オリバーストーン監督「ブッシュ」

用事の合間を縫って
「スバル座」でかかっているオリバーストーン監督の「ブッシュ」(本来の題名はW.)を観にいく。

パウエル氏、ライス国務長官などのソックリさんに囲まれてブッシュ氏も似た風貌の人が特殊メイクでさらに似て登場する。

本物のブッシュ氏が演説しているのではないかというくらい、話し方などは報道で見聞きしたかの人にそっくり。

戦争に関する映画をずっと手がけているオリバーストーン監督だからブッシュははずせなかったんだろう。でも、ブッシュ氏に何か憎めない感情を持っているのか。
あまり「酷」には描いていない。

アメリカから観たら、イラク戦争なんて「あの程度のこと」なのか。

あれだけたくさんの命が失われたのに。

そのことを描いた映画ならロバートレッドフォード監督の「羊に従うライオン」が重い。


「羊に従うライオン」とオリバーストーン監督の「ブッシュ」の両方を見るといい。
そして、もう一本の作品の登場を望む。
イラクの人から見たイラク戦争についての映画を。

by yoshi-aki2006 | 2009-05-18 03:28 | アンテナ | Comments(0)  

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