寒さと空腹と戦う外猫

「この場所で猫にえさをやる行為は固く禁じます」
と言う貼り紙が貼り出される前にえさやりを続けていた地域猫のサリーをうちの子に。
サリーの息子のニッキは私のセールストークを聞き届けてくださったらしい家庭に引き取られていきました。

良かったー。
こんな寒い日に外にいないで済んでよかったねー。

サリーと、どこかに引き取られたらしいニッキに向かって独り言・・・・。


すると!

なんとこの凍てつく冷蔵庫の夜に「ぎゃおおおおーーー」と道途中で鳴く猫がいるではないか。
公園脇の路上。むき出しのコンクリートに座って鳴いている。

あー、もうだめだ。
うー、何とかしたい。

ということですぐそばの店の人に叱られるかなーと思ったけどコンビ二で猫の餌缶を買って、来た道をもどって寒空の下、外猫のもとに。

こんなとき、私は自分が来世、この猫に生まれてきたら、と思う。
施しをしないではいられない。

餌をあげると責任が出てくるのだけど。
明日、応えて上げられないことに手を出していいのかと気が引けるのだけど。

でも、こうして一人が気にかけることで、二人、三人と気にかける人が出てきて、サリーやニッキみたいに貰われていく先がみつかればいいな、と思う。

それにしても、「ぎゃおおおーー」というあの声は
「寒いよー」「おなかすいたよー」「このままじゃ、あたし死んでしまうよ!」「だったら鳴くしかない!」
という一か八かの生きていくための捨て身の叫びだった。


そして私はその声に引き止められ、餌を与えた。
すごいよ。
そういう力のある鳴き声。
切迫した叫び。

お前も鳴け! と私は自分に命じる。

そんな渇きを叫びをあげて生きて行けよ。
そうしないと誰とも何とも会えないよ、と。
会いたいものに会わなければ。

そう思った凍てつく夜でした。
外猫の叫びに貰った胸の中の塊。
エネルギーの塊。

by yoshi-aki2006 | 2011-01-14 00:38 | 生きる力 | Comments(0)  

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