去る人・去らされる人

卒業シーズン。
新たに入ってくる人もいる。
新旧入れ替えの時期。

そんな春のある日。

A子さんが難しい顔をして歩いている。口元ではぶつぶつ何か言っている。
いつもニコニコしている人なのに、私にまったく気がつかずに歩いている。

「どうしたのよ?」と声をかけると「あ、見られてた?」とバツがわるそうだ。

まったく新しい部署に飛ばされたんだそうだ。で、連日、上司に責められる。
売り上げが上がらないじゃないか。
どうなっているんだ? と。

「どうしたらいいっすかねえ・・・」と悩ましげだ。

よせばいいのに、一肌脱ぐことに。

が、後でよくよく考えたら、それは会社の人員整理作戦なんだ、と気が付く。

成績が上げられないと自主退職する人も出てくる。

今、A子さんは「ひょっとして?」と首の後ろがスースーしているのかも。

ねちねちいじめられて頭にきて、「よーし! 辞めてやるわっ」

相手が待っているのはその一言。

それを言わないために、いじめ甲斐のないアホになりきることも時には必要。

去らされていくことに気がついたとき、アホになりきる辛さと啖呵を切って辞める辛さと。


私ならどうだろう? アホになったふりしてバシンと切り返すタイミングを待つかな?
いや、そんな高等戦術は無理。
思い切りわめき散らすのが関の山?

フリーは相手を選んで仕事できるだけ恵まれてる。
そのかわり失業手当も退職金もないけど。

でも、フリーでよかったと思う。

by yoshi-aki2006 | 2009-03-26 00:40 | ビジネス | Comments(0)  

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