常識が溶けていく~とほほな現場最前線~社員教育できてる?

ある人が郵便局に相続手続きのために出向いて、すべて完了したのだそうです。
すると、にっこり窓口の女の子が「来年の年賀はがき、いかがですか?」と勧めてきたそうです。

喪中ハガキを勧めるならまだしも。
家族がなくなり、手続きに来た人にいう言葉かなとびっくりしていました。
上司みたいな人も付き添っていたらしいのにがちょーーーーん、ですね005.gif

実にスカスカな現場。

ある人が「おまかせ××パック」を購入し、いわれたとおり手続して、相手からの次のリードを待っていたところ、電話がかかり、くどくどまた「そんなことは百も承知のこと」を説明するので、「一言、次の手続きに入ります、といえばいいんじゃないの?」というと、「は、そうですね? はあ、たしかにそうでした」と返事されたそうです。

会社からのマニュアルにそって行動する以前の、会社でマニュアルを学んだ時の会議の内容のまま、顧客最前線に出てくる若者に、「大丈夫かなー、あんなんでさー、自分でやったほうが早いよ」との感想。
窓口の若者を顧客が教育して誘導しないと、相手先製品を利用できない、もどかしさ

かくもスカスカな顧客最前線。

ゆとり教育の弊害とか勝手にいろいろ言われている若者もかわいそうだけど、
親世代、大人社会があまりにも常識がなさ過ぎたといえるのかもしれない。
マニュアルに頼り過ぎ、システム化、効率化のなれの果ての姿かもしれない。
大人社会が選択してたどり着いた現状。
その責任を私も感じるなあ。ちゃんと大人の一員として教えてきたかしら? 様々な事柄を。

それを棚に上げて、その子供に常識を期待しても無理というものかしら。

大人社会が子供世代に種まきし、耕してこなかった、自己チューな大人が今になって払うツケ。
それが常識のない若者の増殖。

彼らはけして悪気があってやっているわけではないだけにある意味気の毒。
こうした若者の子供たち世代はどんな日本でどう生きていくんだろう?

気が付いた人から言わないとけして若者はわかりようがない。
放置しておきますか、
それとも、遅まきながらうるさがられても注意しますか?

by yoshi-aki2006 | 2011-10-25 11:08 | アンテナ | Comments(0)  

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