美しく怒るレッスン
2011年 12月 12日
アマゾンを検索していたら、「美しく怒れ」とは岡本太郎さんの言葉だったんですね。私は、マナーとかビジネス関係の方の言葉だと思ってましたが岡本太郎さんだった。なるほど!
美しく怒れ。
いい言葉ですなあ!
が、なかなか難しいぞ(まだ、本も買ってないし読んでもないけど)。
怒る時はたいてい興奮してるじゃないですか。アドレナリンがばくばく出ていたりする。
すると勢い、ものすごい形相になり、言葉もべらんめい調か、河内弁か、超ていねいざーます言葉になってしまいます(注釈、私の場合)
それを美しくするにはどうすりゃいい?
お腹にアイスノンでも仕込むか? あるいはディベート・レッスンして怒り慣れするか。
それほど怒りというのは扱いづらいものですが、私は大好きですね。怒らない人のほうが信用ならない。怒りを手放せなんてとんでもない。どんどん怒り、怒られることが大切だと思います。
だめだしされて人は成長する。
怒られて何がいけないことなのかがわかる。
社会性が身に着く。
自分を振り返るとそうですね。
怒られたことのない人は物事の「よい」「悪い」が分からない。
だから、平気でマナー違反する。
今、電車の中で携帯したり、化粧したりする人はきっと誰からも叱られたことのない人なのではないかしら。
人は褒められてばかりだと骨抜きになる。
ほめ殺しというでしょう。
怒られると引きしまって電気が通り、悪い部分にピッと効く。
怒りはすごいパワーを持つと思います。
もっとも北風さんと太陽さんの物語を引き合いに出すまでもなく、人が言うことを聞いてくれる確率は太陽さんのほうが高いですね。しかも太陽政策は世間を狭くしないでいい。
だったら、太陽政策で行くか?
怒りながら太陽さん。
しかし、なかなかこれは怖いなあ。
怒りながら北風さんより、絶対怖いと思う。
金勘定の太陽さん。
これはたくさんいる。こういう人は商売人ですね。
それに対して北風が吹く。あんた、何だよ、にこにこしてこら、越後屋! みたいな。
イメージ湧きますねえ。
ところで私には美しく怒るのは北風さんな気がします。
美しく太陽さんなら幸せさん。ああ、なんだか分からなくなってきた。
ともかく、せっかくの岡本太郎さんのお言葉なので、美しく怒れるようにレッスンしてみます。
by yoshi-aki2006 | 2011-12-12 09:56 | 工夫 | Comments(0)