一生学ぶことだらけ
2013年 04月 03日
雨の降る中、朝10時からの式典に行ってきました!
私が学ぶファイナンス研究科は18時半からなのですが、一生に何度とないことなので早稲田大学の戸山記念会館に足を踏み入れたのでした。
多摩大学大学院は規模的にはこじんまりとしていましたが、早稲田は大学院生だけでもたくさんで、びっくり。さすがマンモス大学です。
アカデミックガウンを召された角帽姿の鎌田総長が祝辞を述べてくださり、そのあと、「あっ」とびっくり! 多摩大学大学院でも気さくなお話しぶりで温かいお人柄全開でご講義くださった野中郁次郎先生がこの日、名誉博士学位贈呈を受けられたのです!
贈呈に対する礼辞を述べられた野中先生はいつもの温かいサラサラとしたわかりやすいお話しをされ、世界的に有名な先生なのに、いきまず飄々とされているところがすごいなあと思いました。
勿体つけた重厚な話ではなく、大切なことをサラサラとお話しされるから、余計に感動するわけです。
それにしても武蔵野美術大学の入学式の時も桶をひっくり返したような大雨でした。
今日もまた雨だぁ。
ことごとく雨に好かれているようで、入学式のたび水も滴る状態になってしまいます。
冷えた~と大学近所の汁物やさんに入って温かいものを頼んだら、たくさん席が空いているのに「ここに座ってもいい?」と初老の女性が。
続いて、初老のご夫婦。
ご子息の入学式に出席された親御さんかなと思っていたら、なんと皆様は博士課程後期にチャレンジされている方たちなのでした。
おお~♪
心強いような、なんというか・・・・。
ひょっとして一生勉強ってことかも。
夕方のガイダンスでは「大学院の中には単位をもらえたらたいていAという学校もあるようですが、ココは違います。しっかり勉強しないと単位認定をもらえませんから心して勉強するように」とのアナウンスが。
おお~♪
大丈夫かしら?
それにしても一生勉強だなあ。
けして勉強が好きではないはずなのに、
世の中のかわりようの速さに学ばないと気が済まない、というか、人前でお話しさせていただく機会が多い仕事なのでやはり、学び続けねば枯渇してしまいます。
昼間も博士号後期挑戦のみなさまにそんなお話しをしましたら大いにうなずいていらっしゃいました。
机に向かうと目がしょぼしょぼするのですが、それにも共感してくださいました。
60歳台で博士課程後期にチャレンジする先輩の姿に励まされながら、
学びは続くよ、どこまでも。
主体的に学ぼうととしなければ、学べない。
野中先生のお言葉も頭の中でぐるぐる。
知恵熱だけは出るのですが
肝心の知恵が身につくのはいつのことやら。
姪たちに「うちの叔母さんはいつまでも大学や大学院に通って四苦八苦していたなあ?」という思い出の遺産は残してあげられそうです。
彼女たちがいつか、ふと、「なぜ叔母さんはあの年でも学校に通っていたんだろうか?」と思い、仕事や人生を考えるきっかけにしてもらえたらとっても嬉しいなあ・・・(^^)
by yoshi-aki2006 | 2013-04-03 00:35 | スタディ | Comments(2)
こんばんは! そうなんですよねー。年上の人らがみんな勉強好きだから、励みになりますわ。80才で英語を勉強し始めて90才で話せるようになった人もいるんですって。私も倒れるまでやってみます。まあね、若者のようにはいきませんが(^^)楽しく、勉強ができない状態も面白がってやってみたいと思っています♪