猫パンチ

このところ気に入って時々、行っている焼き鳥やさんに猫がやってきた。

野良猫、街猫。
飼い主に恵まれないゆえに自分で餌をとって日々の生活をしなければならない猫たち。

そういう猫を見ると、と゜うせ残すのだからと酒の肴に取った焼き鳥のひとかけらを投げないではいられない。
もちろん、辛いと猫の腎臓を傷めてしまうので、にゃんにゃんしてそっとあげた(つもりだった)

すると、猫仲間がさささーっとどこからともなく集まってきて、

「おっ! お前いいもん、食ってんじゃん! 寄こせ!」
「オレにもくれくれ!」

みたいに猫同士、会話している。

どの猫も最初は同じように見えていたのだが、よく見ると一匹一匹、顔や模様が違う。しぐさも個性的だ。

くれよーと肉球を見せて片手を挙げる黒猫もいた。

らんらんと光る目でくれーと見つめながら私の背後にお座りする猫。

何度かあげたが、店の人や他の客に悪いし、しばらくあげないで人としゃべっていると、あ、なんか、お尻がチクッとする!

振り返ると猫が丸椅子に座っている私の背後からお尻を猫パンチして餌をくれくれと催促していたのだった。

そのパンチの度合いが憎い!

チクっと爪でつついたような、でも、振り向かないではいられないような微妙な力加減。

野良猫で生きていくってすごいなあ!

上手に人の心をつかむ。目で、しぐさで、猫パンチで。
つくずく感心した。

あんなパンチ、なかなかできるもんじゃない。

by yoshi-aki2006 | 2009-10-07 01:08 | 生きる力 | Comments(0)  

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