コンプリート願望から逃れる!

趣味のフラワーアレンジメント。
いや、なに、単なる自己流いけばなですが、最高によい状態で活け終わったのに、

「もっとこうすればいいだろうか?」
「いや、ここをこうすればいいだろうか?」
といじくり倒してせっかく奮発して買った高価な花をツンツンに短くしてしまう、なんてことがあります。

アクアリウムもそうです。
いや、なに、これも単なる金魚のすみかをアレンジするだけの話なのですが、
水草をどこに置くかに始まって、石は右向きがいいか、どうかなど、あれこれやっているうちにあっという間に数時間・・・。その時間、本でも読めばよかったのにねえ、ということがあります。

で、ふと、我に返って、

要するに、人は(私は)、バカなことを夢中でやらかしてしまうものなんだ、と悟り、
そこですごく反省したり、自分をせめたり、腹が立ったりした昔と違って、

今は、「バカなことをしてしまうのが人間だ」
とクスッと笑ってしまう。

バカなことをしてしまうきっかけは自分の完璧症候群に罠があるからで、どうせ完璧にはできない、いや、そもそも完璧なるもののイリュージョンが刷り込まれているだけだと気ついたからです。

そのことに気が付く努力をしないと、今せっかく手にしている素晴らしい成果(生け花にしろ、金魚のお城完成にしろ)に納得せず、もっと、もっとよくしたいと思う。

そうやって人類は失敗しながら成長、進歩してきたのですけれど、時に限度を超えてドツボにはまる。

あ~あ、あんなことしなければよかったと後で思う。

そう思わないためには、適度な中途半端なところで引き返す(我に返る)ことが大切(刷り込みに打ち勝つ!)。

投資で失敗する人はたいてい完璧症候群な人です。
勝ち終わらないと気が済まない。
負けて終わりたくない。

それが罠で、
トータルで少し損でも、楽しめたのなら、まだ正気のうちに、帰れる体力が残っているうちに家路につくべき。

なんて悟ったようなことを言っていると、完璧症候群の王道を驀進中の姪などに、「おばちゃん、ちゃんとこういうふうにして!」とか叱られるのですが。

まあ、こんな許容できる気持ちをいとおしんでくれる仲間と一献、おいしいお酒でも飲みますかな~。

by yoshi-aki2006 | 2012-02-17 23:48 | 生きる力 | Comments(0)  

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