経済評論家、一級FP技能士、チャート分析家の木村佳子さんが素敵な明日を迎えるためにお届けする ライフ&マネー メッセージ   ホームページはhttp://homepage2.nifty.com/fp-money/

by yoshi-aki2006

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貧困女子からの脱出

NHKで「女性の貧困が増加している」というテーマを取り上げていました。
さまざまな貧困例が取り上げられていましたが、ちょっと首をかしげる部分もありました。

それは母親、娘二人が各々ネットカフエに長期滞在しているというケースでした。長期滞在すると滞在費は一人一日当たり1900円になるとのことでした。

長女がアルバイトしているコンビニで買ってきたものを姉妹で一日一食、分けて食べている映像もありました。

が、待てよ。一日一人1900円なら家族3人で一日コスト5700円。一か月31日で176700円にもなります。
年額にすると2120400円で結構な額です。

月176700円、ネットカフエ宿泊費用にかけているなら礼金敷金ナシの月10万円未満で借りられる家を探したほうがコストは低減できますよね。

姉妹は月10万円のお姉さんのコンビニバイト代とお母さんからの数万円でやりくりしているそうです。ここから二人分のネットカフエ宿泊費を引き、一日の可処分所得を割り出すと1038円です。これで姉妹の3食費用を割り出すと一食173円になります。

確かに厳しい数字で、衛生品などを買うとひっ迫してしまうのは理解できます。

だけど、ネットカフエに月額18万円近くも支払う生活を見直したり、市場で安い食材を調達してきて、一食あたりのコストを下げて、栄養バランスを整えたりと工夫すれば、今よりも生活の質は上げられるのではないかと思います。

その浮いたお金で学校に通えていないという妹さんを中学校に通わせることはできるのではないかなと番組を見ていて思いました。

お金の貧困というだけではない問題があるように思えてなりません。
ライフプラン、暮らし方のイメージの貧困なども考慮する必要があるのではないかと感じます。

どうやったらこの人たちは貧困から脱出できるのだろうか?
効率的に出口にたどりつき、確実に現状から脱出できるのだうか?

番組を観終わった後、私なりに考えました。

貧困の背景には「消費者としてのコンプリート志向」も強いのではないかと思います。

人はコストのかかる生活を知らず知らずに選択してしまっていて、自分が生きたい人生を考える以前に、よき消費者としての訓練が日々の暮らしの中で先行し、ストレッチされているのではないでしょうか。

知らず知らずに高コストな生活を送るように仕向けられていて、それに気がつかないまま、消費生活を提供する側は高度な戦略で消費者をつかみつづけ、それにより可処分所得が縮み続ける生活者の中から、次第に貧困層が生まれているのではないか?

その罠に取り込まれていることに気がついた人は高コストな生活から脱出できるのですが、気がつかない人は高コストな生活費を払い続けるのではないかと思います。

前述の例なら、電光熱費込みではありながら月額176700円のコストがかかっているネットカフエでの親子生活を見直すことでしょう。

それと「声を上げない、サイレントプア」問題もあると思います。母親と娘二人でネットカフエ生活。声を上げて行政の何らかのケアを受けられないものでしょうか?

貧困は忍び寄り、人を貧困のるつぼに引きずり込みます。そして過酷な条件で働き続け、SOSも発信しないサイレントプアの沼地に沈みこませていきます。

この罠に引っ掛からないためには、目先は低コストであるけれども、実は高コストなものに手を出さないことです。そして、いっとき苦しくても安定的な収入が得られる仕事に就けるような取組をすべきです。

取組を実現するには一つ一つの「必要だと思ってしまっているコト」をコストという面で見直したり、自治体への問い合わせをしてみるところから始めましょう。自治体への問い合わせでいきなり、いい情報にヒットすることはないかもしれません。徒労となってもあきらめず、自分をすくうことができる情報に出合えるまで、問い合わせることです(自治体の住宅整備委員をさせてもらいましたが、母子家庭用住宅も用意されている自治体があります。応募が少ないこともあり、枠があいていることもありました)。
親身になってそういう問題と向き合っておられる民生委員の先生がいらっしゃいました。民生委員の人に話を聞いてもらうことからヒントが得られるかもしれません。

