「もっと高値がある」と株を売れない人にこの質問
2013年 03月 04日
「売って利確しようか?」
でも、
「もしも、自分が売った後、もっと高値になったら損だよなー」
かくして「もうちょっと持っておこうか」と考え、保有すると?
たいていは値下がりしているものです。
「ああ、あの時、売っておけばよかった」
と後悔するのですが、後の祭り。
でも、売った後に株価を見ると自分が利確した値幅以上に値上がりしていることもあります。すると、
「ああ、やっぱり早く売り過ぎた」
と悔しいような、残念なような複雑な思いに「やっぱり売るとこういう目に合う。持っておくべきなんだ」と思ったりします。
が、それが習慣化してしまうと本当に売らないといけないときに売れなくなってしまう。難しいもんですね。
さあ、そんな悩ましい個人投資家にいい方法をご提案したいと思います。
売ろうかどうしようか悩ましいときは
「今、この高値でこの株を自分は買おうと思うか?」
そう考えてみて、「いやー、こんな高値は自分には買えない」
と感じたら売る。
「この高値でも買いたい」と思うなら保有を続ける・・・・。
「いやー、こんな高値で自分は買いたくない」と思った値段で自分が売った後、その株価がさらに上がっていたら、それはその高値を買った人の恐怖の駄賃と思えば納得も行くのでは?
株価が下がっているときはそれなりに辛いものですが、
上がったら上がったで、また悩ましい。
しかし、だからこそ飽きない=商いのかもしれませんね。
さて、連日のように講演機会をいただいてありがたいと思っています。この日は桑名、大垣に伺いました。
(桑名会場 三縁証券さん)
(東京会場)
私の仕事は「株を買え買え」と煽るのではなく、皆さんがご自身で納得のいく資産運用を行うための判断材料や考え方をお示しし、必要に応じて参考にしていただくことです。
個人投資家が使いやすいツールや考え方、参考にできるデータなどを研究して、次は大阪に伺います。
アウトプットばかりでは枯渇してしまうので、設備投資といいますか、研究開発の意味から、また今春から早稲田大学大学院ファイナンス研究科博士課程前期に通うことになりました。
仕事の合間を縫って現在、3つの講座の補講に通っていますが、すでに元を取ったような非常に参考になる講義をたくさんしていただいています。
投資家の皆さんにご参考にしていただけるよう、よく消化して、講演に反映させていきたいと思っています!
講演会場にお花を届けてくださった方がいて、ありがたいことです!ご夫婦で遠方からご来場くださったり、本当にうれしいですね♪
ちなみに株よりマグロが好きな愛猫サリーちゃんです。この子は我が家に来て3年目。体は外猫時代の3倍以上に育ちました。資産運用、猫育並みに行きたいものですねー♪
by yoshi-aki2006 | 2013-03-04 12:53 | マネー | Comments(4)