経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ   ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/fp-money/

by yoshi-aki2006

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中国で起こっている不動産バブル崩壊を思わせる金融機関の不良債権問題。
民間人の投機失敗も推して知るべし。
中国も日本のようにバブル崩壊後の「失われた10年」の道をたどるのか?

さあ、どうなるか? と思っていたらこんな記事を見つけました。
温州市での取り組みを報道する記事
金融機関からお金をかりられない人がヤミ金に手をだし失踪したり自殺が相次いだことを受け、民間が銀行を設立することができる取組。

それだけ公的銀行が不良債権で民間に貸し付ける体力を失っているとも受け取れます。
たしか温州市の銀行が不良債権で苦しんでいる話はどこかで見ました(探せたら添付します)

また、市民が海外に直接投資できるようにもする。

ということはそのお金は日本にも海外にも来るということですね。
バブル崩壊後、日本も外為法を改正し、同じように直接投資が可能になりましたが、実験的にそうした取り組みをしてみるようです。

何しろ、日本の10倍もの人的規模の国。だからこそ、部分的に開放してみてダメならやめることができる。

日本はバブル崩壊後、外資に屠られましたが、中国は欲の宴の後始末、どうつけるでしょうか?
それとも宴第二幕?
どう展開していくか、今後の展開はけだし、見ものです。

さて、日本では強欲者らはなお長命で、昔の名前で出ていますの世界以外は見ようとしないがごとくですが、すっかり別の国のようになってしまいましたよ。

私たち日本人がまだ、江戸、明治、大正、昭和初期に培った社会観をなんとなく覚えていた頃、「なんであんなものを食べてあんなにふくよかになってあんなに車に乗って、ああした日常で平気なんだろうか?」と思っていたかの国の人々のミニチュア版のような都市生活者が増えてきました。

都市化という宴の後の少子高齢化社会で今、失った暮らし方を懐かしく故郷のように思い出しているところです。
by yoshi-aki2006 | 2012-03-30 10:53 | マネー | Comments(0)
団塊が年金をもらい始め、80歳以上、ほぼ青天井で長生きしたとしたら財政で社会保障費用を賄いきることは無理だということは誰しも理解できることだ。

健康保険もそうだ。
団塊が後期高齢者になれば医療費は当然増える。
今の健康保険費用は低所得に陥っている若年層が払える料率ではない。
いずれ、立ち行かなくなる。

できないことは早めに「できません」というのがビジネスの世界ではマナーである。
ビジネスにおいてできないことをできると相手に思わせることは「だます」ことと同じで、
そういう人をビジネスの世界では詐欺師とか信用ならない人と呼ぶ。


ただ、生活保護やセーフティネットは必要である。だから最低限の保証は必要だ。
ではあるが、企業退職の際に1億円近い退職金をもらい、今も企業年金、厚生年金で豊かな暮らしをしている75歳前後の方はたくさんいる。そういう方は申し訳ないけれど、公的年金は辞退していただき、代わりに名誉日本国民として若い世代育成功労者として勲章を差し上げたらいいではないか。

アパート経営や様々な副収入に恵まれている方は申し訳ないけれど、健康保険は収入の少ない方と同率ではなくお支払いいただく。その代り、健康相談をフルタイムで受けられるコールセンター利用をしてもらえばいい。

そうした老齢だけれどもマネー強者を把握するために国民番号制度を導入しようとしているのだろうけれども、

善意の利用が目的であってもこの世は悪い奴らがそのシステムを使って人に危害を加えるのが常。

それをどうするか。ホント、難しい問題ばっかりですね。

とはいえ、年金、健康保険を今まで通りやっていくことはほぼ、不可能だと思います。
できないことは早めに「できない」と表明してもらったほうがいい。
by yoshi-aki2006 | 2012-03-29 00:16 | マネー | Comments(2)
消費税が1%で税収は1兆円得られるそうですね。
今の国の長期債務は税収の17年分。ざっくり700兆円としておきましょうか。
税収は40兆円前後で、毎年のように50兆円赤字国債を出して予算を組んでいるわけですね。
そして、20兆円は利払いと国債償還に充てているわけですよね。

いっそ、時限立法で消費税20%で行ったらどうでしょう?