さて、貧乏は悪循環する、というのが自説ですが、たとえばの例をあげてみましょう。
たとえばタバコです。
タバコを吸うと健康被害があるといわれて久しいわけですが、おいしい(目先の楽しみ)ことが蓄積すると長いスパンでは健康被害(大損失)をもたらします。

吸い続けている間、お金もかかります。
部屋は汚れるし、衣類や体ににおいもつきます。
タバコを吸おうと場所を探して、時間やお金をロスすることもあります。

タバコの先を落として衣類を焦がしたり、髪の毛やまつ毛、眉毛を焼いたりというリスクとも背中合わせです。

タバコという一つのアイテムから「金銭」「リスク」の大損害が連鎖し蓄積していくわけです。

これがいい方向に働くほうがいいに決まっています。たとえばお米は一粒が1600粒の実りになるそうで、上手に種まきすればたくさんのリターンが得られるわけです。

人に平等に与えられているのは1日24時間。そして、いつかは寿命が来るという条件です。
効率よく、その時間をリターンの大きなものに使えれば現状は変えられると思います。

私も家庭の事情などで高校を中退し、大検をとって大学に行くまでの生活ではアルバイトを3件掛け持ちし、1合の米をおかゆにして3食食べしのいだりし、未来の自分のために貯蓄をしました。幸いにも当時は金利が高かったので助かりました。

アルバイトでは「まかない食」が食べられるお店や「寮完備」「住手当あり」「交通費全額支給」などを必死で探しました。学園祭では八百屋さんから大根の葉をただでもらってきて、それを具にしたおにぎりを売ったり、雨合羽を仕入れて、雨が降ったら即売して臨時収入を得たりしました。あの時、頑張って働いて良かったなと思います。体が健康だったことも恵まれていました。

しかし、人生は山あり、、谷ありです。働いて大学に行き、資格も取って次第に仕事にも恵まれるようになりましたが30歳代ころから貧血がひどくなり、健康問題が深刻になった時期がありました。

貧困も辛いものですが、体が思い通りにならないことも情けないものですよね。
何年も苦しみましたが、ひょんなことから名医を知り、完治してもらって以来、奇跡的に仕事にも学校にも趣味にも自在に動けるようになりました。

貧困に悩む若い女性はあきらめずに、今いる自分の空間から自分の夢を実現できる世界に道を作ろうと「自分頼み」でがん張ってほしいと思います。

今、振り返って思うのは心温まる接し方をしてくれたのは自分も辛い境遇でありながらも、一生懸命生きようとしていた人達や人のことを思いやれる深い気持ちを持っている人達でした。
逆に足を引っ張ってきたのは周囲のいい年をした大人たちでした。そういう人たちは自分たちがどれほど恵まれている立場かということに思い至らないばかりか、世の中の弱者や過酷な状態から這い上がろうと努力している若者を利用して自分の望みをかなえようとしていました。たいていは甘やかされて生きてきた人たちです。

貧困から這い上がろうとしている人はどうかそういう大人に利用されないようにして、大事な自分の人生を生きていただきたいと思います。

貧困とは無縁だという人達は少しでも自分が恵まれていると思うならば

ハンデイを背負って貧困層といわれる世界で過酷な日常を送る人が質の高い人生時間を得ていく努力を支援するために、

●ズルをしない・・・自分がさらに得をするために、欲ボケたことをしない
●自分が恵まれていると感じて感謝した分、そうではない人らへの貢献をすべき
●自慢をしない

などの生活規範を実践すべきだと感じます。

だから、私はブログにこれ見よがしに明らかに格上の有名人と一緒のフレームに納まった写真を掲載して、露骨に自分の価値を底上げしたり、「あれを食べた、この有名店に行った」と食べ物の写真を載せない人が好きです。

