パートナーを亡くした時の処方箋

やはり別の日の業界の集まりでI先生と久しぶりにお話した。

先生は最愛の奥様を亡くして茫然自失。
さびしくてたまらず、一人娘が大反対するのにお見合いサークルで見つけた40歳代の女性と再婚した。
そのころ、幸せいっぱいな先生と新しい奥様と私は道ですれ違った。

一目見て「あ、これは長続きしない」と感じた。
こんなジーさん(先生ごめん!)になんでこんな40歳台の女性がくっつくの? 彼女の顔に「金目当て」とはっきり書いてあった。

ものの三ヶ月もしない間に先生は逃げ出した。
振り込まれた仕事のお金は取られる、買ったばっかりのマンションも彼女に取られた。
いや、金金金の亡者の本性を出した女性に恐れをなして先生のほうが、身一つで新居を出たのだ。

「女性はこりごりだ」

と先生。そしてポツリと、「連れ合いを亡くすと男は5~6年はだめだね。その点、女は一年もすればけろりとしている」と。

奥様を亡くされて、その寂しさから新たな妻を迎えてしまった気持ちがちょっとわかった気がした。
それにしても先生、女性に狙われるよ。出した財布にはお札がぎっしり。そういうものを見せて歩けば悪い気持ちの人も近寄ってくる。

娘さんに成り代わって、「だめだよ、そういうものを不用意に見せては!」と諫言する。
救いは先生の娘さんと先生が仲直りできたことだ。

ところで女性は一年でけろりというが、そうかな。
女性だって最愛のパートナーを亡くすと結構、がたっとくるものだ。
知り合いの女性は家の中の何を見ても、在りし日の夫を思い出して泣けるといっていた。
どう立ち直るかは男でも女でも難しい。

私も今だに愛猫の死からは解き放たれてはいない。
あの世でもう一度、「来たよ、お待たせ!」と抱きしめる日が来ると信じることが唯一の慰めだ。

by yoshi-aki2006 | 2010-10-20 12:47 | 生きる力 | Comments(0)  

<< 山形出張の楽しみ 洗顔友達 >>