ちまちま引きあげてたら間に合いませんよ。

何が怖いかというと、日本は財政改革すらできずに座して海外投機筋のなぶりものになる日まで、なすすべもなくぼんやりしてるわ、と思われることです。

財政状態がそんなに悪いと言われるならば、団塊が足腰たつ間にどんといっそ消費税20%に引き上げて、財政問題にカタをつけ、若い世代にきれいで安心な国庫を渡してあげるよ。10年後に消費税は5%に戻すからねと約束すればいいではないか。

それくらいの気慨を持つ大人がいる国であることを国際社会に示せば、国債格付け引き下げるよ、などという言葉にびくびくしないし、投機筋から舐められないのではないでしょうか。

稲わらの火を今こそ。

総理が決意を持って訴えれば国民はわかると思う。

しかし、また、規律破りの厚かましい輩が10年後、消費税を5%に引き下げる段になって、AIJの社長のように「一生懸命やりました。取り返しがつくと思ってました」とか言い出しかねない。

この点をどう担保するかが課題ですね。

消費税は小手先の引き上げならやらないほうがマシ。
やるなら早期にいっきにどんと。
ちびちび上げたって効果ナシ。

死ぬ気で10年で財政再建。規制緩和メインの金のかからない成長戦略構築。それを条件になら、消費税20%。

ちなみに外貨準備の運用として82兆円持つ米国債はデッド資産です。
あんなものを売って日本の財源にしようものなら、ドル売り円買いになり超円高になって藪蛇です。
さらにアメリカ株が下がり、アメリカの長期金利も上がり、ギリシャショックの1000倍のすざまじいスパイラル経済混乱になりかねません。

82兆。外国の論理では貸したもん負け。使えない資産なのです。
by yoshi-aki2006 | 2012-03-28 08:31 | マネー | Comments(0)
日本国債の金利が上昇=価格が暴落する日はいつなのか?

それについて講演では「煽りたてるような話はしたくない」というスタンスで財政規律+成長戦略へのかじ取りが必要という点にウエイトを置いてお話しておりますが、聞き手のお客様にはさまざまな情報から非常に不安に思って独自に御研究されているかたをお見受けいたします。

そこで気になるニュースを数点、リンクしておきますね。
リンク切れの場合はご容赦のほど
意外と近いという印象に傾くであろう内容です。

こうしたニュースに私はできるだけ冷静に対応すべきだと思っています。
アメリカは「だから早く消費税をあげなくちゃ」とせかしているように思いますが、私は何か消費税を上げさせたい理由が他にある、と見ているため、煽られるまいと慎重なスタンスで対しようと思っています。

そんな未来が感じられない日本の国債を外国人がせっせと買い続けること自体、不思議です
日本国債の外国人向けIRはしているようですが
日本が外国資本に国債を買ってくれとせがんでいるのではありません。
外国人が日本国債を買いたいのです。
理由は関与といいますか、関係性を強めたいからでしょう。

ウォールストリートは財政再建に意欲的な日銀委員人事に関心があるようですね

日本国債が暴落するということに心配な方は光世証券が取り扱う日本国債先物取引個人版でヘッジするのも手です。ただし、東日本大震災の時、円売りに動いた日本人投資家を待ち構えて円高に仕向けてロスカットさせられた例を忘れずに、思い込みありきでの投資には注意したいですね。

追記
そうそう、日本は世界的な債権大国。
その債権にはこういう難しい問題があるため、日本人は結局有効活用できないかもしれませんね

また、国民財産は日銀2011年10~12月統計速報で1483兆円あり、家計負債を差し引いても1120兆円の56%ほどのお金が預貯金に回っています。
日本の対外純資産は250兆円ほどで依然として世界一です。ただし、これを国債の償還に使うことはできません。民間の資産も入っているからです。しかし、日本が金持ちであることには変わりありません。
イメージをつかむためにあえて強引に計算してみると・・・・。
国債発行額残高がざっくり700兆円として250兆の対外資産を引くと450兆円。
税収が40兆円として11年分の借金残高があるわけですね。
財務省の表記では17年分の借金と書いてありますが。

