思うようにいかない可能性があります。
解散を決断する場合、6月18日国会期日前、例えば6月5日前後にずれ込む可能性があるかもしれません。
安倍さんの7月の運気は悪くないので、7月投票であれば勝算は高いだろうと思います。

しかし、8月はまたぞろ、奥様も含め、身内の面倒が予見され、
9月初旬から中旬ころに身動きがとれない困窮事態が待ち受けます。

そして、12月・・・・。大変厳しい月となりそうです。
分類すると昭恵夫人関連の事柄ではないかと思います。

2018年の2月にまた降ってわいたような困窮があるかもしれません。それはアメリカからもたらされることではないかと思います。派兵要求とか貿易問題などに悩まされる可能性があると思います。

株価予測は講演会でじっくり触れたいと思います。政治経済、出ているニュースだけではなかなか判断しきれず、自分なりに何か予測する手立てを用いたいですね。

そういえば、
日銀の黒田総裁の会見 
から見てもアベノミクスは実現に向け、さまざまな課題が。

とはいえ、安倍首相の内閣支持率は森友学園問題で少し下がったものの、今、復活しているようです。
その理由の多くが、
「ほかにましな人や党が見当たらないから」
という安倍首相にとっては不本意な理由から。

ぜひとも安倍さん、あなたしかいない、という国民を増やしてもらいたいものです。




by yoshi-aki2006 | 2017-04-28 13:48 | アンテナ | Comments(0)  

値上げラッシュに悲鳴とびっくり!~スーパーの売り場で実感する物価高

消費が伸び悩んでデフレに逆戻り?という意見もでているようですが、
いえいえ、消費の現場では、大変なことになっています。

4月に入って、何気にスーパーでカニカマを買ってびっくり!
カニかまのカニ足を包んでいる透明な筒の細さったら何?
前の三分の一くらいの太さに縮小されている!

次に「ぶどうどっさりパン」を手に取ってびっくり!
前に売っていた時よりずいぶん小さくなっているではありませんか~!

紙の袋に入ったレトロなパン。ぶどうがどっさり詰まっていてものすごくプレミアム感があり、その割にお値段がお安いのでとても気に入っていたのですが・・・。

それなのに何のこのスリム化は・・・。前の三分の二に縮んでいる!
ここまでスリム化が進むとは・・・。
「どっさり感」が売りだったぶどうの密度もスカスカに・・・・。

価格は据え置きでも、量を減らす、サイズを縮小させる実質値上げがすごすぎる!

物価が下がっているなんて嘘。
すごーく値上がりしていると感じます。
値段は上げていないけど、中身が少なくなっている!

どうしてこんなことになったんでしょう?

円安だった数か月前の諸コストの値上がりと
人材不足による人件費の値上がりとが売り場の商品へのしわ寄せになっているんですね。

消費者は買いたくても買えない、と感じているのではないでしょうか。
道を歩いているとマダム風の女性が「あなた、ホントにとんでもないことになっているわよね。取るものはどんどん取られて、もらえるものはどんどん減っていくのよ!」「ホントよね~!!」

と危機感いっぱいって感じで話しておられました。

みんな感じているんですよね。施政のテイストを。

さて、「4月は意外と強い」との見通しを昨年来から出していましたが、半月づれました。ここまでの安値をしっかり買っていただいたとしたら、ここからはそれを利確していくイメージです。

次の講演は4月25日の名古屋。
f0073848_23200762.png
●5月16日東京・汐留
f0073848_23213227.png
●5月30日
静岡に伺います! 主催は日本証券新聞リサーチです。
詳細が決まり次第、ご案内いたします。


f0073848_23233479.jpg
先日の八重洲ベルサールでの講演です。
f0073848_23242353.jpg
リスク増す日本ですが、来るべき大きな波に負けない運用を心掛けたいものですね。

















by yoshi-aki2006 | 2017-04-21 23:25 | アンテナ | Comments(0)  

観たい映画「わたしはダニエル・ブレイブ」ケン・ローチ監督 カンヌ映画祭最優秀監督賞受賞作品

銀座、築地、大阪と移動していますが、どこに行っても外国人観光客だらけ・・・。うれしいような哀しいような、ドメステック・アイデンテティの危機。

観光立国ってそんなにうれしいことだっけ。

日本人が海外旅行にでまくりまくった円高時代のバブル期のころ、現地の人が、いやーな顔をしていた意味が、いま、リアルに日本人にも理解できるはず。

欧米のたどった道を今、日本が追体験。

するとこの映画「わたしはダニエル・ブレイブ」のような事態もいずれ日本の現実になるのだろうと思います。いや、もう、そうなっているのかも。

政治が金持ちをより金持ちにする方向で施策されていると感じている監督・ケン・ローチは「そんななかで金持ちでない人々は人間の尊厳を守ろうと苦しむ。その姿に光を当てたい」(意訳)

いずれ日本もフリー・フードを提供する施設に人が並び、普通の生活をしている人々がホームレスになる可能性を感じてしまう映画の舞台はイギリスのリアル。
イギリスは金融ビックバン、消費税など、政治経済、いろんな面で日本の先行事例国の一つ。

どんな映画なのか?

