褒める力

ああ、世の中にはどうしてこんなにおいしいものが多いのだろう?

体重計に乗ってはその恐ろしい数値にぶっ飛び、ガマン、ガマンと思うのですが、おいしそうに見える照明や思わず食べたくなる色艶の良い食べ物たちの姿を市中垣間見ると、つい、店屋さんに入り、買い物をしてしまいます。
さて、今日は。

ある町のパン屋さんに立ち寄りました。

対応してくれたのは若い販売員さんでしたが、実に上手に「間」をとって気持ちよくパンを選ばしてくれました。
お会計の時に、思い切って、「ほんとに上手に接客していてエライわ」と褒めました。
すると、20歳代と思しきその彼女はにこにこっと笑い、うれしそうでした。

私たち世代が若い人にしてあげられることはイケナイことを注意することも一つの道ですが、いいことを褒めてあげる道もあると思います。

もちろん、両方を上手にできればいいのですが、その達人にスグなるのは難しい。

なので、まず、いいな! と思うことをどんどん褒めること。それを心掛けることにしました。

若い子はパン屋の販売員さんだけでなく、なかなか頑張っています。

地元のスーパーで、やはり20歳台の男性レジの人が割り込んできた高齢者にやんわりと、でもぴしゃりと、「順番にお願いしております」と注意しました。
ああ、注意してくれて助かったなーと並んでいた客の一人だった私はうれしく思いました。

ところが高齢者の人はどこが列だったかわからなかったみたいで、
「誰も並んでいないわよ、私が次の順番でいいのよ」
と主張しました。

その人に客の私が注意するのもちょっとな、とためらっていると、若い男性レジの人は、「失礼いたしました」と折れて、そのお客さんの面子をつぶさないようにしました。

若いのに実に慎重に繊細にその場を収めたので、偉いなと褒めてあげたかったのですが、なんだか言いそびれて家路につきました。

あとでその子は今日、大人世代の私たちをどう見たかなーとすごく気になりました。割り込んできた人を自分は注意したのに、現場はなあなあを優先するムードで馬鹿を見たと思うだろうか?
そうするとその人のこれからの大人観はきっと、「大人なんかだらしがない、いいことも悪いことも釈然としないいい加減な奴らだ」と思うかもしれないなと。

その子はちゃんと現場で使命を果たしたのだから、褒めてあげたいと思い、お店のレシートを探しました。なんていう名前の子だっけ?

そんな時に限ってレシートは出てこなかったのですが、ほかの日に行ったレシートから連絡先を知り、きちんとその若者は偉かったと伝えることにしました。

注意する道、褒める道。

どちらも勇気がいりますが、大人の務めですよね。

ついでに自分のこともチョイ褒めしておけば、一日、気分は上々です。
誰も言ってくれませんからね。
アンタはエライ!
はいよ、そーです!
さて、皆さんは最近、だれかを褒めましたか?
読んでくださったついでにちょいとそんなことを思い出していただければうれしいです♪

by yoshi-aki2006 | 2012-02-08 13:34 | 生きる力 | Comments(0)  

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