衰退していく現場、新しいページを開ける現場

人口減少、日本の経済社会の曲がり角。
そのことをかなりの中高年が意識していると思います。

しかし、人は一度、蜜の味を知ってしまうと狂ってしまいます。

バブル期にそれまでの努力の全肯定をされたかのような、最高峰を登頂したかのような、恐ろしいマネーのマジックに酔った経験を持つ人は、あのピークをスタンダードだと錯覚して、いまだにそこに戻ろうとする。いつか戻れると思っている。そんなふうに感覚を狂わせられているアラフォー以上の中高年がまだまだたくさんいる気がします。

いつかあそこに戻れる、だから今は仮の姿でしのぐんだ、そんな風に大負けを自覚しない、一度も死ねない状態で延命措置的対応を続けるなし崩しの現場にしがみついていると会社の倒産か部門の閉鎖など行くところまで行ってしまい、自分もしょーもない抜け殻になってしまっています。

そういう現場は「超有名ではないけれど、まあ、有名」「これならなんとかかっこ付く」というような人やものをちょくちょく招いたり、取り上げたりして、お茶を濁してしまいがち。

お客さんも、なんだか変だけど、まあ、あれがあるから、あの人がいるからいいわ的にお客さんでいてくれる。
しかし、そんなお客さんはだんだん、寿命が来て、次第に新しいお客さんからは選ばれなくなっていく。

現場は次第に衰退していく。

そのことをわかっていながら、「楽しいだろ? な、楽しいよな」「うん、楽しい」「だよね!」と仲間内で気が付かないふりをしてしまう。

そんな現場は自分たちが過去いた世界の追確認をするための儀式みたいなものだから
価値を生み出しにくい。

お客さんを喜ばせたり、感動させたりする価値を生み出しにくい。衰退期には大負けを認め、一度、死ぬ。

そして、這い上がってくる。

虎が子供を穴に落とし、強い虎にするように自分のどん底を見つめ、這い上がってくる。
そうしなければ新しいページは開けない。

(あ、このネタは寅年の去年にすべきでした)。

来年の干支は辰。

龍虎図の対極です。

覆水、盆に返らず。なくしたもの、過ぎ去ったもの、終わったものにしがみついていても何も新たな価値は生み出せない。

龍の体は山谷を示唆しています。

日々、どん底から這い上がる気概で価値創造をしたいものです。

by yoshi-aki2006 | 2011-12-09 10:10 | ビジネス | Comments(0)  

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