日本人の金持ち感覚や金貸しの考え方が日下公人さんが指摘されているように「世界の非常識」である点の克服が必要ですね。国債問題も考え方を変えるべきだと思います。

また経常収支が赤字になるうんぬんの心配については円高が元凶なので、それをしっかりと知るべきですね。
by yoshi-aki2006 | 2012-03-25 20:09 | マネー | Comments(0)
by yoshi-aki2006 | 2012-03-24 19:00 | アンテナ | Comments(0)
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と、喜んでいたら、突然、雨が降ってきました。おお!なんちゅー、こっちゃろ?
こうなりゃ、とことん、雨と仲良く致しましょうか。こんな天気でも大阪船場、第一商品の講演会場に会場に足を運んでくださるお客様に心から感謝申し上げます! 特別バージョンでがんばるぞー!!
by yoshi-aki2006 | 2012-03-24 11:10 | 事象観察 | Comments(0)

会津若松の美味しいお酒

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会津若松は本当にいいところでした! 磐梯山と雪がひろがる広大な土地。
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風評被害に負けません!美味しいお酒とお米、頂きます♪
by yoshi-aki2006 | 2012-03-22 16:12 | 生きる力 | Comments(3)

政治家の仕事

政治家の仕事ってなんだろうな?

消費税引き上げ論議や大連立などがメディアを賑わせていますが、国民の財産がきちんと国民生活の健やかな循環に生かされること。それだけをやってくれればいいと思います。

余計なことはしてくれなくていい。

国民生活が当たり前に送れること=それこそが幸せ=その基本を忘れてほしくないなと思います。

国債の発行をする、しないというよりか国民の財産が国民に還元される、その基本をきっちり守ってくれる政治を願わしく思います。

たとえば今、国民の不動産や年金以外の財産は1471兆円あり(日銀調べ)、その半分は預貯金で残されています。その預貯金のほとんどは金融機関を通じて日本国債購入に費やされています。

ざっくりベースで税収が40兆円、支出が90兆円、都合赤字は50兆円です。
ということは預貯金700兆円÷50兆円で14年ほど持つといえます。

国民の現金=預貯金は相続で昭和一桁世代から団塊世代へと流れができています。
団塊は年金をもらいつつ、親からの財産も多少入り、消費やらなんやらに使いつつ、なんとかやりくりしています。それで世の中ある程度回っているのだから、景気が悪いのなんだのと言いつつ、まあまあ、この世代と団塊ジュニアで日本がそうすぐにダメになるわけではありません。

しかしながら、あと10年くらいの間で、
つまり団塊世代が自分で自分のことができる余裕がある間に今の若い世代が家庭を持ち、子育てがあたりまえにできるような環境つくりを政治家がリーダーシップを発揮して、整備する必要があります。

今の支出のまま行けばほぼ14年前後で蓄えがなくなり余裕もなくなるのだから、少なくともこの数年でやるべきことは、施策を色分けすると財政再建というより、成長戦略に重心を置いたものが必要だと思います。

注意すべきは、せっかくの国民の財産が他国に奪われないようにしてもらいたいことです。貯蓄から投資へというスローガンはその意味で不完全で、貯蓄も投資も両方、必要です。
お金を投資に回し過ぎると、市場を介して強欲資本主義に奪われてしまいます。

ため込みすぎるのは弊害がありますが、金融機関を通して企業が育つメリットもあります。
貯蓄しているから企業が育たない、だから投資しなければだめという話には嘘があります。
個人が投資するか金融機関を通して投資するかの違いがあるだけです。
だから、安心して国民が貯蓄もできるようにしなければなりません。そのうえでの投資なのですから。

そして、前述したように今、国民財産の半分で間接的に日本国債を買い続けているのだから、この状態をキープできる間、できる限り、成長戦略+国会議員の定数削減込みの支出見直しをして、他国に財産をかっさらわれることなく、国民が安心して生活できる基盤を作ってもらいたい。

私たち国民もバカな話に乗せられ続けてきた反省は必要です。
郵政民営化の本当の意味を知らなさ過ぎました。
郵便事業は確かに民営化してもできなくはないと思います。
しかし、あえて国民財産を市場原理にさらすことはありませんでしたし、日本国債の主たる買い手であるゆうちょ、かんぽが民営化されたら日本国債がどんなことになるか、その恐ろしさを誰もわかりやすく説明しませんでした。

ゆうちょは国民の財産として国民の預貯金で国債を引き受け、あと10年、団塊の生活に余裕があるうちに、国民生活によい循環ができるように整備していくために必要な機関です。だから、ゆうちょの民営化はダメです。