映画を紹介するNews weekの記事がわかりやすいです。
記事にリンクします。
動画もあります。


10年後の日本の姿を示唆しているといえるかもしれない。
ダニエル・ブレイブになる世代は今の50歳代の人々。

その時から今を振り返ると、
「ああ、あの時の日本は景気が良かった・・・・。慢心していた・・・」などと思うのかもしれないなあ。
f0073848_23460702.jpg
画像はニューズウイークより
(映画情報も)

映画情報
I, DANIEL BLAKE
『わたしは、ダニエル・ブレイク』

監督/ケン・ローチ
主演/デーブ・ジョーンズ
   ヘイリー・スクワイアーズ
日本公開は3月18日

映画の公式サイト

劇場情報




by yoshi-aki2006 | 2017-03-17 23:52 | アンテナ | Comments(0)  

安倍昭恵さんが理解できない!

私の感覚が古いのか?あるいは安倍昭恵さんが異次元空間の住人なのか?

昭恵さんの日々、ビックリな行動に新しいタイプの女性なんだかなあ、と衝撃とともに思います。

たまたま、夫になった人が総理大臣になってしまっただけ。
連れが総理大臣になりまして・・・・ということでしょうか。

どうも安倍昭恵さんの行動の軸にはそういう自分ファースト、なお考えが据えられているような気がします。

だから、飲食店もなさって、
布袋さんと親密すぎるショットを雑誌に掲載されても「ケセラセラ」、とされているのでしょう。

一時期は医療大麻にも触れられており、あまりのスタンスに、「大丈夫なのか!」と思いました。

森友学園の名誉理事長になられていたのも、ご自身のお考えに近い教育者だと共感されてのご就任だったようですね。

たまたま共感した相手が問題の多い人だった、ということでしょうか。

が、何か、違和感が解消できない。
私の感覚が古いのか?と自問します。

もしも、私に息子がいて、その息子が総理大臣となって日々、大変な重圧の中で政治経済をハンドリングしているさなか、昭恵さんのような嫁がいたとしたら?

きっと、こう言ってしまうと思います。

「あなた、ご自由になさるのはいいけれど、マスメディアに出るのは息子が公職を退いてからにしてください。あなたはタレントでも芸能人でもないのですよ。息子が総理大臣であることであなたを担ぎ出す効果を確信犯的に狙って、キャスティングされているのですよ。そうしたことに思い至らず、タレントのようにあちこちのイベントに出てしまうのはいかがなものかと思います。そうした自覚がないから、森友学園ともかかわりを持ち、広告等のような存在になってしまって、結果的には広告塔として園児を募集したり、寄付金を募るときの動機形成に寄与した形になってしまった。その上、あなたの存在に象徴される国家的サポートがなされている事業であるかのような錯誤を生み出させてしまい、土地価格を安くしたり、便宜を図られたのではないかと国民が疑う結果になっているのですよ。それでも活動するというなら、安倍という名前や総理夫人という肩書、公的な費用は一切使わないでタレント活動なさい」

私が姑ならそう言って強く自覚を促すと思います。

もちろん、そんなことをいう人も今までたくさんいたのだろうな。でも、ご自身の思う生き方を貫いているんですね。私にはとてもそんなことできないです。自分にはできないことをされているという点では「すごい」と思います。

今までも安倍昭恵さんは様々な「自覚不足」を指摘されてきました。例えば、伊勢志摩サミットに同行し、ほぼリアルタイムに安倍晋三氏と過ごした時間をSNSに投稿されて、セキュリティ上どうなのか、という物議をかもしたこと。

SP同行もなされている中で、飲み屋に出向き、布袋さんを呼び出し、前述の顛末が報道されたこと。

などなど。

普通の感覚なら、そうしたことから「どうなんでしょう、あなた様の行動は?」との声が耳に入ったら、「あら、ちょっと逸脱しちゃったわね」と反省して、行動を慎むでしょうに、次々と・・・。

夫が今回の森友学園問題であれほど国会で質疑されているのに・・・。しかも、国民が「総理夫人としていかがなものか」と感じているのに、
「よく報道してくださいね」と言われてもなあ。

安倍昭恵さんが日本を代表するお菓子会社の経営者の娘さんとして、特別に育てられたということも基盤にはあるのでしょうか。失敗したって帰れるゆるぎない居場所、バックボーンがあるのが強みになっているのでしょうか。
そこが油断の源泉だと思うのですが。

非常に立派な公的活動をされている紀子さまのような賢い控えめさ、「公的」感覚が昭恵さんには感じられない・・・。

自由人、何物にもとらわれない生き方推進、そういう生き方を示す存在として異色の方なのですね。

総理夫人としての自覚が薄すぎる、だから森友学園問題にヒットしたという点
は国民利害と接点があるから、今後も意識されるとして、自由人としてタレント的に活動されている点については、ご本人の意向として尊重されるのでしょうか。

