専門家考

大脳辺縁系。人間を始めとして動物が持つ脳みそ。
大脳新皮質。人間しか持たない情報処理などをつかさどる脳みそ。

脳学者によると大脳辺縁系では
怒りを感じると攻撃を生み、恐怖を感じると逃走につながるそうだ。
生存のために必要な条件反射としてそのようにインプットされてあるのだろう。
あるいはそのように反応することが生存に最も寄与した結果、定着したのだろう。

ブミエモンが言っていた。
「株式市場がよくなるといろんな人が急に株について専門家みたいに語りはじめ、よく知りもしないのに株の本を書くよね」
私は彼女が登場したときあまりのルックスのよさに驚き(実際非常に可愛いし、スタイルも抜群だ)、「単にかわいいだけかなー?」と思っていたが、こういう視点でちゃんと人や業界を見ているところに、「若いのになかなかの人だ」と今では評価している。
ブミエモンはマーケットが悪いときも業界でもまれて生きぬいてきた。
そして、今、マネータレントとしても株式トレーダーとしても大きな花を咲かせている。
若林史江さんのことだ。

証券会社に勤務している人や営業職の人が勉強してFPの資格を取る。
視野が広がり、仕事に役立つ。お客さんをミスリードすることの抑止力にもなる。

しかし、組織の中でもまれることなく、結果を問われない世界で安穏としているFPもいる。
嘘がばれない世界でいくらキャリアを積んだところで本当の実力とはいえない。
株式市場が悪い時は保険を語り、自分がマイホームを買い換えた程度の知識で住宅ローンをネタにし、株がよくなりゃ個人投資家以下の知識にもかかわらず、大胆にも人に株を指南したりする。
自分のキャッシュフローを増やすために、その時々の流行りモノに目をつけ、「私は今までコレて゜やってきました」という一本筋の通ったスキルを持たない付け焼刃の専門家は、講演会で平気で間違った解説をする。
株について間違った解説をすると聞いた人の損失につながる。そういうことが分っていない。
こういう人は市場でもまれ、銘柄や見通しが当たるか当たらないかで命を削って勝負している人たちから激しい怒りを買い、場合によっては攻撃される。

株がよくなってきたら、急に株について語りだすセンセイに用心しよう。
自分の言葉に責任をとらない専門家風な人。最近、多くないか?

by yoshi-aki2006 | 2006-04-14 02:53 | 人間考察 | Comments(0)  

<< お礼とご報告 株式市場の見通しと為替 >>