外国との協調と協力は必要ですが、国民生活がまず第一に考えられるべきです。政治家はきょろきょろよそ見をしないで日本国民のことをしっかり見て、国民が働いて獲得した財産を国民のために使える循環を作ることに専念してもらいたいです。

総選挙にはなお時間がありそうですが、そういうことをわかって、実行してくれる政治家に投票したいですね。
by yoshi-aki2006 | 2012-03-21 18:18 | 日々雑感 | Comments(0)

女の第四段階は賢女の道

大原でハーブガーデンとともに丁寧に生きているその姿にフアンが多いベニシアさん。
彼女を紹介する番組でいい言葉と出会った。
「ローズの五枚の花弁は女の人生を象徴している。生まれ、妻になり、母になり、賢女になり、そして、死ぬ」

「そうか! 」とひざを打つ私。
まだ、賢女の道が残されている!

これから賢い女として幸せを輸出できる(排出できる)道がある!

いいな! そういう道があったよ~!

妻になり、母になり、老女でなく賢女。
いいっすねえ!
老女でなく賢女だよ!

そう年上の人にも話してみよう。きっと、「そうよ、おばちゃんイコール賢女だよ!」とみな背筋を伸ばしていうに違いない。

昨日、マーガレット・サッチャーさんの映画を見て、彼女のようにずーっと首相として君臨した女性の場合は市井の賢女の道はなかった。市井の賢女の道を歩けていたら、彼女の映画のサブタイトルのように「涙」はなかったかもしれない。

サッチャーさんの涙は市井の賢女の道を歩めなかった「涙」なのかもしれないなあ、と思った。どんな人にも平等に、賢女になる道は歩けるチャンスは与えられる。
その道をしっかりと踏みしめて歩くかどうかは自分次第なのだ。

堂々と胸を張って歩きましょう。御嬢ちゃん、とちやほやされなくってもその道を歩く楽しみが残されている!
by yoshi-aki2006 | 2012-03-21 09:22 | アンテナ | Comments(0)
マーガレット・サッチャーさんは懐かしい政治家だ。
当時、日本は好景気でイギリスの苦しみなど今一つわからなかった。
そんな問題山積の沈みゆくイギリスで、しかも、まだまだ男社会の時代に首相まで登り詰め、祖国に繁栄を取り戻した女性、マーガレット・サッチャー。
同時代に日経新聞などで彼女の動静に慣れ親しんだ、かつてのビジネスマンが奥様と連れだって映画館に足を運ばれていた。

涙なくしては見られないというコピーだったが私は向こうが狙った場面では大丈夫だった。
夫婦の間はま、あんなもんだろうと仕事を持つ女性はおおかた、そう思うのではないか。
それよりも観衆とコラボする華麗なる加齢現象。あまりの超リアルさにシンクロして、場内には失笑が起きる。

「うーん」と考えさせられたのは、アメリカにぶちかます場面。
フオークランド紛争の時、
「アメリカはハワイをやられて黙っていたの? 黙ってなかったでしょ。私だってフオークランドをやられたら黙ってないのよ」と言い放つ。サッチャーさんのロジックはわかりやすい。

更年期障害というか、長く続いた政権の末期に男のメンツをつぶしてしまい、それが幕引きを誘ってしまう。
仕事を持つ妙齢の女性はああしたことをやってしまいがちだが、自戒すべきことだ。もっとも男性でもああいうことをしたら、大変だろうけど。

うるっと来たのは自らが決断した戦で戦死した人の家族に手紙を書くシーンと閣僚の一人のメンツをつぶしてしまった後、自らの更年期障害的な衰えに「果たして自分はこれで首相としてイケテルのだろうか」と一瞬自問する孤独な姿の部分だ。

人は誰しも、ふとした拍子に社会的生命が風前のともしびにさらされていると知る。
そして自らの力が衰えていることを悟るのだ。
その寂寥感をメリル・ストリープは厚みのある演技力で一瞬にして凝縮して見せる。

家族を誘ったら、「なんか気が進まない」と断られたけれど、それは正しい判断かもしれない。この映画は仕事を持つ女性こそが見るべきものだろう。
しかし、アカデミー賞主演女優賞とともにメーキャップ賞を取るだけのことはある。あそこまで似せられるってすごい!
(写真は東宝サイトより)
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ショートムービーが見られるといいですね。
出所にリンクしておきますね
by yoshi-aki2006 | 2012-03-20 15:35 | アンテナ | Comments(0)