悪質な賃借人に対抗する勉強会

最近、家賃を滞納する人が増加しているそうです。
まず、最初の兆候は家賃の遅延。月末に翌月分を支払う契約をして入居してもらっていたのに5日になり、10日になり、15日になり、しまいに本人も分からなくなって一ヶ月飛ばして知らん顔をするようになるなど。
貧すれば鈍すといいますが、家賃滞納をする側は最初の頃、「申し訳ない」と思っているのですが、次第に「ないものはない」「取れるものなら取ってみろ」と開き直り、たちの悪い人は滞納したまま居座るようになる。

大家稼業をする人の中には金利のつく金を引っ張ってきて物件を維持している人も多いから滞納されると様々、資金ぐりが違ってきて困りますよね。

いよいよ滞納が続くと、保証人に連絡することになるわけですが、保証人がスパッと全額滞納分を支払うケースもあれば、様々事情があって四の五の四の五の面倒なことになることも少なくありません。
最終的には出て行ってもらうことになるわけですが、敷金の清算の段になって、計算してみると累計1000日2000日も滞納しているケースも中にはあります。
そうなると立派な遅延損害金支払い対象になり、敷金からはみ出した分も請求することになるわけですが、金がないから家賃を支払えず、退出した人に請求しても回収できないことが多いですね。

どあつかましい店子もいます。情けにすがってみたり、様々な手段で逆に金をせびり取れないかと粘着するような人もいるそうです。
大家稼業はボランティアではないし、市町村窓口でも家族でもないのですが、常識はずれな人はその分別もつかないといいます。
また、不思議と、滞納したり、踏み倒したりする人に共通する傾向として権利の主張ばかりして義務を守らない。
自分に甘く、他人に依存できるという幻想があるようです。他人の迷惑に鈍感なんですね。

今日は弁護士、不動産業界やファイナンシャル・プランナーの皆さんで勉強会を開催しました。
小額の債権の場合は即日結審の訴訟という手もありますが、債権譲渡による回収という手もあるそうですね。

常識はずれの借り手が増加している中、対抗手段として法律に則って大家稼業を営んでいく人たちの集まりでとても勉強になった一日でした。

by yoshi-aki2006 | 2010-06-14 01:33 | ビジネス | Comments(0)  

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