また、このトピックで続編を書きたいと思います。
by yoshi-aki2006 | 2014-04-27 23:55 | マネー | Comments(9)
アベノミクスは「成長する日本を取り戻す」というのがミッションです。
それにふさわしい、最適な布陣だと思います。

日本の年金運用が変わる!~頑張る企業を評価する市場インフラ研究第一人者・米澤康博 早大教授が運営委員長にご就任はビックニュースなので是非、関連記事を読んでくださいね!

ヤフーコラムにも書きましたのでリンクしておきます。

東証アカデミーのセミナー告知も同時に見られるようにしました
by yoshi-aki2006 | 2014-04-23 12:13 | マネー | Comments(0)
出張が多いのですが、「出張の質」を上げることが「生活の質向上」にめっちゃ寄与することに気がつきました。
「出張の質向上」に寄与する10カ条を掲げてみました。

①前泊か始発で現地到着・・・移動直後の講演は質的に落ちるため、顧客に失礼。
②当日入りの時、ノゾミ号では絶対寝ない>寝るなら低反発アイテムで頭部と腕保護・・・振動は脳みそに響く。
③前日化粧がベスト(洗顔は現地で・・・朝の化粧は時間の無駄、遅刻の友)

④新幹線駅カツサンドは私的タブー あのカツはカツもどきだもん。

⑤移動は...裸足+履きやすい靴orサンダル+ユニクロウエア(走りやすい!)

⑥ショルダー内はモノが動かないようにする(走る時、バランスが崩れる!)

⑦耳栓必須(特に背後の人の声は脳直撃。精神統一にダメージを被りやすい)

⑧指定席は「どの席でもよい」にし、自由席で電源確保席を見つけたらそっちに即移動。

⑨新幹線でのPC稼働はリスク・・・振動が機器を傷める。スマホをメインに。

⑩グリーンは奇妙客出没リスク高し! 「金さえ払えば何をしてもいいのか?」「そこまで行儀の悪い人に金を持たせるとこうなるのか?」と質問したくなるのを押さえるのに苦労するケースも。

桜の季節は外国人客をアテンドするテンション高男の声がノイズ。奥様たちのご旅行グループは談笑炸裂、子供ずれグリーン利用夫婦は子供のはしゃぎ過ぎをスマホ夢中の親が放置などでグリーンのプレミアムは投資に見合わないこと多し! 

などです。

プラス健脚祈願に毘沙門天参りと出張を気分良くしてくれるアイテムを充実させることも必須ですね!

電源類が重いので他は持ち物はできるだけ軽く、を心掛けています。

お気に入りのポーチに化粧品や洗顔で使うものをできるだけ小分けしてかさばらないようにして入れておくといいですね。
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ちなみに走る効用はゲンキに出張できることともう一つ、出張先から学校の授業に間に合うことにあります。

カートを引いて東京駅新幹線ホームからモーレツにダッシュし、学舎まで5分で到着!
これを実現するには裏道に精通することと健脚力です。

成せばなる!ただし、通うことだけは。

授業についていくためには勉強しないとね~。

というわけでお知らせが一件!
4月22日から募集開始です。
一か月先の5月22日木曜日に東京証券取引所内の大ホールで個人投資家のための銘柄選び講座が開講されます。講師は私、木村佳子が務めます。

すぐ満杯になってしまうので、早い者勝ちです!
ここから申し込んでくださいね!
by yoshi-aki2006 | 2014-04-21 14:29 | 工夫 | Comments(1)
英語。
これからは必須というか、当たり前にしゃべれることが求められそう。

しゃべれなくても生きてはいけるけど、しゃべれたほうが生活の幅、仕事の仕方も変わってきそうですね。
姪などは親の懐を斟酌せずにとっとと自分で短期留学を決め、「やっぱ、そうなんだろうな。そうせざるを得ないのだろう」と思います。

