専門家8割の法則~株高予測大合唱に真夏の昼の蝉説

今、あの年と似ている気がします。
あの年・・・・。そう、あの年。

あの年1989年も巳年でした。
今年も巳年。

あの年の後半には株式の専門家がこぞって日経平均株価4万円、あるいはもっと説を唱えていました。
しかし、その後、どんな展開になったかは歴史が証明しています。

私は当時、いろんなプロに取材に行きました。
弱気を言うと「木村君、そんなことでどうする!」とたしなめらる、そんな空気がありました。

専門家がそういうのだから。
先輩達の経験からそういう見解が出てくるのだから。


弱気より強気が多いのだから・・・・。

でも、勇気を出して自分の考えを推し進めるべきでした。


以来、「専門家の八割がそう言い始めたらその逆のケースを考えてリスクをとらえよう」と思うようになりました。自分で八割の法則となずけて用心しています。

さて、この話の前に、1986年の八割の法則にも触れておきましょう。
1986年は逆に相場経験者の多くが「日経平均株価が1万円を超えたら暴落する」と言って心配していました。
若かりし私は、「そうかな、そんな感じには思えないけど」と思いました。

その後の展開は歴史が証明しています。
これも八割の法則です。

さて、今年はどちらに行くでしょうか?
どちらの八割の法則でしょうか?

そのヒントとなるお話しをさせていただきました。
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続きは23日の東証会館でお話しさせていただきます。詳細はスケジュール一覧からご選択くださいね。

入場無料で、できたら事前にお申込みいただくほうがお席の確保ができると思います。
このほか、福岡と大阪でもお話しさせていただきますね。

お待ちしています!
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by yoshi-aki2006 | 2013-02-16 19:10 | マネー | Comments(0)  

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