これだけマスメディアに取り上げられ、国会で紛糾しているさなか、あのふんわりした笑顔で「よく報道してください」と言われる。

異次元過ぎてひたすら、唖然・・・・です。
そこが魅力なのか? 雅子さまにも通じるGOING 自分道。
いやー、まぶしすぎます。
安倍昭恵さんの記事一覧
昭恵さんのリスク管理にかける姿にトランプ夫妻は

f0073848_11405521.png
画像は外務省に掲載されていたものです。
安倍首相は女性の時代のフオロアーを自負されていたようです。


f0073848_11411788.jpg
日本一高い山、冨士山。
高い役職についている人は目立つもの。
f0073848_11325233.png


f0073848_11331488.png
アベノミクスで随分、株価も上がったので安倍政権に問題が起こってぐらつくのはリスクですよね。
f0073848_11595589.png



講演でしっかりリスク管理の大切さをお伝えしていきたいです!






by yoshi-aki2006 | 2017-03-09 11:53 | アンテナ | Comments(2)  

グリコ・森永事件は株価操作が目的だった? 話題の本「罪の声」

f0073848_23490225.png
画像出典はここから

塩田武士さんの「罪の声」を一気に読了しました。
グリコ・森永事件は昭和の重大未解決事件としてあの時代を生きた人には忘れられない歴史の一つです。

私は当時、駆け出しの学生ライターで報知新聞や東京スポーツ、日刊スポーツに原稿を届けに行っては下手な文章を叱られて腐っていました。当時、すでに株式投資をしていて体験談を書くこともぼつぼつしていたころだったと思います。
世の中にFAXやワープロが出回るかどうかの当時、マスコミ全盛期に至る過程であり、その起爆剤となるような大きな事件が立て続けに起こっていました。
グリコ・森永事件、ロス疑惑、日航機墜落、ホテルニュージャパン火災事故などなど。

グリコ・森永事件の時、森永の社員の人が「わが社の製品をぜひ、お買い求めください」と赤坂だったかで、直売りしていて
気の毒に思って、1500円ほど購入したことを覚えています。

事件が起こって、該当食品会社のお菓子は売り場から除去され、森永製菓は窮地に陥っていたのです。

さて、小説の体裁になっていますが、筆者は元新聞記者。調べ上げたデータの中には限りなく真実に近いと思われる記述もたくさんあり、非常に面白かったです。

すでに詳細を伝えるWiki=ウイキペディアなどがありますから、ご存知の方も多いと思いますが、
犯人像は小説の中に登場している人々と近いのだろうな、と思います。

上場企業を狙っていた事、しかも一部のある程度の規模の企業に絞られていること、裏取引があったかなかったかは不明ながら、金品を要求しておきながら、一度もそれを受け取りに現れなかったことなどから、株式での売買益狙いだった可能性は十分説得性があります。

が、当時は個人投資家には売買株数の無税制限があり、それを逸脱して売買すると目立ったはずです。

その詳細は小説をお読みいただくとして、作者である塩田氏が指摘するように、事件を起こした側に比較して、巻き添えになった子供や捜査当局の中には責任を感じて退職日に焼身自殺した県警本部長もいたりして、なるほど、人間には2通りある、と思い知らされます。

自分の欲のためには人の犠牲などはなんとも思わない人と
そうした悪人のしでかしたこととどんな形であれ、苦しみながら向き合う人たちと。

因数分解し、何が罪なのかを明らかにしようとする取材者の姿勢にも久しぶりに、読んでよかった言葉を見つけた思いになり、充実した読書ができました。

ふと、テレビで国会を見ると、民進党・蓮舫氏が安倍総理に森友学園の国有地払下げ問題について質問していました。
「総理、なぜ、国民がこの事件にこんなに関心があるかわかりますか? 安倍晋三学校と名前を付けようとしたり、安倍首相頑張れなどと園児たちに言わせ、安倍昭恵夫人が名誉校長を務めたりしていた森友学園に国有地が考えられない値段で格別安く払い下げられたことに関して政治家の関与があったのかどうか、つまり政治家の力で税金が不適切な使われ方をしたのかどうかを知りたいからなんですよ」(おおよその意訳)と追及していました。

それに対して安倍首相は「先ほどの答弁を聞いていなかったのですか?」とお豆腐を無理やり箸で立てたような答弁をされていました。今日は北朝鮮からミサイル発射で結果的にはその対応が優先され、安倍さんは救われた恰好になりました。

塩田武士さんの本のあとがきに「大事件がたくさん起こり、対外的にはそのさなかプラザ合意が結ばれ、金余りが起こり、バブルに突っ込んでいく」(だいたいの意訳)とありました。フォークランド紛争、豊田商事事件等も1980年代に起こった事件です。

今、デジャブ感にさいなまれるのは私だけでしょうか。

テラーソン国務長官が近々、日韓を訪問するようですが、北とこれまでにない緊張展開となるのでしょうか。いずれにしても、波高し。一人一人が、何が大切な事実なのかをどうぞ見失いませんように・・・。





by yoshi-aki2006 | 2017-03-07 08:47 | アンテナ | Comments(0)