私が学んでいる講義でも「英文でペーパーを配りますが、それでは困る人」と日本銀行ご出身の先生から聞かれました。

誰も挙手をしない(私以外は!emoticon-0104-surprised.gif

9ヵ国語大丈夫と豪語する家族(海外では私のほうが現地でコミュニケーション能力が高かった気がするのですがemoticon-0136-giggle.gif)には、「まー、潜在的には困る人はもう少し多いのではないか」といいますが、英文ペーパーくらい、なんつーことなく読みこなしたいものですね。

ひたすら読む読む。

異次元達人技として取材させてもらった東京大学大学院で理工系の修士号を取得され今春から社会人のXさんは「わからない単語に拘泥せず、文意をつかむのがコツ」とのこと。Xさんは理工系テーマの研究を英語でプレゼンテーションしたり、英語で論文を書いたり読んだりする必要があり、その方法で技を磨いたそうです。

次は英語で進行する授業で必要なしゃべる英語について。
言いたいことがやっと口をついて出たとしても発音がネイティブに伝わらず、もどかしい思いをすることが多い日本人英語。

英語ペラ技を持つ人に聞いてみました。
「どうしたらあなたみたいにお話しできるようになるの?」

聞いたのは留学体験がないのにTOEICが高得点で今、英語ビジネスに携わっている人です。

A子さんは基本的な勉強以外に英語の歌を繰り返し聞いて、発音をレッスンしたそうです。
Bさんは映画で意味と行動を結びつけた勉強法だったそうです。
C子さんはNHKのラジオでの英語番組の繰り返し学習だけでTOEICが高得点になったそうです。

やってみよ。

やらないで「できない、ダメだ」はないですよね。

そこで私はこの楽曲から始めることに。
歌そこのけでリズムだけハミングして道でパフォーマンスしてしまいそうで怖いのですがemoticon-0100-smile.gif

ファレル・ウィリアムスのHAPPYの無料動画が見られるサイト

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by yoshi-aki2006 | 2014-04-14 12:19 | スタディ | Comments(8)
「謝罪の王様」という映画をDVDで見ました。
謝罪の王様公式サイト 音がするのでクリック時、びっくりしないでくださいね
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(画像は謝罪の王様公式サイトより)

ちなみにこの映画は好きずきがあると思います。が、出演者の尾野真千子さんと松雪泰子さんはすっくりと別の役化けをされていて、見目麗しく、とっても印象的で、観て損した感はありませんでした。

さて、映画のテーマでもある謝り方ですが、日常でもその人の人柄や頭の良さ、悪さ、育ち方、教養のあるなしが謝罪の仕方には、実にはっきり出てしまうものですね。

私が考える一番の謝罪の仕方は「後を引かない謝り方」です。
もちろん、何をしでかしたかにもよりますが、
ごめんなさい!
と心から詫びる。

相手が怒り心頭でとても許してくれそうもない。そんな時でもやっぱり、心底、詫びることです。
相手はその「許してくれそうもないのに謝ってきた」というその人の勇気に免じて、許してくれることがあります。


その場で心から許してもらう。
そういう謝り方ができればいいのですが。

もし、相手が許してくれたら、感謝しましょう。あとあとまで面倒なことにならない結果をくださったのですからね。


こじらしてしまうのは心から詫びていることが伝わらない詫び方です。
ぐだぐだ、ノロノロ、うだうだ、いやいや、しぶしぶな生半可な詫び方では、小さな怒りを大きく育ててしまいます。そんなだったら、謝った意味がない。
「いつまでも相手を怒らせる謝り方」。一番やってはいけない謝り方ですね。


世の中には相手に悪いことをしたと自覚していても、謝らない人もいます。

そういう人はたくさんの敵ができてしまいますから、ずっと、勝ち続けなければならなくなります。弱ってきたら今まで我慢してきた人が一斉ほう起して叩きに来ますから、相当な覚悟が必要です。
逆切れする場合もしかりです。
逆切れの報酬は「あの時、あんなふうに逆切れしなければ・・・・」という後悔を後になってすることになります。

