「大統領の陰謀」から幾星霜~アメリカ国債を買い続ける日本の今後

英語の勉強もかねて「大統領の陰謀」というDVDを観ました。
ロバート・レッドフォード、ダスティン・ホフマンという
今でいえば向井理と木村拓哉主演みたいな2大スターそろい踏み作品であるだけでも魅力なのに、
1970年代の大統領選挙に絡んだ大陰謀がテーマで、日本のリクルート事件にも似て当時の政権基盤を揺るがした大事件を扱っている点でも、とても見応えがあります。
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歴史の勉強教材として、
私たちの在り方が今とは完全にコンテクスト転換していることを知る手がかりとして、
全編を通じて、しみじみ考えさせられます。

彼らのコツコツと働く姿にも打たれますし、
政治とは何か?ということを今一度考えされられ、
一国を運営するリーダーには何が必要なのかという点を子供たちの未来を踏まえて、私たちの世代がキチンとわからなければならないと思いました。

今一度、一人の国民として、仕事をする人間として、過ぎし来し方と未来に向けての道筋を整理したいものです。
そういえば、今年の秋にはアメリカ大統領選挙がありますね。

オバマ大統領ではなかなかアメリカ経済や財政を立て直すことが難しいかもしれません。
資金源がオバマ大統領以上と報道されているロムニー候補(ニクソン大統領と同じ共和党です)の今後も含めて、
日本に大きな影響を与えるアメリカの現状と今後に注目し続けたいと思います。

アメリカが強さを取り戻し、
多少とも円が戻る場面がなければ
安住財務大臣の指揮下で何度も何度も為替協調介入によってドル買い、円売りをして、
国庫にたまった米ドルで米国債を購入し、
そのお金はもともとといえば我々の税金で国富ですけれども、その大切なお金を東日本の復興資金に回すわけでもなく米国に資金提供しているにもかかわらず、
アメリカが経済を立て直せず、
ドル安に振れ、
結果的に日本が購入した米国債が為替差損で大きく損失を被り、

国民には消費税負担を強いるならば、国家経営手腕としてとしてどうなのか。

いくら怒ることを忘れた日本国民といえど、アメリカにまるでお金を提供し続けるお人よしな状態が続けば、いずればかばかしくなって、消費税を払う代わりに自給自足生活に入る人が続出しかねません。

少なくとも消費を手控えようとする人は増えると思います。
年金が厳しくなるというプロパガンダ。そろそろ、賞味期限が来そうなネタではありますまいか?

by yoshi-aki2006 | 2012-06-11 10:14 | アンテナ | Comments(0)  

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