アジア最後のフロンティア~ミャンマー大研究 1

ゴールドマンサックスによると中国の経済成長率は今後、7%台で推移する見通しだとか。
中国の7%成長というのは不況なんですよね。
実質的な成長率はインフレ率を引かなくてはならないので、7.4%以上の成長率がないと景気悪い印象になってしまいます。

今後、景気が回復する見通しがあるのかというと、反日デモでその映像が世界にニュース配信されてしまい、新規投資を見送る動きがでてきそう。
一方で、ありあまるお金でユーロ圏の城やワイナリーを買いあさる中国人もいるそうです。こうした動きに反感を持つ現地の人もいて、お得意先、ユーロ圏から「お金の使い方がバブル成金的」と見られているようなのです。

しかも、尖閣諸島の領有権を主張し続け、日本と対立が続けば、軍事費もかかりそう。少子高齢化も控えているとなれば、将来、崩壊したソビエトみたいになる可能性もある。

中国バブルがはじけた後は、日本の失われた20年のような状況に陥る可能性も考えられます。最近、どうも四面楚歌。
というわけで、どうせ投資するなら、人件費が安い周辺国へ、という各国の動きが急です。
その一つにミャンマーがあります。
ミャンマーといえば一か月の平均サラリー6000円。人口は6200万人。なんだか、むかーしの日本であり、ちょっとむかーしの中国のよう。
そのミャンマーには来年から直行便がでるし、日本からの円借款再開のニュースもあります。すでに日本企業の動きも急。進出企業名を示す記事

さて、株ですが、現在、ミャンマー人からミャンマーの企業の株を買うことはできないのですが、外国人が持つミャンマー株は買うことができるとのことで、日本の証券会社も進出しているそうです。

研究したいミャンマー株事情。
ちなみにミャンマーはアジア最後のフロンティアと言われているんですってね。
ブームになってからでは遅いので、今から時々、レポートしていきますね。
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画像は外務省より

by yoshi-aki2006 | 2012-10-13 02:31 | アンテナ | Comments(0)  

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