そんな生き方は疲れるし、大変じゃないでしょうか。

このほか、世の中には、謝罪を知らない人もいます。
相手に迷惑をかけたり、悪いことをしたらしいれど、「それって私のせい???」と他人ごとで、その「悪さ」が実感できず、謝る概念すら持ち合わせないわけです。

そういう人は、「天然」などと揶揄されて生きていくことになりますが、いつかどこかで代償を払うことになるのではないでしょうか。たとえば子供に適切な謝り方を教えられなくて、その子が苦労するとか、どこかで大雷のような怒りと遭遇するとか。

人生、困ったことにならないためには若いうちから謝罪の作法は身に着けたいですね。

さて、4.9の小保方晴子さんの会見が一日のニュースを席捲しましたね。
2時間35分もの長い生中継。
視聴率も高かったのではないでしょうか。

一体、何の会見だったのかしら?
ねつ造ではない、ということの反論の記者会見でした。

謝罪の言葉もありましたが、全体的に不思議な印象の2時間35分でした。

その不思議さが彼女のこれまでを物語っているように感じました。
一番の謝罪力とは心から詫びて、相手が怒っていた状態を自らの意思でリセットしてくれるような詫び方であるとするなら、今回の会見は成功したのでしょうか。
by yoshi-aki2006 | 2014-04-10 01:27 | ビジネス | Comments(0)
のっけからナンですが、新入生歓迎コンパのシーズンからか、駅でころがっているおニューのスーツ姿の若者をよくみかけます。

ホームにうずくまるのならまだしも、
正体不明になって無防御に仰向けでねっころがっている人を先日の夜も見かけました。
急性アルコール中毒なのかしら?

向こうのホームで転がっている若者を周囲の人は一瞥しては足早に歩き去ります。

電車が動き出したので、駅員さんに通報できずじまいでしたが大丈夫だったかしら?

体もさることながら鞄、財布は盗られないのかしら。

今は防犯カメラが各所に設置されているからコソ泥、スリは識別されるものの、同僚のふりをして介護を装い金品を盗む輩もいます。

本人が泥酔している間、カードを使いまくられでもしたら大きな代償を払うことになりますよね。
まずは正体不明になるまで飲まないことが大切です。

それにしても、そんなになるまで飲ませる職場の人も人。正体不明になる前に「もういい加減にしておけよ」と注意してくれる上司がいればいいのですが、年は取っていてもリスクは取りたくないという中高年も少なくないので、「余計な事を言って、小うるさい上司だと思われたくない」とばかりに忠告してくれないのです(忠告してくれる人がいたら、大切にしたいですよね)

親や兄弟、これまでの学友、友達などとの間で自分の酒量を知る機会がなく、学業優秀で新社会人にすんなりとなった人が危ないのかな。

ひっくり返っている人の多くはあどけない感じの人が多いように思います。

前後不覚になって駅で転がり、命の危険と隣り合わせ。
翌日、使い物にならず、仕事で社内、社外の人に迷惑をかけるリスク。
今まで、こんな目にあったことがないという人生経験をさらしてしまうリスク。

それと引き換えに、

自分の身は自分しか守れない

ということを知るんですね。

社会の荒波。

それを飲んでもなお、すがすがしく上品でいられる人は少ないのですが、まずは酒量を「飲んでも乱れない」程度にするところから、練習ですね。

駅のホームに転がっても誰も助けてくれない現実の厳しさを思い知るべきです。
そして、何事もなく翌日を迎えられたら、その幸運に感謝ですね。生かされ、何事か成すべしと守られたと知りましょう。

ところで飲んで乱れたくないなら、乳酸飲料などのドリンク類をしっかり摂取しておくといいですよ。私もできるだけ飲む前は飲料で体調管理しています。

お試しあれ!

