春のトレンド

今春はコーヒー色ってのがちょっとしたトレンドなのかもしれない。
また、コーヒー色の厚手木綿のコートを着ている女性を見た。なかなかに素敵であった。
この色を春カラーとして着るのは意外感があってとても新鮮な印象を受ける。

それとおととしあたりから続いているプリント柄のゴージャス・スカート。
屏風のような大胆な絵柄が引き続き人気だ。今年のデザイナーズもアート感覚のプリント柄を多用しているので華やかな絵柄がなお提供されるだろう。

しかし、時に「もう服はいいわな」と思うことがある。
体は一つしかないんだし。
服がたくさんあっても着こなせるかどうかはまったく別問題。
収納の限界もある。

年収2億数千万円、愛車がフェラーリなど数車という女医さん。毎シーズン、ブランド服をざくざくっと買いそろえ、その季で捨てる(!)。
なんとバチあたりなっっっ!!!
と最初は思ったが、そういう考え方もありかも。

傷み具合でいえば服は20年たっても着れるものは着れる。
しかし、着る側のこちらはドッグイヤーさながらに年をとっていく。
足も体もそれなりに維持できていても首と手と顔の年齢を若く保てている年配女性は少ない。
そして、たいていの服は顔とのバランスがモノをいう。
足からすーっと上に上に視線を上げていって、最後に顔を見たときに、服と顔がそぐわないとどうしようもないのだ。

シーズンごとに似合う服だけを数点新調し、その季であっさり処分する。
クローゼットの中のもう着ないのに捨てられない服の山を見て、女医さん方式を考える。
捨てればまた、新しい服と出会える。
過去の栄光と新しいことへのチャレンジと、さあ、どっちを取るといわれるのと似て、とっても難しいんだけど、ま、春だしね。違う考え方もしてみなくっちゃ、さ。

by yoshi-aki2006 | 2006-04-07 08:05 | アンテナ | Comments(0)  

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