それと、適度な飲酒は百薬の長となりますが、過度になると老化を早めます。老け方が早い人はお酒の飲みすぎかもしれません。

ちなみに私は20代後半からはお酒の量には徹底的にストイックになりました。酒、たばこ。量を越すと老化にまっしぐら!
by yoshi-aki2006 | 2014-04-09 09:40 | 日々雑感 | Comments(2)
春は新入と卒業のシーズンですね。

会社や学校で人を迎え入れたり、送り出したりの時期で、新たな出会いあり、別れありの時期です。
私の通う学校でも新しい方がどっと入学してきました。

日本銀行や国内外の金融機関にお勤めの方、会社経営者、新聞社、報道機関の方たちなど多彩で優秀な方ばかり。

景気動向と春ということもあり、外国人の方が少なかったように思います(外国は秋が入・卒シーズンなんですよね)。

 入学後はハードな日々が待ち受けています。学卒で入学される方は別として、社会人として第一線で仕事をしながら学ぼうという方の中には海外担当という方もいて、週に1~2回、韓国や中国に出張というスケジュールの方もいらっしゃいます。
 
役職についている方も少なくないので、仕事で多忙を極める中、たくさんの授業を取り、課題をこなし、試験を受けて、単位を認定してもらい、晴れて卒業となるわけです。卒業するだけでもひと苦労だと思います。

コピペの博士論文で博士号を取ったといわれる人が世間で騒がれていますが、「ホントにそんなゆるゆるな査定で博士号が取れるのかなあ? この研究科では試験試験試験なのに・・・」というくらい試験漬けです。

さて、首席で卒業されたA先輩を祝って先日、みんなで飲み会をしました。
Aさんはいつも飄々としてにこやかで、誰かれなく等間隔でさらっと、しかし、要所要所で適切な示唆を与えてくださり、フレンドリーな方でした。
そのお人柄から、きっと将来は社長にもなられる方だと思います。社会人としての所作にとても学ぶところが多かった方でした。

卒業祝いの席で初めて名刺をいただきましたが、日本有数の世界的にも有名な大会社にお勤めでした。忙しかったでしょうに、首席卒業ってすごいです。つくずく、まぶしかったですねえ。

前期の首席卒業者の方は中国の方でした。
そして、同期や後輩の中からもすでに首席卒業候補の方がほの見えます。

どんな人が首席卒業者になるか?

同じ授業を聞いていても結果を出す人とそうでない人がいるわけですよね。
段違いに頭がいい人が首席で卒業すると言ってしまえばそれまでですが、何か違いがあるのでしょうか。

頭がいい状態をもっと具体的にいえば、頭の回路がうまく働くように整備されている、うまく働くように使ってきた、そんなふうに育ってきた、その頭回路を磨く環境に身を置いてきた、といえます。

一方で結果を出せないケースは

体が疲れやすく、
頭もうまく回らないから、と言ってしまえばそれまでですが、

体が疲れるような動き方をしている・・・つまり無駄が多い
疲れてしまって頑張れない・・・・でも、休めないような生活状態である
それをサポートしてもらえる環境にはいない・・・家族や仕事が過酷
辛いからなんとなくぼんやりしてごまかしたり、何かほかのことに逃避する。集中できない。
哀しい気持ち、辛い気持ちに支配され、やる気になれない。力が出ない。

そんな状況に陥っている傾向があるように思います。
現実にいっぱいいっぱいで圧倒的に勉強量が足りないからこそ結果が出せていないということもいえると思います。

力が出せない状態から脱するには気持ちの切り替えが大切です。

ただ、座っていて何とかなるものではありません。

私の場合は、受け身で単位がもらえるわけではないので、まずは当たり前に勉強をするほかありません。これはほかの勉強でも、仕事の結果を出すのでも同じことでしょう。

運では乗り切れないことは努力するほかないわけです。

運よく事が運んだ過去の成功体験は何の役にも立たないので、現状突破のためには
勉強に、仕事に精を出す。きちんとやることですよね。

成果が出なかったら量が足りていないか質が悪いか、改善が必要です。

そして、無理してでも笑顔でいることだと思います。
というのも成績優秀者は圧倒的に明るいのです。くらーい感じの人で成績優秀者はあまり見かけません。成績がいいから明るいのかもしれませんが、私は明るい笑顔の人が頭がうまく回っている人の特徴ではないかと思います。これは仕事の現場でも同じ傾向があるのではないでしょうか。

「私なんてダメ」「どうせやってもダメ」などという自己否定から脱すること。そこに逃避しているだけなんですから。
本だけたくさん買ってくる、でも読まない、学ばない、使えない、みたいなことも逃避ですよね。本を買っただけで完成と置き換えてしまっているにすぎません。

さて、まだまだ観る観るオダギリジョーさん作品の一環でリリー・フランキーさんの「東京タワー、オカンとボクと時々、オトン」を見ました。
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これも話題の作品でしたが、見逃していたのですよね。
リリーさんは武蔵野美術大学。私も同じ時代に武蔵野美術大学に通っていましたから、ひょっとしたらリリーさんとキャンパスですれ違っていたかもしれません。

オダギリジョーさん演じるムサビの学生のリアルさに学友の人生を垣間見たような気持ちになりました。ムサビには彼が演じるような男性はたくさんいました。懐かしい気持ちになったところで、「あんた、何しに東京に来たん?」という問いかけが胸に刺さります。
このフレーズは映画を見た東京出身者以外の東京在住者にも問われ続けることだろうと思います。

オダギリジョーさんの素敵さはいうまでもありませんが、映画から離れて「これだけいい男だと生き辛いこともあるだろうなあ」と感じました。

出演者も素晴らしく、特に印象的だったのは樹木希林さんの娘さんの内田也哉子さん。懐かしい感じのする品のいいつややかな女性です。

ところで、この作品はいくつもの賞を獲得しますが樹木希林さんは主演女優賞の受賞に際して、賞の主催者の襟を質させるようなご自身のお考えをピシッといわれたそうです。
(詳しくは検索等で調べてみてください)

仕事をする人のプライドからだと思います。

言いにくいこと、でも、それに触れないではいられない「当たり前」なことをいう勇気。
なかなかできないことですが、見習いたいですね。

仕事も勉強も当たり前なことをできるように、がまずの目標点。

すぐにかっこいい状態になれるわけではありませんから何事も一歩ずつ。
すぐにかっこつけようとするのは見栄であり、弱さでもあります。それを捨て、自分には何もない、とまず認識し、それを受け入れることを畏れず、嘆かず、虚脱せず、コツコツと。

というわけで頑張りましょう!
by yoshi-aki2006 | 2014-04-07 08:02 | スタディ | Comments(4)
消費増税後でも生活必需品は買い控えるわけにはいかないので、出かけましたが、意外にも売り場は活気がありますよ。

店頭には思いがけず安い商品の提供があり、「しぶしぶ買いに来ちゃった」と内心思っていても、「来てよかった!」と気持ちが変わる!

安く見える売り方もばっちり研究されていて、それなりに気持ちをそそられます!
よくよく考えると実はそう安いわけではない品もあるけれど、 「ま、いっか」と
それに気がつかないふりして買ってしまうことになります。

雨の日は店長みずから店頭でナイロン製・傘袋の手渡しや傘の水気をタオルで拭いてくれたりの大サービスも。
「消費増税でへこんでたまるか」という、そうした涙ぐましい姿に「がんばっているなあ!」と感心し、「ま、そこまで気を使ってくれるなら・・・・」と鷹揚な気持ちで買い物してしまうわけですね。思う壺なのかなあemoticon-0136-giggle.gif

が、そんな現場に乗じて、行儀の悪いお客さんもみかけます。

傘で店のごみ入れを倒してしまったのに、しらーん顔して元の位置に直さないお客さん。
ものすごく派手な音がしたのに、まったく元通りに直すそぶりもないので、びっくりして、しげしげとその人を見てしまいました。

20歳代後半か30歳代手前の化粧気のない、でもしっかりちゃんと長靴とかハーフコートはそれなりに着こなしていて、そんなにひどい生活レベルではなさそうな感じの(ということはそういう品を手に入れられるだけの稼ぎがある→ということはその稼ぎを可能にする程度のインテリジェンスの裏打ちもそこそこは持ち合わせているんだろうと期待してしまうのに、フンてな勝ち誇った表情すらうかべて、知ら-ん顔して商品をレジ袋に詰めている・・・・。

つまり、そういうお客さんは「私はここで買ってあげているんだから、そういう始末って店の人がすればいいでしょ」ってな感覚なんでしょうかね?

お客様、お客様と商売人が相手にへりくだるから、お金を支払う側は人間としてのマナーに気がつくことができないまま、成長しないまま、エラソーになっていくんでしょうかね?

消費増税後のサービス合戦の現場でそういう光景を観て、複雑な心境になりました。
恐ろしいよなあ。
こういう感性の人が消費生活の現場で「客」であるって。
消費者だって売り場の利便性に助けられているはずなのに。
自分が倒した店の公共財を「これを元通りにするのは店の仕事」と決めつけてかかっている地味だけどふてぶてしい若い女性の姿にいったい何様だろう???と思いました。

さて、そうした傍若無人ぶりの極め付けをビートたけしさん主演作「血と骨」の主人公に見ました。
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(画像はアマゾン・サイトより転載)

物語は観てのお楽しみとしておきますが、この映画を見た今日と見なかった今日とは違うと思えるほど、衝撃的な映画でした。

ここまで傍若無人な人が出来上がるにはどんな物語があったろう?と映画に描かれない世界を想像せずにはいられませんでした。

映画は「人生も実はこの物語に似た構造ではないだろうか」という問いかけをこちらに投げかけて終わります。

若き日、象徴的な白い服装で青い鳥を追うように山のあなたの空遠く、はるばるやってきた少年はやがて己の欲望と暴力と金しか信じない恐ろしい怪物に変貌していきます。

人の涙と汗と血を吸った財を投入した先で迎えるその人生の終末は・・・・・。

オダギリジョーさん祭りの一環として見た作品でしたが、過剰サービスが傍若無人な消費者を醸成してしまうように、主人公演じる怪物の血と骨になる環境を作った社会の怖さを思わすにはいられませんでした。

さて、オダギリジョーさんはこの作品で数々の賞を獲得(賞の詳細はウィキペディア参照、引用転載)。
日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(2005年)
石原裕次郎新人賞(2004年)
東京スポーツ映画大賞 助演男優賞(2005年)
キネマ旬報ベストテン 助演男優賞(2005年)

演技力という点では10年後の今のほうが深みが増しているといえますが、存在の輝きという点ではそれはもう、ものすごく素敵で、光り輝いていました。

特に煙草を吸うシーンと物干し台から銃器を構えるシーンは秀逸で、役者としての爆発的な可能性を感じずにはいられませんでした。雀監督もオダギリジョーさんの魅力を十分よくわかっておられて、「ホラ」といい感じに見せてくれます。

もちろん、凄みのあるこの役どころはこの人以外にいないと感じさせるビートたけしさん、こんなにきれいで色気のある人だったかと再認識させられるにおい立つ美人の鈴木京香さん、哀しさを淡々と醸し出す田畑智子さん、そして、この映画で名前を覚えた中村優子さんもとても素敵でした。

まだまだ観る観るオダギリジョーさん出演作。
また映画評を書きたいと思います。
by yoshi-aki2006 | 2014-04-03 22:55 | アンテナ | Comments(4)